地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

しめなわ作り

2013-12-24 23:01:24 | 日常のヒトコマ
毎年恒例、小学校のPTAが主催する「しめなわ作り」教室が開かれました。
しめなわ作りを通して、日本の伝統文化に触れるという目的もあります。

子どもたちを連れて、今年も参加してきました。

まずは先生の話をよく聞きます。ふむふむ。


一斉にとりかかるの図。
今年は15~16人位の子どもたちが参加してくれました。


まずは3本、束にしましょう。そこはしっかり縛るとぞ~!


そうそう、友達同士で協力して、きつく縛っておきましょう。


編んでいきます。あれ?どっち向きだったっけ??


形になりました。あとは飾りつけをします。
「去年よりも、うまくいったねえ。」


最後はみんなで記念撮影。


我が家の玄関は、この時作ったしめ縄を飾らせてもらいます。
参加したみなさん、お疲れさまでした。

水神さま

2013-12-24 22:30:25 | 日常のヒトコマ
ああ、気がついたらもう年の瀬!
時が経つのはなんと早いものでしょう。
当ブログも、11月は更新をせずにすぎてしまいました…。

12月8日、当山で使っている水が湧きでている場所を掃除しました。

写真の奥に水がわき出ているところがあります。
手前の四角い石が、舟のようにくりぬかれておりまして、
この中に水が貯まるようになっていますが、水と一緒に土砂がたまってしまうので、これを取り除くのです。

脇には水神様が祀ってあります。「明治38年」の文字が見えます。


当時の住職をはじめ、総代さんの名前も刻まれています。
「石舟発起人」「水神建立」などと書かれています。

明治38年といったら、日露戦争の頃。
「坂の上の雲」の世の中ですねえ。
夏目漱石「吾輩は猫である」が世に出た年です。

その頃からずーっと、お寺を支えて下さっている水神さまなのです。

その頃の人々は、21世紀の現代をどのくらい想像してたのかなあ…。
心して掃除しないといけませんね。


舗装工事

2013-12-07 22:51:49 | 永代供養
永代供養墓「安穏の塔」へ登る道が、舗装されました。


これで、車はもちろん、歩いてお参りする際も足元が楽になります。


強い雨が降った時など、斜面が削られたり、下の道路へ砂利が流れだしたりということも、
これで少なくなってくれるといいですねぇ♪


寒い朝

2013-12-07 22:36:14 | 周囲の自然
「今年は、秋が来なかったねえ。」

お参りなさった方がおっしゃってました。
確かに、この間まで暑いなあと思っていたのに、
いつのまにか、朝夕が涼しいを通り越して「寒い」になってますね。

しかし、暦はもう12月に入ってしまってますし、寒いのは当然なんですよね。
いままでの秋が長過ぎたんではないでしょうか…?

そう思ったら朝、庭の草に霜がついてました。



クローズアップして撮影してみると、綺麗ですね。朝日が当たるとキラキラと輝いています。


しかし朝日を浴びると、すぐに溶けて消えてしまいます。
その儚さを、生き物の命に例えることもあります。
「露命(ろめい)」朝日を浴びるとことごとく消えてゆく朝露のごとき命の意味です。


蓮の葉の上で、水玉がコロコロと転がっている姿を見かけますが、
ちょっと風が吹いて蓮がそよぐと、露はこぼれてしまいます。
これを命に例えてみると、その儚さがさみしく、悲しいことかもしれませんが、
そのはかない命だからこそ、大切にしたいと思うのかもしれません…。


境内の除草

2013-12-07 22:19:21 | 日常のヒトコマ
いささか古い話で恐縮です。
先月24日(日)に、今年最後の境内の草刈りが行われました。

今回は黒原(くろばる)地区の皆さんに集まって頂きました。
ありがとうございます。



さすがに、夏場ほど伸びてはおりませんが、なにせ広いので、
皆さんの力を合わせて、一気に刈っていきます。



さすがに大人数ですると早い、早い。
お昼前には終わることが出来ました。

ささやかながら、作業後のお茶に、ぜんざいをご用意させていただきました。
お忙しい中、ご参加いただいて、ありがとうございました。


なお、今年からこの草刈り作業に保険を掛けるように致しました。
大勢の人が同時に草刈り機を使うわけですから、ひとつ間違うと大怪我のもとです。
また、写真を見て頂いておわかりの通り、当山の草刈りは斜面ばかりで足場が悪く、
慣れた方であっても作業がしにくい場所であることは否めません。

しかし、みなさんベテラン揃いですから、
参加者の中で怪我をする可能性が一番高いのは、じつは私・副住職だったりします(笑)。

けれども、
やはりイザという時に安心するのと、なにも用意がないのでは、違いますよね。


もちろん、怪我もなく無事に終わるのが一番です。
今回も、トラブルなく作業を終えることができました。
ありがたや、ありがたや♪