その悪夢とも呼ぶべきアクシデントは先月の道東遠征時に起きました。
愛用中の「北海道仕様・磯場用ステンレス三脚」の1本の脚がひん曲がった!のです。思い起こせばあれは「ウトロ:三角岩」で三脚を設置し敵からのアプローチを待ってた時でした。足場が凸凹した岩なので3本ある三脚(← あっ、だから三脚か!)脚のうち1本以外はコンディションに合わせて必要分伸ばしている状態。
突然、カモメが低空飛行!
我がスピンパワーから敵地へ放出されていたPEに激突、次の瞬間にガッシャ~ン!とこれまたイヤ~な音が致しました。幸いにもカモメは一瞬引っ掛かっただけでまさに当て逃げ犯のごとく逃亡してゆきます、、、。
しか~しっ!JCAは異変に気付きました。
そう、平行に設置してあった三脚が斜めに!?足元をチェックすれば伸ばした脚の1本がそれは綺麗な曲線を描いて曲がっております、、、。まあ重量はあるものの、やはり素材はステンレスなので起こりうる事ですわ。それに一番細くなってい部分であることとタックルなどの重さも支えてるので大きな負荷が常にかかっているのもシカリ。
ブルーになりながらも攻撃続投。片付ける際には曲がっていることから上の脚に収納できず伸びたまま気合いで関西まで帰艦して参りました。
そして先日、連行王ことHなH君が我が家へ訪れた時に彼の鍛冶屋という潜在能力
(← うそうそ。)を発揮してくれたんです!
湾曲度をチェックし、持ち前の馬鹿怪力で大まかな曲がりを修正、そこらにあった金槌
片手に神業の領域で元のストレート状態に戻してゆきます。
わたくしめも一度試みましたがステンレスと言えどもめ~っちゃ硬い!半端なパワーじゃできません。それに物体の状態など専門的な物理的計算等に長けている彼の才能がなくてはできなかった事とも思えますね~。
ご覧の通り、あんだけ複雑に曲がった三脚の脚は完全に元通り!
以前同様スッポリ収納可能となり復活したのでした。
これで来シーズンも最前線で戦ってくれること間違いなし!JCAの最後の提案、
「鍛冶屋の職に就いたら?」
という言葉に対し連行王はそれはそれは不気味な笑みを浮かべているのでした。(笑)
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