国家に隷従せず筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
ジャーナリストを目指すならこれは読んでおいた方がいいでしょう。
不偏不党、中立客観がマスメディアの立場だと考えている人
、そもそもものごとを完全中立な客観的にみることなどは不可能です。
誰かが切り取った現実はひとつの主観であり、その主観は構造的な世界の中にある。
逃れられない構造の中でどのように世界を見ていくのか。
マスメディアは誰のための何のための存在なのか。
人間とは何なのか。
ジャーナリズム論から9/11以降の話題まで多くの取材、対談などをもとに広く押さえてあります。話題の中から自分の課題を見つけるのもよいでしょう。
あとがきには森達也氏。ジャーナリスト斉藤貴男と映画人である森達也の何が違うのか、彼が自分で言うその違いこそがこの本の本質であろう。
JOHNY
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