38歳からの出産、育児

38歳、高齢出産しました。

子供をかわいいと思うにも余裕が必要

2010-11-27 23:50:44 | 育児
この頃本当に息子がかわいくてたまらなくなってきました。新生児の頃の写真を見返してみるとその頃も非常にかわいらしくてびっくりします。しかし、当時は産後の疲れと新生児の世話の疲れと家事とで憔悴しきっており、かわいらしさを十分味わう余裕がありませんでした。当時はわが子が可愛くて仕方ないから世話をするというよりは、こちらの都合で生んでおきながら、右も左もわからずに生まれて当惑しているだろう息子の世話をしないのはあまりにも酷すぎる、という義務感で世話をしていました。今思うと惜しいことをしましたが、まあ仕方ないですね。かわいらしさを味わう余裕が出てきたのは、息子が夜まとまって眠るようになり、私も体が楽になってきた3ヵ月末くらいからです。

最初の妊娠から次の妊娠まで

2010-11-27 23:50:18 | 最初の妊娠
 流産手術の3カ月後から月経は来たのですが、妊娠したのはそれから2年後でした。流産の後は月経が来るたびに「また駄目だったか...」とがっくりする日々でした。1年経っても妊娠しないので夫に不妊治療を受けるかどうか尋ねました。「子供は欲しいし私が望むなら不妊治療を受けるが、子供ができないという巡り合わせならばそれを受け容れて二人の生活を楽しもうと思う。だからどちらでも良い」という答えでした。経済的余裕がないので不妊治療は受けないことにしました。今の仕事を続けながら不妊治療を受けるのは厳しく、かといって仕事を止めて子供ができたとしても、夫の収入だけで子供を育て、双方の両親の老後の世話をし、自分たちが何とか定年後も生活していくだけのお金を確保するのは困難だったからです。
 子供を持たなければ得られない幸せがあるように、子供がいないからこそ得られる幸せもあるので、子供になかなか恵まれないことを嘆きすぎる必要はなかったと今は思います。