地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

日食

2009-07-22 10:12:29 | 周囲の自然
今日7月22日は、日食がありますね。
ここ延岡でも、その話題でもちきりです。
しかし残念ながら朝から雨、今(10時)は雨こそ上がりましたが、
空は厚く雲に覆われたままです…。
それでも、ここ宮崎でも太陽の9割以上が隠れるはずだから、
夕方近い暗さになるはずと、子供たちと待っています。
普段と違う明るさに、周囲の鳥や虫たちがどうなるかも興味があります。

大昔の人々は、突然欠け始めた太陽を見て、さぞかし驚かれたでしょうね。
それも今は秒単位で予測できますから、こんなに楽しみでいられるのでしょう。
このような自然の力に比べたら、人間の力ではどうにもならないものがあるのだ、
という事実を、しっかり見届けたいと思います。

…しかし
もう欠け始めたはずなのですが、外の様子はあまり変わりません(笑)。
こころもち暗くなってきたような…。

お盆とは?

2009-07-22 09:50:07 | お寺の行事
お盆は、サンスクリット語の「ウランバナ」が語源とされています。
ではその「ウランバナ」とは…?
実は、「逆さづりの苦痛」を意味する言葉なのです。
これはどういうことでしょう??

お釈迦様の弟子のひとり「目連」は、遠く離れたものでも見通せる力「神通力」に優れた方でした。
あるとき目連が、亡くなった母がどうしているかを神通力で見たところ、
なんと、餓鬼道に落ちて飢えと渇きに苦しんでいるではありませんか。
目連は、お釈迦様に相談すると、
「7月15日に、修行している僧らに食べ物を布施して供養しなさい」
と、お釈迦様は言いました。
目連は言われた通りにし、そして亡き母は救われたのでした。

こうして、夏のこの時期に、食べ物をお供えしてご先祖を供養するようになったのが始まりだそうです。

ふだんは先祖の存在を感じる機会が少ない毎日でも、
お彼岸やお盆の時期は、どうしても自分の祖先を考えることが多いと思います。
じぶんはなぜ今、ここに存在するのか?
自分はどこから来て、どこへ行くのか?

ほんの少しの時間でもかまいません。
ご自宅に仏壇があるお宅ならば、線香を1本、まっすぐに立てて、
その前に坐って、静かに手を合わせてみましょう。
懐かしい人の存在を、感じさせていただけるかもしれませんよ。



夏休み坐禅会のご案内

2009-07-22 09:15:00 | お寺の行事
毎年恒例の夏休み坐禅会を実施します。
坐禅はあまり難しいものではありません。どなたでも気軽に参加できます。
夏休みに入って時間ができるこの機会に、親子やお友達同士で、
ぜひ参加してみませんか?

8/5(水)~8/7(金) 3日間
朝6時に地福寺に集合し、
坐禅・朝課・ラジオ体操・朝食(おかゆ)をすませて、
8時ごろに解散します。

諸準備等ございますので、参加ご希望の方は、事前にお寺へご連絡ください。
坐禅は足を組みますので、坐りやすい服装でお越しください。

電話0982-38-0577(地福寺まで)

枝垂れ桜

2009-07-17 16:50:01 | 周囲の自然
お寺の周辺には、様々な植物があります。
なかでも、本堂横の枝垂れ桜は立派です。
ある方が大根に桜の枝を挿して、はるばる京都から運んでこられたものでしたが、
縁あってここに1本立っています。
これは、昨年の春、満開の桜を付けた時の写真です。
地元の新聞にも紹介され、たくさんの人が遠くから見に来ていただきました。



桜のアップです。
昨年これほど花をつけてくれたからか、今年の春はあまり花をつけずお休みしたようでした。人も植物も同じですね。
来年はまた、立派な桜を見せてくれるでしょうか。


永代納骨供養墓 続き

2009-07-17 16:06:33 | 永代供養
人はみな、土に還り供養される権利を有します。
しかし、少子高齢化が進み、供養してくれる人がいない、
墓を護ってくれる人がいない、子供がいても遠隔地である等の相談が
当山でも多くなりました。
無縁仏を出さないため、また安心して死後を託すことができるように
2008年11月、永代納骨供養墓「安穏の塔」を建立しました。

安穏の塔は、現在、菩提寺がない方であれば、
宗教・宗派を問わず、どなたでもご利用になれます。
ご希望の方にはご説明・ご案内をいたしますので、
まずはお電話(0982-38-0577)をいただくか、
直接当山へお越しください。

地福寺メールアドレス
jifukuji@ma.wainet.ne.jp