38歳からの出産、育児

38歳、高齢出産しました。

産前の体調

2010-11-28 03:49:06 | 妊娠
 妊娠6週目ごろから悪阻を自覚しました。最初の妊娠の時より重かったです。朝起きて吐き、朝ごはんを食べて吐き、歯磨きをして吐き、職場について仕事前に吐き、昼前空腹になってくると吐き、昼ごはんを食べて歯磨きをして吐き、仕事が終わって吐き、電車の中で吐き、駅から家へ帰る途中で吐き、夕食を食べて歯磨きをして吐き...という感じで、こんなに吐いたのは今までではじめてでした。食道が裂けてしまわないか心配になるほど吐きました。生唾が沢山出るのですが、飲み込むと気持ち悪くまた吐いてしまうので、家では唾を吐き出していました。職場ではパーティションで区切られたブースで仕事をしていたので、エチケット袋に唾を吐き吐き仕事をしていました。何か食べたくなって食べる→吐く→その食べ物はもう食べたくなくなる、の繰り返しで食べられるものがどんどんなくなっていきました。船酔いしてもう船を降りたいのだけれど降りられないような気持ちの悪さが一日中続きました。残業のある日は家に帰るのも面倒で、職場のそばの安いビジネスホテルに泊まりました。休日は家でごろごろしていました。17週頃には大分楽になってきて、色々食べられるようになりました。しかし、何ともすっきりしない気持ち悪さや、歯磨きの際の嘔吐は結局子供が生まれるまでずっと続きました。分娩を境に今までの気持ち悪さがスッキリと消えたのをよく覚えています。
 悪阻の時重宝したのがエチケット袋です。通勤途中で嘔気を催した時や、仕事中に唾を吐くのに役立ちました。マタニティマークも役立ちました(駅や電車内で吐くときに、申し訳なさがちょっとだけ軽減します)。往復座れるような空いている路線で通っていたので何とかなりましたが、満員電車に立って通勤するのでは辛かったと思います。