ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ブロッケン現象

2014-02-28 | 特別編

                    他の方のブログとの兼ね合いもあって、
                    今回は特別編、ブロッケン現象です。

                    ブロッケン現象とは、旧東ドイツ、魔女が住むとされていた
                    ブロッケンの山々によく起きる現象です。

                    極端に言うと、ガス、霧のかかった山の上に立った
                    人の影が、霧の中に浮き上がる現象です。

                    すなわち山の上に誰も立っていない場合、その現象は
                    起こりません。

                    つまり、誰かがブロッケン現象を撮ろうとして岩陰にいた場合、
                    ブロッケン現象は起きない
わけです。



                    山の上に立っている人の影だと思ってください。
                    何故このような現象が起こるのか、正確には
                    解明されていません。
                    オーロラの謎とまでは行きませんが、それでも
                    謎の一つです。

                    撮影データですが、NIKON D 60、焦点距離 22mm、
                    シャッタースピード 1/200、
                    撮影時刻は 17:38 ですが、撮影場所は公開できません。
                    日本での撮影です。

      ← クリックして下さい。拡大されます。

                    皆様、今回は特別編になってしまいましたが、
                    ブロッケン現象をご存知ない方には
                    退屈だったかもしれませんね。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで  

行儀のいい ノラ猫

2014-02-27 | ハールブルクの散歩

                    前回の中級住宅街で、クロッカスのじゅうたんの庭を
                    見たあとで、続けて歩き始めると、このような木が
                    立っていました。

        

        何となく日本のどこにでも見ることの
        出来るような木だ、と思いませんか?
        そして続けて歩いていると、うん、えっ!
        何で紅葉が今頃?



          近寄って、じっくり見たらわかったのですが、
          これは黒く塗った金属の棒に枝を付けて、
          そこにプラスティックで出来たカエデの葉を付けてあったのです。
          むーっ、人騒がせな 

        

               近くで見ればすぐわかりますが、遠目では
               絶対紅葉したカエデの葉ですよ。
               まあ、家の持ち主の冗談だということはわかりますし、
               腹を立てるほどではないですね。

     先に向かって歩き続けるわけにはいかないし、
     そろそろお腹も空いてきたので、来た道を戻ります。
     すると、枯葉の土手に、黒白のノラ猫ちゃんが 



          きちっと両前足を揃えて、ウェルカムポーズです。
          『 見慣れない顔ですニャ、お散歩ですかニャ 』






          この子は両前足を揃えたポーズを崩しませんでした。
          何とか別の表情や別のポーズを撮りたいと思って、
          注意深く動きます。

          『 いりことかカリカリはお持ちではニャイでしょうか? 』



               『 あっ、あれはニャにかニャ! 』
               この写真を撮った次の瞬間に、ノラニャンは何か獲物でも
               見たのでしょう、すっ飛んでいなくなってしまいました。
               僕もそろそろお腹が空いてきたので、帰ることにしますね。


                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで  

春のような ハールブルクの街角

2014-02-25 | ハールブルクの散歩

                    ここのところ好天の日が続き、時間があると、いや
                    時間を無理やり作り、愛用のオリンパスを手にして
                    散歩に出かけます。
                    今日の散歩は、ハールブルク地区の中級住宅街です。
                    何故この街並みを選んだか、というと、赤い
                    ビバーヌム・ティヌスが咲いているかもしれない、
                    かと思ったのですが、期待はずれでした。



     S-バーンの駅を降りてからしばらく歩くと、
     藁葺き屋根の、木組みの家がありました 






     屋根に付いているこの印はなんでしょうか?
     ギルダ (商工会) に加入している印かもしれませんが、
     詳しい事はわかりませんでした。



          でもこのような家を見ることが出来ただけでも
          ここに来た価値があると思いましたね。

          その木組みの家の横を、住宅街に向かって入って行きます。

        

          こんな感じの、ドイツのどこにでもあるような
          中級住宅街です。



               風はなかったのですが、なぜか花粉が大量に
               落ちてくるかのように見えます。
               手前の花にはピントが合っていないせいかもしれません。
               バタフライ・エフェクトじゃあないですが、
               どこかの誰かがクシュンクシュンしているかもしれないですね。
               では次の写真でお別れにします。



               不思議な庭でした。写真だとわかり難いかもしれませんが、
               庭の1/3は薄紫色のクロッカスなのです 

                    次回はこの街並みをもう少し紹介させてもらいます。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
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                    では次回まで  

市民のくつろげる公園

2014-02-23 | インゼル・パークの散歩

                    今回は、前回のインターナショナル・ガーデンショー
                    跡地の続きです。
                    ガーデンショーでも多額の赤字を出したり、別件でも
                    多額の負債、評判が地に落ちているハンブルク市議会が、
                    ここに何とか市民のくつろげる公園を造ってくれれば
                    嬉しい、と思って止みません。






     どうやらここ、林の中に、木とエキストラに立てられた
     柱で、青少年が楽しみながら体を動かせる施設を
     造ろうとしているらしいのですが、はたしてどうなるのやら。



          正確に模写していないスフィンクスと、
          類人猿から人間までの過程、
          イメージが貧困だな~



               それにこの場所は日曜菜園のすぐ裏手、
               50メートルも離れていない場所なんです。
               ガーデンショーの時に、ここには何もなかったのですが、
               まあ、今はまだ何も始まっていないですからね。

     その予定施設を後にして、続けて歩くと池に出ました。
     さすがに池はそのままでしたね(大笑)
     しかし、撤廃の工事があるので、池を1周出来ないし、
     また、幹線道路を越えて、ガーデンショーの別区域に行く事も
     出来なくなっていました。



          これは花粉症の子分ですね。

          池にはマガモが少なくて、オオバンと
          キンクロハジロ (チョンマゲカモ) が
          多かったのですが、なかなか近付いてくれません。



               キンクロハジロ。
               目一杯の望遠、840mm相当です。



     キンクロハジロは目つきが怖いんですよ~
     チョンマゲは笑えるのに~



          メスのキンクロハジロが両側からオスを守っています。
          「この人は私のものよ、手出ししないでね」
          メスも目つきが怖いですからね。



               真打というわけではありませんが、オオバンです。
               幹線道路を隔てた区域にはここからいけませんでしたが、
               機会を作ってリポートしたいと思っています。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
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                    では次回まで  

インターナショナル・ガーデンショーの跡地

2014-02-22 | インゼル・パークの散歩

                    昨年4月半ばから10月半ばまで催され、2100万ユーロ、
                    約27億円の赤字を出して、Die Welt 紙に
                    「 ドイツ史上最低のガーデンショー 」 と叩かれた跡地が
                    一体どうなっているのか見てきました。
                    インターナショナル・ガーデンショー
                    ↑これが第1回目の記事のリンクです。






     入場券売り場も、改札ももちろん取り払われていて、
     撤廃中の場所には入れないように鉄柵が立てられていました。



          モノレールの線路は部分的に取り払われ、
          あの白いイモムシのようなモノレールの電車は、
          1台も見当たりませんでした。

          正面からは通り抜け出来ないので、北壁ホールの
          横に回ると、そっちは通り抜け出来るようです。



               ゴジラに壊された!かな 
               そして北壁ホール(登山練習ホール)の
               横を通って歩いていると、こんなゆるいものが。



     子供の遊び場をこの辺りに作るつもりなのでしょうが、
     これはちょっと… ダサいし…

     そこを早々に通り抜けると、日曜菜園の裏手に出ました。
     以前、このガーデンショーの記事をお読みになった方は
     ご存知ですが、このガーデンショーの中に日曜菜園があったのです。
     と言うよりか、敷地の関係で、日曜菜園があっても、
     ガーデンショー会場を造ってしまったのです。
     今、日曜菜園の持ち主は、ホッとしているのではないでしょうか。



          そこにはこのようなものがありました。
          木を登る、そして木と木の間を渡るように
          作られているのですが、管理をしっかりして、
          インストラクターや監視員を置かないと、
          とんでもない事故が起きそうな気がします。






               これはコーヒーハウスか何か、全くわかりません。
               現状では何も入っていないので。

                    次回はこの遊戯施設の続きと、
                    日曜菜園の裏手にあった池の話です。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
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                    では次回まで  

雨のアルスター湖畔

2014-02-21 | アルスター湖畔の散歩

                    2月15日の土曜日は天気がよかったし、気温も上がったため、
                    ヨットやカヌーが出ているのではないかと思って、
                    翌日の日曜日、カメラ一式と三脚を持ってアルスター湖に
                    行きました。
                    午前中はいい天気だったので、ルンルン気分だったのですが、
                    電車に乗っている間に雨が降り始めたのです 

     電車が中央駅に着いても、雨はまだ続けて降っています。
     しばらく待っていると、空が明るくなってきたので、
     意を決して歩き始めました。
     しかしアルスター湖に着いても雨は一向に降り止みません。
     雨でレンズ交換が出来ないため、僕はニコンをあきらめて、
     オリンパスで撮影を始めました。



          今日の写真は、ホワイトバランスの設定間違いのように、
          全て青色が勝ってしまいましたが、ご容赦ください。

          やがてアルスター湖の遊覧船が見えて来たのですが、
          乗客は僅かでしたね。






               船の名前は “アルスターの白鳥” と書いてあります。



               対岸にあるこのシックな建物は、アメリカ総領事館です。
               一等地にある立派な建物ですね。
               実は国旗を画像に入れるのを忘れてしまいました。



     これはヨットスクールの桟橋に固定されているのですが、
     一体何だかさっぱりわかりません。
     子供の時に新聞紙で折ったカブトのように見えて、
     面白かったので撮りました。
     korosuke さんの意見に拠ると、大きな折り紙の帆掛け舟だそうです(笑)



          オオバンも何羽か、寒そうに泳いでいました。
          そして、なんと潜水してエサを獲っていたのです。
          「外アルスター湖のオオバン」の動画です。
          かなり雑音が多いので、ボリュームを絞ってくださいね。

               この動画を撮った後、僕はこれ以上の撮影をあきらめて、
               中央駅に向かって歩き始めました。
               何しろカメラが濡れているので、中央駅の屋根のある
               場所に来たら、カメラを拭くのが最初です。
               拭き終わって顔を上げると、ドイツ劇場が目に入りました。

               ではおまけの2枚、ドイツ劇場屋根のオブジェです。






                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
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                    では次回まで  

ロキ・シュミットという人物

2014-02-19 | ロキ・シュミット庭園の散歩

                    僕は何度かロキ・シュミット庭園を記事にしています。
                    おそらくハンブルク大学の植物学科に貢献した人だろうと
                    想像していただけだったのですが、グーグルで、
                    Loki Schmidtでサーチを入れたら、
                    とんでもない人物像が浮かび上がりました。



     この銅像の写真は以前載せた事があるので、
     憶えていらっしゃる方もいるかと思います。
     顔からして男性だと思っていたのですが、
     Wikipediaを開いたら、Hannelore “ Loki ” Schmidt と
     表示されたのです。

               
               Hannelore “ Loki ” Schmidt です。

          Hannelore、ハネローレは女性名ですから。
          そして彼女はなんと元ドイツ首相、Helmut Schmidt 氏の
          奥さんだったのです。

          
          Hannelore & Helmut Schmidt

               彼女は動植物の絶滅危惧種を保護し、さらに
               国際庭園師交換協会を作ったそうです。
               ダーウィンの後継者とも言われていたようですし。
               しかし惜しい事に2010年10月21日にこの世を去り、
               告別式は、11月1日に聖ミヒャエリス教会で行われました。

     ではロキ・シュミット夫人の記事はここまでにして、
     「ロキ・シュミット庭園でダンス」 です。
     ビデオは↑をクリックして下さい。



          この9枚の板の上で飛び跳ねると、
          お聞きになったように様々な音が出ます。
          まあ足踏み鉄琴だと言えばいいでしょうね。






               子供連れのお母さんがやってきて、この鉄琴の上で
               ダンスをするかと思ったのですが、意外にショイでした。
               小さい方の子は可愛いですね 
               キティちゃんバッグも見えます。

               せっかくロキ・シュミット庭園にいるのですから、
               それらしい写真を載せますね。






                    部分的に葉のない木です(笑)
                    葉の部分は宿り木ですから。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
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                    では次回まで  

久し振りの青空

2014-02-17 | 近所の散歩

                    先日、買い物に出かけたら陽が照っていて、
                    青空が見えているではありませんか。
                    その前の買い物の時には、スーパーから出てきたら、
                    どしゃ降りの雨。
                    青空が見えていると、買い物でも心がウキウキしてきますね。

        

        スーパーからの帰り道、教会の方に足を向けました。
        以前このオブジェを撮っておけばよかったのですが、
        夏には噴水になります。今は寂しいですね。



          そこから少し歩くと、花粉症の親分が、
          誇らしげに咲いているではありませんか。
          僕は花粉症ではないし、ここを歩いている人たちで、
          くしゃみをしている人はいなかったですね。

        

               これは小鳥用のエサ袋です。
               この近所のスーパーにも特売で出ていました。
               最近、よくこのエサ袋を見ますが、このように
               5つもぶら下がっているのを見たのは初めてです。
               単なるマンション前の花壇なのですが。

        

        教会横の広場で、コマドリやアオガラなどの
        小鳥が来るかもしれないと思って粘っていたのですが、
        声はすれども姿は見えず、だったので、足を少し先の
        公園に向けました。



          錨ですが、こんな物があったとは知りませんでした。
          その先には、公式の広さではありませんが、
          サッカー場があって、子供たちが遊んでいましたよ~



          近所の子供たちが適当に遊んでいたのでしょう、
          年齢層はバラバラです。



               晴れていればサッカーをしていても楽しいですよね。
               しばらくその近くのベンチで小鳥を待っていたのですが、
               (エサ袋もあちこち吊り下がっていたので)
               撮れたのは結局高い枝に止まっていたスズメだけ 



               まあ、撮れただけいいですね。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
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                    では次回まで  

ロキ・シュミット庭園の景色

2014-02-15 | ロキ・シュミット庭園の散歩

                    前回はレトロな、赤と白の農耕機を紹介した
                    ところまででしたね。
                    そこから他に花が咲いていないか、辺りを見ながら
                    のんびり歩き続けます。

                    遠くから、黄色いものが目に留まったので、
                    近付いてみるとこのような物が。






     これは2つの別の固体です。
     花ではありませんが、石の無表情さの中で、
     生を吹き込んでいるような感じがしました。

          さらにのんびり歩いていると、何本か
          このような木が立っていました。

        

               殆どの葉はもう落ちているのですが、部分的に緑です。
               これは新緑なのか、葉が落ちずに残っているのか
               判明しませんでした。
               もしかするとある種の蔦が絡まっていて、そこだけ
               葉が落ちていないのかもしれませんが、距離があったので
               やはり判断できませんでした。

        林のような所を歩いていると、コロロン、コロロンと
        かわいらしい音が聞こえてきたではありませんか。
        その正体を探し出すまで、静かに立ち続けていなければ
        なりませんでした。

        

          ピントを合わせ難くて、はっきりしませんが、
          金属製の片側が閉じている筒が5本、上の円盤に
          下がっていて、中央に重しが下がっています。
          風が吹いて、中央の重しを動かすと、それが円筒を
          叩いて音を出すわけです。
          静かなこの庭園の中だから出来ることですね。



               低木針葉樹、まだ若いのかもしれませんが、
               それに付いている実です。
               可愛かったですよ~

        

               近日中にまたこのロキ・シュミット庭園を訪れるつもりで、
               庭園を出たら、白樺ではないと思いますが、白い幹が
               青空に映えて、きれいなので撮りました。
               そして最後にこれも。



               芽と葉の形からすると、チューリップのようですが、
               答えは2週間もすれば、きっとわかりますね。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
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                    では次回まで  

春が間近な ロキ・シュミット庭園

2014-02-13 | ロキ・シュミット庭園の散歩

                    11日の火曜日、午後になって陽が照り始めたので、
                    ロキ・シュミット庭園の木々、草花がどうなっているか、
                    見に行きました。
                    あまり大きな期待はしていなかったのですが、意外な事に
                    庭園の中は春が間近だな、と感じました。



     ロキ・シュミット庭園は、S-1のクラインフロットベーク駅を
     降りるとすぐ目の前にあります。
     道路を渡って、まず目に入ったのがこれ、サンゴミズキでした。



          そして驚いた事に、スノードロップもすでに
          咲いていたのです。
          詳細は、ジージのドイツ花便りをどうぞ。



               マンサクの花も咲いていたのですが、なんと、
               3種類のマンサクの木がありました。
               花に関しては花便りに任せて、それ以外のことを
               ここでは記事にしますね。

        




     ヒノキだと思うのですが、しかしこれはなんでしょう?
     花ではありません。昨年の花のなごりでしょうか?
     ヒノキボックリ 

          今回は去年行かなかった方へ足を向けました。
          すると、何も食べたり飲んだり出来る場所が無い、
          と書いたのですが、カフェはありました。
          メニューは見なかったので、そこに何があるか、
          残念ながらお伝えする事は出来ません。



               前回行かなかった所を歩いていたら、
               こんなオールドタイマーが 



               いつ頃使われた農耕機械でしょうか。
               牛に引っ張らせたか、馬に引っ張らせたかの
               どちらかでしょうね。

                    次回はここからの続きです。

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                    では次回まで