昨年4月半ばから10月半ばまで催され、2100万ユーロ、
約27億円の赤字を出して、Die Welt 紙に
「 ドイツ史上最低のガーデンショー 」 と叩かれた跡地が
一体どうなっているのか見てきました。
インターナショナル・ガーデンショー
↑これが第1回目の記事のリンクです。
入場券売り場も、改札ももちろん取り払われていて、
撤廃中の場所には入れないように鉄柵が立てられていました。
モノレールの線路は部分的に取り払われ、
あの白いイモムシのようなモノレールの電車は、
1台も見当たりませんでした。
正面からは通り抜け出来ないので、北壁ホールの
横に回ると、そっちは通り抜け出来るようです。
ゴジラに壊された!かな
そして北壁ホール(登山練習ホール)の
横を通って歩いていると、こんなゆるいものが。
子供の遊び場をこの辺りに作るつもりなのでしょうが、
これはちょっと… ダサいし…
そこを早々に通り抜けると、日曜菜園の裏手に出ました。
以前、このガーデンショーの記事をお読みになった方は
ご存知ですが、このガーデンショーの中に日曜菜園があったのです。
と言うよりか、敷地の関係で、日曜菜園があっても、
ガーデンショー会場を造ってしまったのです。
今、日曜菜園の持ち主は、ホッとしているのではないでしょうか。
そこにはこのようなものがありました。
木を登る、そして木と木の間を渡るように
作られているのですが、管理をしっかりして、
インストラクターや監視員を置かないと、
とんでもない事故が起きそうな気がします。
これはコーヒーハウスか何か、全くわかりません。
現状では何も入っていないので。
次回はこの遊戯施設の続きと、
日曜菜園の裏手にあった池の話です。
今日もジージのブログを訪問していただき、
ありがとうございました。
どうぞお気軽にコメントください。
では次回まで
早く公開されると良いですね。
まずガーデンショーの設備が撤廃されてからですね。
ドイツはのんびりですから、今年中に終わるかどうか・・・
でもワイワイうるさいのよりは、多少静かな自然公園の方がいいですけれど。
人気のない所にこっそり咲いている花があるので、それも楽しみにしていますが(笑)
見させていただきました。
あんな賑わいで華やかだった施設が
今はこんなに・・・
元はどのような場所だったのでしょうか?
一度何かを造ると元の姿に戻ることはないのでしょうが
何とかいい形の公園にしていただきたいですね
以前あそこはドイツ語でインゼルパーク(島公園)と呼ばれていて、
1962年の満潮と暴風雨が重なった大惨事の時に水没した地帯だったのです。
僕が今住んでいる地域も水没したそうです。
復旧後は堤防を確実にして、小川をたくさん造ることによって湿地を改善し、
かなりの部分が日曜菜園になりましたが、他の部分は野原でした。
個人的な意見ですが、ガーデンショーは場所の選択を誤まったと思っています。
何もない、小川の流れている野原。残念だと思います。
まだ以前のまま残っている部分もありますし、僕も写真撮影に行ったことがありますよ。
池に水鳥が泳ぎ、ウサギが走り回る。
静かに立ち止まっていると、小鳥の歌声が聞こえる。
こんなことを書くつもりはなかったのですが。
メインになった地域は今日の写真のようになりましたが、他の部分は施設を全て取り壊し、以前のようにして、部分的に
日曜菜園のために売る、と聞いています。
そのうち残りの部分もリポートしますね。
いずこも同じような景色があるのですね。
広島市内も、1997年に市内の一等地
広島大学敷地跡を中心に
「グリーンフェスタひろしま97」が行われましたが
終了後は野ざらしで手がつけられていません。
行政の管轄地なので何も出来ないのかも知れませんが、地域の市民に開放し、それぞれに花など育てて貰えば有意義な公園になると思うのに
とても残念なことになっているのが現状です。
行政のだらしなさですよね。
第3セクターに任せると、利益1本やりになりそうだし、難しいところです。
高額な予算は必要ないと思うのですが、誰かお役所の中で、
市民と話し合ってガンガン引っ張ってくれるといいのですが。
広島には hirosuke さんがいつも書いているように、いい所が残っているので、
そういった救世主がいれば、間違った方向には行かないのですが、でも難しいですよね。
そのようなことは、本当に歯がゆい思いをします。
いっそのこと野ざらしのままの方がいいかもしれませんね。
草ボウボウ、でも緑は確保出来る。