JCAの激闘!投げ釣り戦記Ⅰ

大物投げ釣り一筋!(2007~2013年)

最後の最後まで、 遠征第百七十八弾!長崎県・五島列島 / 奈留島 (3日目)

2012-09-24 23:55:42 | 投げ釣り戦記!

チ~~~ン、、、





“フ~センブ!”


早朝、、、それも1投目からこやつでした。(悲)


ちなみに戦場は昨日戦った湾とは全然違う所なんですがねぇ、、、これでここ「奈留島」
の投げ釣りとして成り立つ戦場全てがフ~センブの嵐状態になっている事となりました。
たまたまなのか?それともこの状態がず~っと続くのか?おそらくご一緒させて頂いて
いる“Y名人”とわたくしめはしばらくの間訪れる事は無さそう、、、かな?


正午過ぎまでフ~センブの猛攻に徹底抗戦し、一旦みかんや食堂で昼食を取った後
おかず確保の為に「大串湾」へ。









ここだけはフ~センブよりカワハギちゃんが濃くてホッとします。


しかしながらアベレージは26cm前後と巨大サイズは出そうな感じも無く、また昨夜の
雨の後もあってか激化する北西風の影響もモロで数時間戦った後他の戦場へ移動。


そこは再びフ~センブの巣になってました、、、




昼間は蒸し暑くなるものの、日が暮れると共に急激に気温は下がってもう防寒着が
無いと一晩中戦っていれないくらいになってる今、今夜も半夜だけと決めて昨日の
夏井より更にお手軽!車横付けポイントで遊ぶ事にします。


生コンと言えば分かる人に即行分かる戦場。(笑)


ジイイイ~~~ッ!!!


わかってはいたんですが、、、やっぱりヘダイでしょ。







これがピンク色の個体だったら良かったのですが。


時期的にもヘダイが濃いシーズンに夜戦しているんですから、しゃ~ないと言えば
しゃ~ないですよね。今夜は午後22時までには見切りを付けて撤収&宿へ。


釣果としてはカワハギとヘダイくらいしかまともな魚は出ませんでしたが、一応調査を
したいと考えていた戦場は全て回りデーター収集できましたので良しとしましょうかね。
いずれ来なくてはいけなかった戦場たち、、、現時点ではフ~センブが幅を利かせて
おります。(爆)


ほんとはもう1日、他の島で作戦を立ててはいたものの急に大荒れの天気になってきた
のもあり1日早めて本土に戻る事にしました。





平日のフェリーっていつもガラガラ、、、


今後、こ~んな感じの作戦が増えてくるかと思いますが、いつか巡り会えるのを信じて
頑張らなくては!これからガンガン攻めまくりますよん。




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フ~センブが入れ食い??? 遠征第百七十八弾!長崎県・五島列島 / 奈留島 (2日目)

2012-09-23 23:45:32 | 投げ釣り戦記!





朝一番のカーフェリーに乗り込んで約1時間で「奈留島」に到着。


本命?とまではいきませんが本遠征でメインとなる戦場が散らばる島にやっとこさ上陸
を果たしましたわ~。(笑)まぁ、この「奈留島」は投げ釣り戦記ブログでもお馴染みに
なっている島ですよね?わたくしめが投げ釣りに真剣にハマってから最初の数年間、
ず~っとマダイを追っかけていたのもありこの島もその戦場リストの1つとして何度も
訪れてきました。


ある意味馴染み深い島で全く違った作戦を繰り広げる事になるとは、、、


もちろん九州エリアを隅から隅まで知り尽くす“Y名人”にとってもこの島は数十年
通い続けてきた場所でもあり、JCAがこれまで全く竿すら出した事が無い小場所など
情報量はさすがとしか言いようがありません!


Y名人に案内して頂きながらまずは数箇所見て回り、ランガンという感じではないものの
数本竿を出して今現在、どんな魚がメインになっているのか?などを探り歩きます。







写真を撮るのを忘れてしまった小場所も幾つかありますが、とにかくどの戦場に入っても
必ずといっていい程入れ食い状態になってくるのがこやつ!





みなさんご存じのイトフエフキのチビちゃん。


一体どれだけ居るんだろうか?と考えてしまうくらいの量でどこで投げても百発百中で
入れ食いになってくるんです!あまりにも酷すぎるので一気にゲンナリしてしまい
Y名人はしばしエネルギー補給タイムに入られました。(爆)





その横で根性で打ち返すJCA、、、しかし来るのはイトフエフキばっか。


しばらくすると地元のおじいちゃんがやってきて一言!


フウセンブかぁ、、、


“フウセンブ!?”


「フウセンブ?」


Y名人も初めて聞いた名前らしく聞き返されております。(笑)


どうやら「長崎」、いやもしかすると「奈留島」だけなのかもしれませんがイトフエフキ
の事をフウセンブと呼ぶよう、、、それにしてもどこからこんな意味不明なネ~ミングに
なったんでしょうかねぇ?


変にツボに入ってしまった我ら、、、仕掛けを回収する度に、


“フ~センブ、フ~センブ!”


とアホの一つ覚えの如く連呼します。




そして、ランクあったんかぁ~?同様今年の流行語になったかのよ~に、


夕マズメを迎えるまで何度もその名前を呼び続けました、、、


デイタイムの作戦ではまともな魚と言えば、Y名人が30cmのカワハギを撃沈されたのみ
であとはフ~センブ祭り、、、今回は夜戦に関してはやる気が残っていれば!的感覚で
やって来ておりましたが、あまりにも貧果なのでマダイにでも遊んでもらおうと定番の
戦場へ移動する事に。






「夏井」


ここなら1匹くらい顔を見れるだろうとチョイスしました。


ちょ~ど竿を並べた頃から空は黒い雲の覆われ始め、その後間もなく雨、、、


一応、こんな感じになるという天気予報を事前にチェックしてたのもあり今夜も宿を
手配してたので濡れるのは平気なんですが、、、やっぱ雨は嫌ですねぇ。


キャップライトが無いと辺りが見えなくなってきた頃に1回目のアタリ、


ジイイイ~~~ッ!


ジイイイイイッ!!!


エイっぽくは無いもののマダイでも無い鋭いドラグ音が連発。







45cm前後のヘダイが入れ食い状態に!


この島、特に今戦っている「相ノ浦湾」はこのヘダイの魚影がすこぶる濃く、昼間の
フ~センブ同様必ずと言っていい程釣れてきます。美味しい外道ではあるものの2日目
の釣果も全てリリース対象!海へお帰り頂きましょう。


Y名人もヘダイちゃんを連発されてます!





ヘダイの時合いが終わったら次にマダイが回ってくるだろうと予測しながら雨の中、
打ち返し、、、確かに午後20時を過ぎたあたりからヘダイは来なくなりましたが、次に
やってきてくれたのはマダイとは遥かにかけ離れたなんと!


“フウセンブ!”



はぁ、、、


奈落の底に撃ち落とされた思いですわ。


午後23時、2人でヘダイをどれだけ撃沈したのでしょうか?何度もけたたましいドラグ音
は聞けたものの、それ以外と言えば悲しいかな、、、エサは全てフ~センブの夕食と
なって消えました。これはさっさと宿に戻ってお風呂に入れって事ですよね?(笑)


明日はできればフ~センブが居ない所がいいなぁ。




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遠征第百七十八弾!長崎県・新上五島 / 若松島 (1日目)

2012-09-22 23:44:06 | 投げ釣り戦記!

午前8時ちょこっと前に「長崎」の地こ降り立ったJCA、ターンテーブルから荷物を受け
取ると突撃カーでピックアップに来て下さっていた広島釣趣会“Y名人”と合流し
いざフェリーターミナルへ。


前回と全く同じ動線を経て「上五島」へ上陸。





連休中ってのもあってか?船内は超満員、、、ろくに横たわれるスペースすら見当たら
なかったので甲板デッキにY名人御用達の簡易ボンボンベッドを持ち込んで数時間、
船に揺られるのでした。(笑)気温はそこそこあれど体感温度は1ヶ月前とは大違いで
肌寒く、大型台風が去ってだんだん秋になってきているのが実感できるくらい、、、


これから10~11月にかけてが最も過ごし易く、どんな作戦に関しても再び最盛期を
迎えるのもあり2人共おもいっきりやる気満々でごじゃいます!


と、はりきってはいるもののターゲットは超難関を極めるマニアックな魚ばかりなのも
あり大漁!ってな投げ釣り戦記にはならなさそう、、、あはは、あらかじめ宣言して
おかないとねっ。何度も何度も貧果を食らってやっとこさ1匹撃沈となるのが普通と
言われている作戦に取り掛かっているのでとにかく数を踏むしかありません。


「中通島」上陸が午後15時過ぎだったのもあり、今回の本命戦場がある島までは
今日中には渡る事ができません。しかしながらせっかく時間があるので暗くなるまでの
数時間、そこらでちょこっと竿出しをしてみる事に。






「若松港」


ここから明朝、フェリーが出航します。


佐世保ですでにお風呂に入ってきてはいたのですが、微妙に太陽が照り出したりと
汗をかいてしまい気持ち悪いので急遽「奈良尾」にあるビジネスホテルを予約した上
での半夜作戦。特に夏の作戦に関してはお風呂に入って汗が流せるという前提があると
どこか気分的に楽ですよね。(笑)


タックルを組み、おそらく空?のイケスリング付近に仕掛けを投入してみると、


コンコンコンコンコン、、、


この突くよ~なアタリはきっと、





27cm カワハギちゃんでした。


もうこのアベレージ的サイズにはあまり興味が無いのと、日程的にも今からお土産を
キープってのは難しいので即リリース。


引き続き投げ返すもののたま~に30cmちょこっとのチャリコやイソベラとイマイチ、、、
その後、急にスイッチが入ったのか?こ~んな魚が入れ食いに、、、






インディアンこと、、、(悲)


どこへ投げてもこればっかになってしまいY名人もため息です。(笑)


まっ、こやつが居る戦場は海底の雰囲気から言えば正解って所もありはするんですが
ねぇ、、、とにかく撃沈してはポイを繰り返しながら様子を見るしかありませんわ。


やはり着実に日は短くなってるよ~で、攻撃開始から2時間もしないうちに暗くなってき、
インディアンもどこかへ居なくなってしまうと同時に我らの周辺にはあの憎きサンクード
が飛び交いだしました!?虫除けスプレー&キンチョールをミノフスキー粒子を散布
する如く乱射し、連中の視界を撹乱しますがついにY名人が刺されてしまいました!(爆)


結局、最後の最後にわたくしめの竿にさっきと同じサイズが来たところで、





1日目の作戦は終了にしました。


今夜はビールでも飲んでゆっくり&ぐっすり寝て明日からに備えたいと思います。




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予告:遠征第百七十八弾!大型台風が去ったとなれば

2012-09-22 09:09:58 | ブリーフィング

あそこでこんな魚が撃沈できる!やらおそらくここに居そう!など
曖昧な情報・憶測のみで日本各地へ出撃する遠征プロジェクト。


待望の遠征第百七十八弾!やっぱ遠出しとかなきゃね




わたくしめ、、、おとといの朝、日本に海外出張より戻りました。




すると、


大型台風16号は去っておりました。




となると、


次にする事は出撃しかありません!(笑)




気付くと、





JCAを乗せた飛行機はすでに離陸してました。


でわ、行って参りま~っす ♪




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“先オモリ遠投仕掛け”専用モトスライン・強度テスト (後編)

2012-09-20 17:57:54 | 業務連絡




はいはいっ ♪ お待たせしたら悪いので超特急で後編の始まりです。(笑)


前編でご紹介したよ~なコンディションで石井選手に投げてもらったこれらの仕掛け、、、
結びからハリス、エダス、天秤他、細部に至るまでJCAが強度を重視し作成したはず
でした、、、正直、北海道のみなさんが実釣で愛用されてるのと同等の強度は出せてた
かと自信を持っていたのですが、、、


冗談抜きで本当にリンゴを片手で握り潰すという握力&パワーをお持ちの石井選手の
ハイパワーキャスティングの前にローリングスイベル自体が破壊してしまったよう!?


最終的に実釣で用いられている4、3、2号といったローリングスイベル類では全く歯が
立たなく、キャスト時の負荷に耐え切れず瞬時に破壊切断されてしまうのでどう対処
したらいいかテスト現場からJCAに相談の電話を頂きました。


ちなみにこれがその様子との事!電話の向こうはわたくしめですよん。(爆)





そして石井選手と話し合った結果採った策として、


連結部となる金属部はやむなく石鯛釣り用のスクリューサルカンを導入し、確実に
“モトス用テストライン”へ負荷が掛かるようにセッティングした上でテスト続行と
なりました。もうこの時点で石井選手のハイパワーキャスティングがいかなるレベルか
という事は一目瞭然かと思いますし、反対にこのテストで本当に耐え抜く事ができれば
その強度は確実なのは確か!






また、思いっ切り振るとリールに巻いたラインが全て放出されてしまう可能性がある為、
2日目は十分な糸巻き量にした上で再度テストを行うこととなりました。


そして臨んだ2日目は初日のテスト結果から幾つか見直したのもありスムーズに
強度テストは進行したよう。





一切、手加減無しの渾身の力を込めての回転投法!


投てきを繰り返し200m超えも数回出るというテストの中で主役“モトス用テストライン”
のブレイクは皆無でその強度は十分に証明されたとの事でした。


もちろん石鯛ラインのエッセンスをも盛り込んで設計されている特徴もあり、瀬ズレと
いった擦れには特に強く、またあくまで投げ釣りという釣法で使用される“先オモリ
遠投仕掛け”
スタイルに特化して生まれているのもあり糸ヨレが少なくピンと直線性に
優れた飛距離重視のコーティングなど贅沢な仕様になっております。


実釣に関しては、わたくしめが北海道遠征で実際に仕掛けに組み込み他社のナイロン
ラインと比較した使いやすさ、瀬ズレ強度、結束強度、糸捌きなどデーターを取って
きており、わたくしめ個人の中では最強と思っております。


超遠投で狙うマガレイの数釣りから50cmオーバーの巨大クロガシラ狙い、本州では
底ウネリの激しい砂浜からのイシガレイ、マコガレイ、また防波堤際や磯投げで狙う
ナメタガレイなどの作戦にとって理想のモトスラインが完成したんじゃないでしょうか?







わたくしめの投げ釣り戦記ブログでは写真でのみのご紹介となっちゃいましたが、この
強度テストの模様に関してはしっかり動画として収めてきてあるとの事でして、後日
フィッシングショップ爆釣夢追人のHPで掲載されるようです!お楽しみに~。


次は確実に商品リリースの記事になりますね!




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“先オモリ遠投仕掛け”専用モトスライン・強度テスト (前編)

2012-09-19 00:17:28 | 業務連絡

続きが気になっていた方も多いんじゃないでしょうか?


以前からネタを小出しにしてきた???(爆)北海道の定番スタイル、及びこれから
本州で熱くなるカレイシーズンにおいて、底ウネリが強く入るサーフなどで重宝する
“先オモリ遠投仕掛け”!まさにこの仕掛けスタイル専用にカスタマイズされた
“モトス専用ライン”がいよいよ発売になりますよん ♪


特にハイパワーキャスティング!超遠投でカレイ作戦に臨むスタイルが多い北海道の
投げ釣りでは、キャスト時に仕掛けへ掛かる負荷がゆえにナイロン16号クラスという
極太ラインを用いたモトスでさえ途中でプッツン切れてしまう事も多々とよく聞きます。


実際にJCAの釣友の中でも16号じゃ不安なので18号まで号数アップしている方もおり、
彼らにとって実釣仕掛けにおいて毎回、一番気になる部分が“モトスが強振に耐え
切れずに切れてしまわないか?”
と言うくらいですからその計り知れない遠投力は
ご想像できるかと思います。これまで結構こういった悩み、、、伺ってきました。


まっ、わたくしめに関してはキャスト時に切ってしまったという経験は今のところ一度も
ありませんが、磯投げがメインとなる戦場などでは仕掛け回収時他、様々な状況下で
モトスラインが傷付き突然切れてしまった!やら、もっと粘り強いナイロンラインが無い
ものだろうか?と何度も考えさせられる事は正直多々ありました。


その結果からか?今では瀬ズレに強い、かつ強度にも信頼が置ける石鯛専用ラインを
“先オモリ遠投仕掛け”のモトス部に流用することで対処しており、これはわたくしめ
のみならず北海道のみなさんの間にも流行っているとも聞きます。


またこれはナイロンのみならずフロロカーボンや他どんなラインにも共通して言えること
ですが、同じ号数でもメーカー、クオリティー、使用部位などによっても締め込み具合
や強度においてかなり差が出てくるもの!その“先オモリ遠投仕掛け”に求められる
全てのニーズを踏まえて生まれたのがコレでした。





この太陽光線を浴びるとケイムラっぽく光りを放つライン、すでに今期の北海道遠征で
サンプルを数名のキャスターにお渡しし、実際に使用して頂いた上でキャスト時の強度
や他全てにおいてGOODインプレッションを頂戴しておりますが、大々的に発売される
からにはその強度をもっと明確にしておきたいという発売元、フィッシングショップ
爆釣夢追人
の店長さんの意向もあり、先日最終強度テストが行われました。


まず最初に最も気になるテスト結果からですが、


“絶対に切れない!”


と断言しても構わないとの事でした。


JCAは残念ながら予定が合わずご一緒できませんでしたが、実際に行われた強度テスト
の内容を詳しく説明して頂き、またその様子の写真もたくさん頂戴しましたのでご紹介
したいと思います。




日時平成24年9月12日~14日
場所: 岡山港
強度テスト担当キャスター: 石井雅司氏






まずはテストを担当して下さった全国の各種キャスティング競技会を転戦され、筋力
トレーニングと毎週末のキャスティング練習は絶対に欠かさないという一流キャスティング
選手、“石井雅司さん”のプロフィールから。


- 岡山市在住
- 岡山フェニックスサーフ所属
- 第四種目の選手
- 2012年度戦績:
 第3回SC北陸オープン大会で優勝、

 JSCFオープンキャスティング選手権で2位




テスト内容:


一流キャスティング選手が渾身の力で振り切っても“モトス用テストライン”
耐え抜ける強度を兼ね備えているのか?




使用タックル:








- 竿: ダイワ・サンダウナーコンペティション40号
- リール: ダイワ・Z4C 
- 道糸: ヤマトヨテグスBIGYⅡ2号
- オモリ: フジワラ 弾丸27号



キャスティング競技大会上位入賞を目標に調整中の石井選手に配慮し、競技で使用
するラインをあえて使って頂き、フォームの崩れ等の影響を最小限に押さえてテスト。


テーパーラインの先に、この投げ釣り戦記ブログを通してこれまでご紹介してきた
“先オモリ遠投仕掛け”、スイベルから天秤、各部長さ配分に至るまで実際に北海道
で定番として愛用されているスタイルに限りなく近付けた上でモトス部に今回の主役、
“モトス用テストライン”を導入して再現した物を連結させて投げて頂きました。


もちろんオモリも北海道のみなさんがメインで使用されている弾丸27号!




投法:





キャスティング用の投法ではなく、実釣に近い回転投法でお願いしました。




さぁ~て、結果としては先に述べちゃってますが、事前に予想されたケースを遥かに
上回る驚きの連続で、、、2日間にも及ぶ大掛かりなテストになってしまった今回!?


め~~~っちゃ気になりますよね?(笑)


はいっ、その続きは後編で!




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大物作戦派流・夏のスピードキャスト活用法?

2012-09-17 17:19:08 | 業務連絡

よ~く考えてみれば大物作戦派流!っていうよりは単なるJCA流でした。(笑)


引きの強い大物魚を年中追っかけ回しているわたくしめではあるものの、たま~に!
ほんとたま~に近場のサーフからキスの引き釣りなんかもやったりするんです。
(※ ここんとこめっきりご無沙汰になっておりますがねぇ。)


超遠投ができるわけでもなく、今のところトーナメントなどに参戦する予定も無いJCAに
とってはキスの引き釣りは専ら大物作戦の合間の気分転換的作戦!ってな感じで
位置付けられてるわけなんですが、それでも一丁前にタックルだけはキススペ&Mg
なんかを使って自己満足に浸っております。(笑)


じゃあ今回の記事の主役となっているスピードキャスト、、、シマノ「スーパーエアロ・
スピードキャスト」
は何の目的での所有?になりますよね。Mgもあるし、、、





正直、わたくしめの作戦のほとんどにおいてドラグ機構は絶対必要不可欠な存在で
ありノンドラグのMgやスピードキャストの出番は非常に少ないってのも確か!


しかし、ポイントがかなり遠い時など、出せない飛距離をちょっとでも延ばす為に重宝
する事も結構あったりするんです。 もちろんドラグをおもいっきり引っ張り出していく
よ~な敵がターゲットになる場合は恐ろしくて導入できませんがねっ。(笑


そんなわけで、わたくしめの所有するスピードキャスト4台は専らカレイ作戦のみに導入
されているのが現状、、、まぁ、カレイ作戦でも外道にスズキやエイ、サメ、東北以北
では巨大アイナメがアタって来る場合もあり、目を離していると竿ごと吹っ飛ばされたり
し兼ねない恐れもあったりしますが、その辺は起きたら起きた時と割り切ってます。(笑)


まっ、ラッキ~にも未だこれらがアタれど吹っ飛ばされたという経験は無く巨大アイナメ
に関しも全て撃沈できているのでカレイ作戦ではず~っとスピードキャストを愛用中の
JCA、この度前回の対馬遠征の教訓から夏のとある作戦にも遠投性に優れている
コレを導入していこうと考えているんです!





なんせパワーエアロで投げてわたくしめの技量では限界に感じる距離に仕掛けを投入
したいとなれば可能な対策を取るしかありませんし、、、


使用ラインもPE0.8~1号までの細糸仕様で臨みましょう。




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日本に居たかった三連休、、、

2012-09-15 23:58:31 | デブリーフィング(反省会)

今日から三連休ですねぇ。


平日出撃がメインなわたくしめではありますが、この連休だけはちょこっと特別でした。
15~16日で開催される大会24時間バトル、今年こそは参戦したかったなぁ、、、と
悔やんで仕方ないJCAは明日の朝の便で海外出張。


それも今回は現地で大がかりな研修&ミーティングがありましてこの数日間、ず~っと
受験生の如く予習勉強!?結局、密かに企てていた近場出撃ですら計画倒れとなって
しまいました。(悲)でもまぁ、年に1回やそこらなんで普段から出撃させてもらっている分、
やる時はしっかりしとかないとね~。


今のところ帰国予定日は20日の朝でして、それまではヨーロッパに缶詰、、、




そこで、


ホテルで息抜きがてらと言っちゃなんですが!





旅のお供にこ~んな物を持参しようと思っております。


これ、、、新しい試み?って言いますか、太陽光線を浴びるとケイムラっぽく怪しげな光
を放つ「アトミックスライダーHARISU」とケイムラ素材のパイプから発光玉まで全て
をコラボさせて仕掛けを作ってみたらど~なるんだろ?とねっ。


やっぱサバフグの餌食?(爆)


と言うのは遊び心からで、実際にはナイロンを多用しつつ、超軽量を意識した
吹き流し仕掛けが今後の作戦で必要と感じているからに他なりません!その作戦&
ターゲットは、、、ご想像にお任せします。(笑)


あくまで個人的な考えになりますが、ケイムラという紫外線発光素材は戦場の水深に
左右されるもののデイタイムを戦う幾つかの作戦にはそれなりの効果が望めると信じる
JCAなので積極的に導入&引き続きデーター収集していきたいと!


あ~~~、今から帰国が待ち遠しいっ。




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NEWアイテム納品!:ALINCO・スリムキャリーコンパクト台車

2012-09-13 10:20:02 | NEW アイテム

投げ釣り戦記からもご覧の通り、ここんとこフェリーで戦場へ突入!ってなパターンが
多いわたくしめの遠征。各フェリー会社にもよりますが例えば隠岐汽船の場合、
クーラーなど大きな荷物は車を積載する車両甲板の端っこに積み込む事が可能です。
まっ、マイカーごとフェリーに乗っけてしまえばそこまでなんですが、なんせ隠岐汽船
の車両積載料金は日本一クラスと言えるほど高額なんです!?


そんなのもあってか?大勢で!とならない限りみなさんマイカーはフェリーターミナル
に置いたまま人間だけで島へ渡る事が多いかと思います。


、、、とはいえ、ただでさえ他の釣りに比べて荷物類が超大所帯となる投げ釣り!1晩
のみならず2晩、3晩と長期遠征となれば大型クーラーも2個出動させる事も多々、、、
そんでもってこのクソ暑い時期に複数回に分けて車両甲板へ重い荷物を運び込むと
なるとそれだけで汗だくに!もちろんキャリーカートを用いる方も多いかと思いますが、
それでも1回で全て運び込みは困難な時があります。


そこでJCAも導入したのが、





“台車”


特に隠岐汽船なんかでは通い慣れた磯釣り師たちが愛用されてるのをちょくちょく
見かけますし、以前の遠征でわたくしめも家にあった旧型の台車を持参したところ超
楽チン ♪ ホエールに30Lフィクセル、システムバックから磯クール他、大量の荷物を
1回でス~イスイっと車両甲板へ運び込みでき、おまけに戦場に入る際にもそのまま
突入できて超便利でした!メガフロートなんて余裕ちゃいちゃい ♪


ただ、、、わたくしめの台車はかなり昔に買ったモデルだったので自重だけで18kgも
ある上、これは構造上ほとんどの台車が一緒かと思いますが、折り畳んだ状態でも
4個のキャスターが付いてて結構嵩張るのが難点!まぁ、ヘビーなアイテムをたくさん
載せて一気に運ぼうとするわけですから重いのも嵩張るのもしゃ~ないって言えば
しゃ~ないのかもしれませんが、、、なんとかならないかぁ~?といろいろ調べてました。


すると目に留まったミラクルアイテムがっ!






ALINCO「スリムキャリー コンパクト台車KLC-100」


全長: 411mm
全幅: 675mm
全高: 723~923mm
収納寸法/全長: 411mm
収納寸法/全幅: 675mm
収納寸法/全高: 81mm
質量: 6.5kg



6.5kgとこのクラスでは最軽量のモデルでかつキャスター含め完全折り畳み式で折り
畳んだ際には厚さはわずか81mmの板状になる超スグレモノ!そんでもって最大使用
耐荷重はなんと100kgとなればある意味最強じゃあないですかぁ。


この製品のイチ押ポイントは超軽量ってのもありますが、やはりその折り畳み機構の
素晴らしさが挙げられます!普段から突起物として持ち運びに少々邪魔となる4個の
キャスターが完全収納される仕組みは車に搭載するにも1枚の板の如く扱え、狭い
スペースにも楽々入ってくれます。







今の時代の台車もこんなに便利になってるんですね~!


組み立て方法もこれまた超簡単でメインハンドルを持ち上げると同時に4個のキャスター
が連動して出てくるってな感じでややこしい操作は一切不要。


全体的に黒&シルバーを基調にしたシックなデザインなので飽きがきませんし、ホーム
センターなどで売っているいかにも台車!という印象も無くオシャレ感覚なのがGOOD。


あと、現行の台車では当然となりつつある運搬時におけるキャスターの音もサイレント
モードになっておりほんとに静か!たかが台車と思っていたわたくしめではありますが、
今回実際にコレを押してみて感動しましたわ。(笑)






最後に上の写真にある赤色の気になるノブ、、、


これはメインハンドルの高さ調整をする為のもので、指でつまんだ状態でハンドルを
上下と好きな位置で固定が可能となります。クーラーからバッカンにリュックまでありと
あらゆる大荷物を積み上げ一気に運ぶ際にはハンドル位置が少し違うだけでも操作が
楽になったりするもの!ありがたい機能ですよね~。


軽量&コンパクトがゆえに今後はちょこっと長い距離歩かないといけない戦場など
台車が走行可能な所なら積極的に導入していきたいと思っております。




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遠征第百七十七弾!長崎県・対馬 / 峰町 (3日目)

2012-09-06 23:00:07 | 投げ釣り戦記!

あら、もう最終日ですか?


あっという間に過ぎ去ってしまった「対馬」遠征スケジュール、今日は午後14時までに
貨物フェリーへ車を預けないといけないというのもあり午前中のみしかできません。
昨夜は今時期、超期待薄と判断し夜戦はキャンセル!「峰町」にあるだだっ広い漁港
で車を止めて爆睡夢追人になる3人でした。


恒例の携帯目覚ましが鳴り響いたのは午前4時。


当然ながらこの時点で起きる者はおらずリセットを繰り返して(爆)、最終的に起床した
のは2時間後でした。


“木下さん”“Kenji君”は昨日のキス爆釣劇が忘れられず短時間ではあるものの
再び上対馬エリアまで行ってランガンしてくる事に決定されましたが、海外出張から
帰国後そのままこちらへ遠征に出たJCAは今になって溜まってた疲れが出だしたよ~
でこのままこの漁港で戦う事に。


必要最低限の荷物だけ下ろし、木下さんらを見送ったら適当な場所までテクテク歩いて
早速竿を並べてみます。





仕掛けをセットしてエサを付けようという時に目の前を破壊された沈没船!?を載せた
巨大タンカーが、、、


想像しただけで恐ろしくなってしばしタンカーのゆくえを見物していると、ど~やら新たに
人工漁礁を作る為に沈める船だったよう!今思い返せばやけに船が綺麗でしたしねぇ
、、、でもまぁ、ぞっとするよ~な物でなくて良かった。(笑)


お迎えは正午過ぎとなっているのでほんの数時間しか戦えませんし、完全に朝マズメ
を逃してしまっているのもあり微妙だろうなぁ~?と投げてみますと、


ブルルルルッ!


心地良いアタリが出ましたよぉ ♪





ちょ~どキスの群れが回遊中だったよ~で連続してアタリが出てくれます。


サイズ的には昨日の上対馬とは違いどれも25cmに満たない個体ばっかとちょっと
小さめ、、、さすがに「対馬」まで来てますし20cm以下のは大きく育ってくれるのを
祈って全てリリースしながら良型のみをクーラーに次々と確保!


しかし!


まだまだいけるんちゃうん!?とはりきってたら10分も続かないうちにアタリが遠退いて
しまいました、、、そして次に入れ食い状態になってくれたのは、





イラん魚・イラのチビちゃん、、、(悲)


ど~やら漁港内で産卵したのか?アホみたいに湧いておりどの方向へ投げても
イラ、イラ、イラ!!!イラ立ちが隠せなくなってきました。


戦闘開始直後は黒く曇っていた空もだんだん快晴になり太陽が地面を焦がし始めます
、、、外側が高い防波堤で戦っているのもあり最初は胸壁でできた日陰に入れていた
ものの時間の経過と共に次第に無くなって直射日光を浴びながらの汗だく戦に!


午前10時になるとイラですらアタらなくなりマンダムモードですわ。


早く迎えが来ないかなぁ~?なんて思うよ~になると最後!(笑)疲れに暑さがダメージ
を倍増させわたくしめ、、、完全にダレてしまいました。






その後は気だるい時間が流れて終了。


上対馬をランガンして来られた木下さんとKenji君は28cmの大キスを頭に良型の
カワハギもゲットされてましたよぉ。次回は気合い入れてランガンにくっ付いていこうと
思いま~っす!やっぱお土産わんさか釣れたら楽しいですしね。


ちなみに今朝のわたくしめのキープはこれだけ。





荷物の整理が終わったら日帰り温泉で汗を流して時間までに「厳原」 たまたま
見つけた定食屋で超まいう~な定食を頬張れば我ら人間の乗るフェリーも出発時刻に
なっておりました。


普段、「対馬」遠征となればまず飛行機利用というJCAですが、今回のよ~な陸路&
フェリー利用も結構いろいろ楽しめていいなぁ~と思いましたよん。まっ、ご存じのように
長距離運転ができないわたくしめなので単独でとなると確実に飛行機になっちゃいます
がねぇ。(爆)次の上陸はいつになるのやら、、、


「福岡」に戻って名物の1つでもある博多ラーメンで夕食!







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