竹取りの翁

子供たちが通う小学校では、この時期に「竹馬大会」なるものがあります。
昔から行われている恒例行事で、
竹馬に乗って競争したり、曲にあわせて踊ったり、
地元のケーブルテレビに紹介されたりと、けっこうにぎやかに行われます。

そういえば冬休み前に「ご家庭で竹馬を準備してくださいね～」という内容のお知らせを頂いていました。
上の娘は4年生ですから、さすがにもう上手に乗れますが、
下の息子は1年生ですから初めてです。練習するためにもちゃんと竹馬を作らなきゃ。

むう、ここはお父さんの出番ですな。
…とはいっても、竹馬なんてほとんど作ったことないなあ…。
とりあえず、見よう見まねで作ってみよう。


まずは、手っ取り早く作成した１号機に試乗する私。


これでもいいじゃない、と思いきや。
竹竿の先端を、乗った時の子供の顔よりも高く(つまり長く)しておかないと、転んだ時に危ないとか…。
なんと、この１号機では短すぎることが判明。作り直しです。
むう、レース前にレギュレーション違反が見つかって車検に通らなかったバイクみたいなものやね…。

材料の竹を切りに裏の山に入りました。
久しぶりに入りましたが、なんとも気持ちがいい場所です。


今日は天気も良くて風もなかったし、暖かい日差しが差し込んで寒くありません。


手頃な竹がいくつか見つかりました。まっすぐ伸びたものにしなきゃね…


山から材料を切るところから作るっちゅうのも、面白いなあ。この竹にしよう♪


あまりに気持ちがいいので、しばらく休憩。カメラで写真など撮ってました。
斜面にゴロンとなった目の前にかぶった木の葉越しに撮影。
アリエッティ的な視点からの１枚。


さてさて、竹を持って帰って、２号機にとりかかろうかね。