讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

中華製テスターDT830B(TRのhfe測定機能付き)

2021-06-08 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 アナログテスターは日本製のものを持っているのだが、今回はトランジスタ(TR)のhfeも測れるという触れ込みの、デジタルテスターを購入してみました。測れるといっても、格安テスターなので目安くらいの話だとは思います。

 ア〇ゾンのネット通販で注文。最近の中国製の格安品は、中国からの直送で日にちがかかるものも多いのですが、これは国内のアマ〇ン倉庫からの発送でした。価格は、なんと送料込み800円弱という格安品です。

 注文後、2日目に到着しました。早速、開封してみます。


・本体は、いかにも安く作りましたという外観です。
・簡単な日本語説明書が添付されています。

・電池は006P(9V積層電池)が、最初からセットされていました。電池の着脱は、2本の木ねじを外して背面カバーを取り外す必要があります。電池ケースの部分のみが、簡単に外れるようになっていて、電池の有無は確認できるのですが、なぜか着脱するためには背面カバーを取らなければならない作りは、理解しがたいです。

・電圧・電流などの、普通のテスター機能は、普通に動作する。

 今回の目的は、TRのhfe測定です。NPN・PNPトランジスタを判断し、かつECBを調べて正しい位置にTRをセットします。

・TR規格表、無ければネット等でピンアサインを調べる必要がある。
・ソケットになっているかと思ったら、そうではなく内部の基盤にTRの足が当たらないといけない。
・新品のTRだと足が長く、長さが揃っているので測定可能だが、取り外し品のTRだと、足が短く不揃いな場合が多く、ほとんどのTRで測定不可だった。(かなり深く差さないと、測定できない)
 ということで、今回は修理のために取り外したTRの良不良を判断したかったので、hfeに関しては実用上「たいして使えない」ということが判明しました。

 新品の2SC1815(Y)を測ったら、hfe=161という値が出ました。別途購入した、中国製のマルチファンクションメーター(LC1)で測定したところ、hfe=212という数値でした。どちらも格安の中国製なので目安といえば目安なのですが、LC1の方が正しい値により近いように思えます。

 ↓LC1 アマゾ〇で、送料込み3K円弱


 普通のデジタルテスターとしては問題なく使えるし、テスター棒だけ買ってもこのくらいの価格になるので、「まあいいか」というところです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
安すぎ! (かいちょうだべさ)
2021-06-08 22:32:32
送料込みで800円弱って、いったいAmazonの入荷原価はいくらなの?と想像さえつきません。

そんな値段で作れるものでもないですし。TRを根元まで深く刺すというのはかなり微妙ですね。

昔、国産のアナログテスタでも一部hfeが測れるものがありました。(私は非所有)私的の自作ではBLなどのランクだけ分かればシビアにhfeを測る必要もなかったので買わなかったのです。

仕事での回路設計でもBLやYなどの指定はしますが、更に詳細のhfeランク指定なんてメーカが嫌がるし、社内の資材調達や工場からも大クレームとなります。工場が文句言うのは例えばBLランク品の中の選別品なのでBL1とかの社内記号を付けて別管理にしなくてはいけないからです。

本品は中国で作って様々な流通の元に販売されてこの値段ですから流通費は殆どかけていないのですかね?

以前営業から聞いた話しで、中国や新興国に業務用無線のハンディ(HT)を売る際には(現地生産品以外)以下のように輸出することがあると聞きました。

1.ありったけのHT本体だけをでかいボストンバッグに詰める。

2.付属品や箱(潰して)などは別ルートで送る。

3.ボストンバッグを持って旅行者のように装うが、このままでは通関出来ないので、時間をかけて知り合いになった税関や空港職員に賄賂を渡して税関を通過し、通常の手荷物預かりに預けて輸出する。

4.現地で本体と付属品などを現地人に梱包させて販売店に届ける。

だそうです。これにより正規の通関や送料が激減出来るので安く現地で売れるのです。

また梱包などの単純作業をやらせる現地人には現地の工場や事業所によっては【当人に1円も払わず仕事させる】ことがあるそうです。

理由は「3食食わせてやる、その代わり現金支給はしない」という約束の元雇用するのです。

大きな現地工場だとこの条件でも働きたいという人の面接の行列が出来ます。

9割の人はある日連絡なしで来なくなるそうで、どっちみち信用出来ないので最低限の作業しかさせないし、盗まれると困るので、このような人が作業する場所は隔離されていたりもあるそうです。
返信する
値段相応 (ブログ主)
2021-06-09 10:47:19
 最初から怪しいとは思っていたのですが、騙されてもいいやという価格だったので、あえて購入してみました。普通のテスター機能という点では動作するので、悪くはないなとは思います。チープなつくりなので、サブのテスターとしては1台あってもいいかなと思いました。

 中国は、なんでもありですね。賄賂がすべてと聞いたことがあります。上から下まで賄賂漬け。賄賂を渡さないと、通常の仕事も回らないと。

 習体制になって、締め付けが厳しくなったと言われますが、どうなんでしょうかね。昔、知り合いの人の親戚が中国で飲食店をやっていて、いきなりビールの仕入れ値を不当に上げられたので抗議したら、それなら他で仕入れたら、と言われたそうです。しかし、裏で皆が繋がっており、適正価格での仕入れは不可だったと言っていました。理由は「お前は儲けているから、仕入れ値を上げる」とのこと。商売は信頼より、いかに今儲けるかという事が優先されるそうです。
返信する

コメントを投稿