夜も明けて先程漁師さん達はいっせいにウニ漁へ出撃してゆきました。
昨晩あれからというと干潮となりあたりの岩場はむき出し!アタリも一切出ませんでした。明るくなってはアウトなので今後のポイント研究として国道280号線沿いの大小様々な漁港や磯場をしらみっ潰し回り、釣っている人がいれば情報収集に努めることに。
そして再び夕方前に陣を張ったのが
「北のはずれ」にあるまさに本州の北のはずれ漁港
「竜飛漁港」でした。みなさんご存知の通り
「竜飛岬」のすぐ真下に位置する漁港で
津軽半島の最先端、
海峡において海流がぶつかる部分、、、。しかしよ~く考えてみれば風も複雑にぶつかる部分でもあったんです、、、。その事にまだ気付くJCAではなくルンルン気分でスピンパワーを継いで津軽海峡へファイヤ~していたのでした。今思い起こせば兆候はアリアリでした!昨日とは打って変わって雲行きも怪しく、
時折雨もぱらつきはじめてたのです。
ただ海自体はそこまで荒れてないので大丈夫やん!って自分自身に言い聞かせていたJCAだったのかもしれません。だんだん向かい風となる東の風が強くなってき
ビュ~ビュ~と音を立ててフルキャストの邪魔をしてくれます。
それでも激震が次々と出たりしたんであきらめれず、、、。
45cmを頭に全て40cmUPの
アイナメを3匹立て続け撃沈。
はっきり言って嬉しくなぁ~い!!!これっていつぞやの礼文島と同じパターンに陥ってるかも?ただここ青森のアイナメは体高があり丸々太っているのばかりなので一応
お土産としてキープしときましょ。なんせ現在のところ貧果なものでして、、、。
両サイドには地磯が広がり、水深もほどほどにあるようなので期待が持てそう!って
はりきっていたJCAなんですが、自然の脅威はそう簡単に許してはくれませんでした。
ちょうど夕暮れ時に差し掛かったくらいから東の風は
強風+突風+大粒の雨交じりとなり立っているのも辛く、海もいつの間にか白波が立ち大荒れ状態に。
後ろ髪引かれる思いでシブシブ一旦撤収することにしました。
時刻はすでに19時を回っており間もなくあたりは真っ暗になるはず、急いでどこか風裏になってる戦場を探します。そして昨日戦った
「三厩藤島」を通りかかった時のことでした、普段誰も入らないうような場所なのに一人竿を出している方がいるではないですかぁ!?その上水面も穏やかで風の影響を全く受けていません。とりあえずお隣で竿出させてもらうことになりました。
イカ釣り漁船の明かりの中、横にお邪魔させて頂いた地元の方をよ~く見てびっくり!
実はJCAが参考にした釣り雑誌の記事に登場されて、
巨大マダイを釣ってらっしゃったその方ご本人ではないですか!?
「よくあのちょっとの写真と情報だけでこのポイントが分かったね~。」と関心されながらも一気に話が弾み、周辺の巨大マダイ実績穴場ポイントや狙い方、時期などなどかなり詳細に至るまで教えて頂きました。
二人して0時過ぎまでず~っと投げ返しながら情報交換と話をしていたんですが、ついにここも大雨となり始め毎週のように来られている地元のその方も
「今日はもうダメだわぁ~、、、。」ということで終了。来たる具体的な最盛期やポイントもレクチャー頂いたので、今年にもう一回リベンジ出撃と誓って青森を後をすることにしました。
まあそう簡単に巨大マダイなんぞ狙って釣れませんわなぁ。(笑)
青森県全域は大雨洪水警報まで出ているのに雲の上は、、、はぁ、、、。
「しつこく通うしかないな!」と思った貴方!これ押してちょ →