JCAの激闘!投げ釣り戦記Ⅰ

大物投げ釣り一筋!(2007~2013年)

予告:遠征第七十六弾!四国の強豪にくっ付いて

2009-09-30 23:20:51 | ブリーフィング

日本近海に潜む魔物、、、それは全てが想像の域を超えたモンスター
「力」のみが制するこの作戦で果たして勝つのはJCA? それとも、、、


怒濤の遠征第七十六弾! 明朝、松山空港へ




もう四国へ出撃となればターゲットはあえて言う必要もないですね。


これまでなら高知入りして突っ走るというのがJCA定番スタイルでしたが、今回はまず
「愛媛県・松山市」へ向かうことに。


実は本遠征においては愛媛を拠点に四国全域をホームグラウンドとされる雑誌などにも載ってらっしゃったお二方の先生に同行させて頂ける事となっており2晩ではありますが
いろいろ教えてもらってこようと考えております。






そして、肝心な 戦場 についてですが、


JCAも詳しくはまだ何も知りません!(笑)






先生方に全てお任せしてあり、


これまたJCA定番スタイルの 金魚のフンのようにくっ付いてゆく!だけ、、、


でわ、行って参ります。




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乗っ込みカレイ・シーズンは少し違った攻め方で

2009-09-29 13:54:58 | 業務連絡

例年のようにそろそろ開幕する「乗っ込み」シーズン、多くのカレイちゃんらが産卵を控え接岸&荒食いするってわけですが、JCAの今期の作戦では主軸を数釣りに置かず


“一発大判狙い!”


一か八かの賭け的な勝負となりますがすでに攻め込む戦場リストも過去の経験から
絞り出してあり、これらを重点的に叩く!そう決めました。


ただ、、、わたくしめにとっての近場=関西圏においても大判の出る可能性も十分あるようですし、それ以前に魚好きな性分なのでおかず出撃はこれまで通り合間にちょくちょく
やっていこうと考えております。


近場で数釣りを意識しない代わりに今期は以下の去年から始めた調査を続投します。




① 塩絞めエサ(塩イソメ、塩エラコなど)をメインに戦う
② 北方限定エサ・エラコの効果を試す





と言うのも製法は北海道で言う「魔法の粉」など使用したりで結構マニアックなこだわりを導入していおりますが、塩絞めエサの方がエサ取りに強く持ちが良い上、フルキャストにも耐えれる強度がある事、他の作戦で余ったものを長期保存し再利用できるというメリットがあるからに他なりません。


また、エラコに関しては東北の釣友でもある「八戸のちょいワル」さんが大量に獲って
きてくれ、将来的に新鮮なエラコを格安でお分けできるかもしれないとネットショップを
考えてらっしゃるというのもあって、まずは関西におけるエラコの効果とは?という調査をJCAがしようというわけです。





エラコは北方ではマコガレイ、クロガシラカレイといったカレイの大好物なエサ!
北海道でユムシ、タイムシなどにもカレイが食ってきたように現地に生息しないエサでも可能性は否定できないとわたくしめはここ最近感じておりました。


特にエラコの場合、マムシよりも強烈な臭いを発しカレイ仕掛けご用達の毛バリ発想の基となった毛の付いたパラシュートのような容姿、もしかしたらいい釣果が望めるのかも
しれませんねぇ。 まあ、全く効果無しに終わる可能性も大ですが、、、(笑)




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う~ん、デリシャス ♪ キスの骨せんべい

2009-09-28 12:17:37 | FISH MEAL !

専ら午前中のみですが、ちょくちょく夏のサーフに出没してはキスを引いてるわたくしめ!プルプルプルプル~♪ っとあの超カワイイプルちゃん を思い出してしまう
心地良いアタリが楽しめ、良い日にはあっという間に100匹超えと大漁できちゃうのも
キス釣りの魅力ですよね。


そんなキスはJCAの中でも大好物な食材の一つで例え100匹釣れようがありがた~く
たいらげさせて頂いております。(笑)全然上手くもないのにMY出刃包丁&柳刃包丁まで持っている格好だけのド素人JCAでも慣れてきたら捌くスピードがアップし意外と短時間で処理できちゃうんです。





大キスだとほとんど刺身か天ぷら用の1枚おろしにするんですが、ピンギスが主体だと
数もある事からJCAの場合、身は刺身すり身団子にし超ミニサイズは頭を落として
から揚げ!ってのがここ最近のお気に入り。


やっぱりミニサイズでも獲れたての刺身は格別ですわ~♪




そして最後に忘れてならないのがやっぱり、





これっ!


余った中骨部をお酒と塩を混ぜたものにサッと浸けて、3分後くらいにキッチンペーパーで水分をよく拭いてから片栗粉をまぶして低温でからっと揚げ


→ それを今度は高温でディープフライ。





あっという間に上品なお味のカルシウム満点「キスの骨せんべい」のできあがり~♪


おやつに、ビールのつまみにと最高ですわ。


この時期、ますます誘惑が増えてくる中、あと何回くらい行けるかな~?




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SWの思い出、五島列島「奈留島」

2009-09-27 12:25:38 | つまらないネタ

チャチャッ、チャッチャチャ~チャチャ、チャ~チャ~、チャ~~~ ♪


世界の車窓から


今日は長崎県の西側に連なる島々からお送りします ♪






ハードな作戦を我ながら立ててしまったなぁ~、とちょっと後悔?しているJCA
ですが沢山の思い出ができました。投げ釣り戦記は当然ながら今回の長崎県・五島列島の一つ「奈留島」ではちょこっと似合わず観光までしてきちゃいましたよっ!


過去に何度も行ってるのにそのほとんどが「相ノ浦湾」と睨めっこと言っても過言じゃ
ないわたくしめだったので、へ~!こんな所あるんや~。なんて感動?
新たな一面を発見したような気がします。(笑)




奈留島ってどんなとこなんやろ?




とこれから遠征を考えられている方、ただ単に興味がある方いろいろだと思いますが、
幾つかのスポットを写真に収めてきたのでご覧くだしゃい!






五島列島と言えばやはり歴史的にも「隠れキリシタンの里」で有名ですよね~?


この「江上教会」もどこかひっそり陰に隠れるかのようにしてたたずむ小さな教会で中を見ることはできなかったのですが、手前にあった説明看板によればロマネスク様式を採用した建築らしくアーチ状の柱が林立する美しい内観とのこと。


長崎の教会群とキリスト教関連遺産の一つとして世界遺産暫定リストに掲載が決まっているらしいので今後もっと見物客が増えてくるのかな?過疎化が進んで礼拝日も人が
少ないと聞いたけど、ヨーロッパに行かないとちゃんとしたロマネスク様式を拝めない日本でこんな素晴らしいのが残ってるって凄いと思うなぁ。






「城岳」の頂上にある展望台。簡単に言えば高台にある展望所なんだけど、ここまでの
アクセスがかなり大変なんですわ~!車で中腹までグネグネ狭い道をエンジン吹かして登ったと思えばまだまだで、次は駐車場から徒歩で急斜面の道をてくてく、、、体力と気力が必要な絶景スポットなのかもしれません。


あいにくこの日は曇りだったのでそこまで綺麗な風景は見れなかったんだけど、五島列島の島々が点々と四方八方にあってなかなか都会の山からは拝めない神秘的なイメージを受けましたよん。


でも、、、登るのしんどかった~。






この風景は奈留島のPR広告でも使われている舅ヶ島海岸にある「奈留千畳敷」で、
島を代表する観光スポットの一つと言えるんじゃないかな?


海岸脇から遊歩道が出ており千畳敷まで歩いて進入できるんだけど、千畳敷ってどこも同じような作りで近くで見ると退屈するのでアクセス途中の急坂道から撮ったほうが全景がはっきりしていて雰囲気ある写真になるって感じたよん。


それに、投げ釣り目的で来島しているJCAなんかはこれ見てると、


「タマミとかおりそ~!」


とゾクゾクしてしまいイカを忘れた事に後悔を覚えてしまったのはなぜなんでしょう?(笑)


遠征ではあまり気付かない戦場周辺の魅力的スポット、、、もっといろんな視点から
見つめ返してみると素晴らしい発見だらけと今更実感しているJCAでした。
でもまあ、そ~んな事語ってるのもこの記事を書いている今だけで、いざ出撃となれば
海ばっかり眺めてるんでしょうけどね~、、、こりゃ性分やし治らんね~。(笑)




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シマノ・スペーザ35L 持ち運びに便利アイテム

2009-09-25 16:19:36 | NEW アイテム

シマノでは最大のクーラーとなる「スペーザ 35L」


大物狙いの方はもちろんの事多くのシマノファンに愛用されていると思います。
JCAもクラスでは保冷力が最も高いとされるリミテッド・ヴァージョンを所有しており、
運ぶ際には片方の底に付いたキャスターで ゴロゴロゴロ とスムーズに移動中で
ごじゃいます。(笑)


しかしこれはメリットでして、デメリットもあるんですわ~。


それは35L仕様には片手で持てる持ち手ハンドルが付いていない事と、別売りのシマノ
純正ショルダーベルトを装着させ肩に掛けて運ぼうにもベルトの取り付け方法がイマイチで、置き方に注意してないとすぐにベルトがクーラーの底側へ潜り込んでしまい即座に
ベルトが持てないという事態が頻繁に起こります。





これ以外にショルダーベルトを付け、同様にベルトが底側へ潜り込む事により両サイドにあるハンドルがしっかり立たなく困る時も多々、、、これらはお持ちの方なら一度は経験
されていると思います。


最近ではダイワ社より同じ容量で片手で持てる持ち手ハンドル付きクーラーが発売され
浮気性のJCAも目移りしてしまってるのですが(笑)、とにかく先ずはこの所有の
「スペーザ 35L」をより快適に愛用できる何かいい方法はないか?と考えておりました。




それは近くのアウトドア専門店に行った時のこと、






「コールマン・ハードクーラーショルダーベルト L」


こ~んな物を発見しましたよぉ!コールマンと言えばアウトドア売り場に行けば必ず
なにかしら製品が並んでいる程メジャーな老舗アウトドアメーカーでして、ベタと言えば
ベタ なのかもしれませんがさすがに専門だけあって頑丈な作りで、


耐荷重:約88kg までと信頼性があります。




装着法はベルトの両サイドにカチっと留めるプラスチックホルダーシステムを採用されており、「スペーザ 35L」へはちょうどサイドの付属ハンドルに取り付ける事が可能。


純正ショルダーベルトと違いハンドルに直接取り付け、ワンタッチで脱着できるので
必要な時のみに登場させれて 超便利!でしょ?





コールマン様のお陰でわたくしめの「スペーザ 35L」は相性の悪い純正ショルダー
ベルトから開放してもらえましたよん!


でも、、、シマノフリークとしては純正にこだわりたかった所もあるんですがねぇ。




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遠征第七十五弾!青森県・今別町 / 袰月漁港 (2日目)

2009-09-23 23:52:44 | 投げ釣り戦記!

惨敗に散った昨夜の無念を晴らすべく、八戸のちょいワルさんと緊急会議。


そして出した決断は、


陸奥湾を一周!?


そうなんです!現在いる下北半島の先端部から一度南下し、ぐる~っと湾を回り込んで再び北上、目指すは反対の半島、「津軽半島」





竜飛岬に近い今別町の「袰月漁港」まで何時間もかけてやってきました。


これまた F1レーサーのちょいワルさんだからこそ 成し得た業ではないでしょうか?
今別~平舘にかけてはちまたじゃ有名なマダイ場ですし全く新規開拓にはなってませんが、とりあえずまずは1匹ゲットしておこうと弱気な二人が出した決断ですわ。(笑)


この「袰月漁港」も2年前くらいから間違いなくマダイが揚がるだろうと気になってた
ものの、他に攻めてみたい戦場がたくさんあり未だ入れずにいた所なのでちょうどいい
機会でした。






漁港内にはわずかながらも川(淡水)の流れ込みがあるので、それを避けるようにして
JCAが波止先端部から沖向きをメインに、ちょいワルさんはテトラ越しではありますが
目の前一帯が回遊ルートになってそうな完全外向きをロックオンします。


明朝にかけて 予報が入ってるので忘れてならないのが、





テント設営ですわ。(笑)


中で飲んで宴会?いや、作戦会議ができるように大き目の方を持参しましたよっ!
攻撃態勢が整えば不必要な物は全てテントの中に入れて明るいうちからユムシを投げ
込んでおきましょかね~。


ブルッ、ブルッ、ジイイイイ~!





グッ、グッ?





35cm以上40cm未満のチャリコ連中なら来るんですがねぇ。


それはさておき毎回思うことなんですが、東北で撃沈されてくるマダイってほんと綺麗な色してるんですよ~。大きくなっても他の地域で揚がるのに比べると美しさを留めてる
っていうか、、、見てて癒されます。




プ~~~~~~ン。




ただでさえどんより曇り空で気分もどんよりなのに、夕方が近づくに連れ裏山から
アホみたいに蚊が飛び始めてきました。





STOP MOSQUITO!




いざ、蚊取り線香包囲陣!


最後にちょいワルさんが部屋焚きベープなるものを置いてますが、これって効果あるん
でしょうか?(笑)おそらくテントの中で使用するものでしょう。


効果あるんですよね~、、、もちろん野外なのでそれなりの数が必要になる場合が多いですが蚊取り線香は侮れません!この包囲陣の中に居ればかなり蚊に咬まれる
確率を下げる事ができます。




ジイイイイイ~~~!!!


ものすごいアタリが夕マズメと同時にちょいワルさんのスピンパワーの竿尻を持ち上げて出ました!がしかし、、、どうやら回遊路となっている手前に大きな瀬が張り出している
みたくしばらくの格闘の末ラインブレイク。


でも、これで大型が居るって期待できますよね。






月も隠れた曇り空でも沖合いに無数のイカ釣り漁船が煌々と灯りを点しているので
想像以上に明るく快適に戦えます。


ちょいワルさんも根掛かりが発生する部分へは捨てオモリ仕掛にチェンジして攻められてますが来るのはミニサイズのチャリコのみ、、、


数より型なのでリリースの繰り返しです。


まあ、今夜はアタリが遠退いたと思えば即座にテントINしてワイワイガヤガヤ!





お酒がわんさか詰まった専用クーラーにおつまみと贅沢な防波堤となっております。(笑)


JCAら2人しかいませんけどね、、、。




日付が変わった頃から大雨に、





その酷さの前に戦意喪失するヘタレな我らは、外に出る根性すらなくテントの中で
ちょいワル“ ちょいエロ ” トーク を聞きながらいつの間にか爆睡。


明け方にやっとこさ小雨に変わりモグラ2匹は外の空気を吸うのでした。




ジッ、ジイイイイイ~~~!?


今度はわたくしめの細糸でかなり遠投をかけていた竿に鋭いアタリが!
横でちょいワルさんがタモを構えて待機してくれ、しばらくがんばっていたのですが
これも瀬を越す事ができずアウト。


戦い方を考えなければ取れる確率が少ない気がしました。





見てください! このいやみったらしい青空。


我らが片付けると共に蒸し暑いくらいの晴天になっちゃいましたよ。


ちょいワルさんは鯛というお土産を持って帰らないと家に入れてもらえないらしく、しっかりキープしておいたわりと大きめのチャリコちゃん2匹(ちょっと40cmに満たないくらい。)を
クーラーに仕舞って帰路に着くのでした。





またもや貧果に終わった北限のマダイ調査ではありますが、八戸のちょいワルさんと
気の合う者同士ワイワイとふざけながら釣りが楽しめたので大満足ですわ。


もちろんこのマダイ調査は引き続き継続していくつもりですし、いつかの鹿児島の様に
毎回毎回何かしらそれなりのヒントなど、収穫を持ち帰っておりますので次回は更に
巨大な敵に近づけるのはではないかなぁ~? きっと、、、たぶん、、、




年内にまたちょいワルさんとつるむ予定でいます。


狙いは、、、ヒ・ミ・ツ!




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新規開拓:北限のマダイ調査。 遠征第七十五弾!青森県・脇野沢 / 九艘泊漁港 (1日目)

2009-09-22 23:33:31 | 投げ釣り戦記!




お~お~、遥か彼方に霞んで「陸奥湾」が見えてきましたね~。


でも、天気はどんより曇って肌寒そう、、、


いつものJCAスタイルに似合わずSWという大型連休に強行出撃中の今、五島列島の
「奈留島」など遠くても釣り人が少ない戦場をチョイスしてきております。
そして昨夜午前3時に帰艦したにも関わらず荷物を詰め替え数時間後の便で飛んできたここはまさに九州とは正反対の 東北!




三沢空港まであの東北のアイルトン・セナこと八戸のちょいワルさんが彼の
愛車(ヤン車?)で迎えに来てくれ、そのまま法定速度40kmののどかな道をF1サーキットに変えて北上しました。


なんせ目的地は下北半島の左側に突き出たほぼ先端部なので午後14時に青森入りした状況下、なんとか暗くなる寸前に到着できたって事はすごい!さすがF1ドライバー!





脇野沢「九艘泊漁港」


わたくしめの投げ釣り戦記をご覧頂いてる物好きなみなさんなら覚えてらっしゃるかも
しれませんが、今年の5月?にちょいワルさんと新規開拓兼ねて乗り込み、おもしろい事にクロガシラカレイを何匹か仕留めたちょっと不思議な戦場。


まず、簡単に説明しますと港内でも水深は20m近くあり、写真で見えてる波止外向きに
かけては足元から一気に落ち込み30~40mへ、地元の漁師さんに聞いた所深い場所は60mにも及んでいるというドン深のエリアで底はほとんど砂地、両サイドに岩礁がある岬に囲まれているといった大物のにおいがプンプンする魅力的な環境なんです。




以来ずっと


マダイが回遊してくるんじゃないか?


と気になっており、いろいろ「陸奥湾」におけるマダイの行動パターンを調べてきました。基本は季節に応じて津軽半島側から湾に入り湾奥部の「夏泊」を経て下北半島側を沿うようにしてまた湾外に出てゆくルートを取るようで船釣りもこの回遊パターンを読みながらそれぞれのポイント選定をしているという。


しかし岸から狙うとなると浅場、それもかなり浅い、、、のがほとんどの「陸奥湾」なので今回の「脇野沢」付近から「北海岬」にかけての海域のみ岸から狙えるのでは?と、
そしてJCAらが睨んだ季節がこの秋口10月くらいにかけてだったというわけです。







波止が高い事、付近に入れられている定置網の入り方など事前に調べてあったので
それを考えながらちょいワルさんが用意してくれたハシゴを用いて陣を張り、到着早々
すぐに攻撃開始です!


軽く投げてもどんどん恐ろしい勢いでラインが出てゆき、さすがのちょいワルさんも
こんな深い場所でやるのは初めてだと、、、ここと似たような戦場では対馬の
「三根湾」や桜島の「高免地区」あたりがありますね~。


いやっ!「高免地区」はこんなん比じゃありませんわ~、あそこは下手したら200m巻いたライン全て出きってしまうので。(笑)




グッ、グッ、グッ、グッ、、、?







丸々太った40cmちょっとのアイナメ


ハァ、、、お呼びでないって!ポイ。


地形上、潮が動き始めると激流になり右へ左へとゴロゴロ仕掛けが流されてゆきます。
今回のエサは「陸奥湾」のマダイ狙いでは定番のユムシをメインにアオイソメを併用
しながら攻めておりますが、どうも海底に虫?らしきものがおりユムシもすぐにボロボロにたくさん穴を開けられてしまいます、、、


ちょいワルさんがあえて捨てオモリ仕掛に1本替えて捨て糸を長く取り、エサに底を切らせてみると無傷だったので小魚ではない事が判明。




ジイイイ~~~、ジイイイ~~~?




時折、小型ザメも親切にマダイに似てるようなドラグ音を聞かせてくれました。





かなり冷え込む朝がそこに。(悲)


引き続き深場なので昼頃までがんばってみましたが目ぼしい釣果もなく撃沈、、、




後で「陸奥湾」の船のマダイ情報に詳しい筋からの情報で、マダイは現在「奥内」沖付近に溜まっているようでJCAらの海域へ到達するにはもうほんの少し先ではないだろうか?
という話でした。しかし、やはり過去には一帯での巨大マダイの釣果が残っているみたく
そのサイズ70~80cmという巨大ばかりだという。


鍵となるのは 「マダイの位置を正確につかむ事!」 らしいです。


まあ、当然と言えば当然ですが、、、出直しですな。(笑)




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予告:遠征第七十五弾!まだまだSWは終わらんでぇ~

2009-09-22 10:04:11 | ブリーフィング

「あそこでこんな魚を撃沈できる!」やら「おそらくここには居そう!」など曖昧な情報・憶測のみで日本各地へ出撃する遠征プロジクト。


待望の遠征第七十五弾! JCAは観戦しときます。(笑)






以前、台風来襲時の代替策として常時臨戦態勢を要請した非常にこわ~いおっちゃん(通称:東北のアイルトン・セナ!?)とSW後半は仲良く竿を並べる事になりました。
いつものように親切なおっちゃんはF1カーで空港まで迎えにきてくれるという!


すでに荷物はまとめてとある街に送ってあるので、それを途中ピックアップして戦場へ
向かうまで!今回は同時にわたくしめが愛用してきたスピンパワー405BX2本を
おっちゃんの所に嫁入りさせる事になっておりロッドケースはパンパンですわ。


作戦の流れは、



  • 飛行機: 7:30 伊丹空港発→ 9:45 法定速度40kmのサーキット着
  • マクラーレンMP4/8フォード: 東北のアラン・プロスト・バーゲンに参戦?
  • 飛行機: 18:25 法定速度40kmのサーキット発→ 20:15 伊丹空港着



何やら意味不明ではありますが、詳細は追って更新していきます。


お楽しみに~♪




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ヘダイ大漁で~す♪ 遠征第七十四弾!長崎県・五島列島 / 奈留島:奈留生コン前 (2日目)

2009-09-20 23:49:20 | 投げ釣り戦記!




古巣集落にある「奈留生コン前」


ちょうどこの生コン施設前の道路を挟んでコンクリート運搬用のトラックなどが停めてある駐車場一帯がキャスターの間でそう呼ばれており、平日作業が行われている時は邪魔になるので不可能ですが夜間および祝日には車横付けで近辺の護岸でよく見られる足元の敷石や張り出した瀬なども少なく取り込みが容易な人気スポット。


とは言え、JCAはここでは今回が初めてとなります。
一度遠征に出れば数日住み込みで戦われる我がマダイ師匠は毎度の如く一晩はここへ入るらしいのですが、前々から楽チンという事で勧められるものの相ノ浦湾右岸に行ってしまう傾向があるわたくしめにはほ~んとお初!


ラッキーことに今日はSWかつ、日曜日なので作業も完全にお休み。






雲一つない空の下、、、気持ちいい~ ♪


と言いたかったのですがよ~く見れば雲ありましたわ。(笑)
まっ、それくらい荒れまくった昨日と比べ別世界と表現したいってわけで~っす。ジリジリ残暑が残る中、2本のみユムシをセットして投げてほったらかしていました、、、


すると放置後1時間くらいに突然、


グッ、グッ、ジジジジジジ、、、?





昼間から本命のヘダイちゃんが撃沈されてきましたよぉ。


潮さえ良ければアタってくるとは聞いてましたが魚影がそれほど濃いんですね~!
ここ最近、タマミ作戦ばっかりやってたのでついついキツめのドラグ設定がクセ付いて
しまってたようです、、、一所懸命ラインを引っ張り出そうとしてたんでしょうね~。(笑)




この シルバーボディー ヘダイ、見た目はクロダイっぽいんですがお味は
ま~ったく別物で最高って言ったらありゃしまへん!




引き続き2本ユムシ体制で放置プレイしましたが結局ウミヘビが1回来たくらいで終わり、途中様子見がてらに話しかけてくださった唯一地元で投げ釣りをされるという方といろいろお話しさせて頂き楽しく時間が過ぎてゆきました。


やはりここもマダイ場として有名で全国からみなさん訪れてくると伺い、そんな中の一人に師匠もいるんやなぁ~?なんて思いながら満潮になりゆく相ノ浦湾を眺めてマッタリ。






長~い灼熱のデイタイムが終わり、やっとこさ 夕マズメ → 真っ暗 になってくれました。


足元少し前からカケ下がっているんですが、遠投しても右岸と違い水深がそこまで無い
のでイトヨリは微妙っぽい気がします、、、でもヘダイの魚影はかなり濃いと伺っており
期待満々で思うような方角へ投げ分けてゆきましょう!


ジイイイイイ~~~!





思ってたより早くエサ取りがおとなしくなってくれたので、暮れてすぐに1匹目撃沈!


気になるような大きな障害物も無くほんと釣り易いの一言ですわ。
捨てオモリで投げ、秒速で根掛かり連発に慣れてしまった感覚ではサビいてもズルズルとL型天秤が海底を難なく這って来てくれる事の喜び!嬉しくなっちゃいますね~。


連中も群れで行動する習性なので1匹来ると、


ジイイイイイ~~~!





また1匹と続けてアタる事が多いんですよね~。


ジイイイイイ~~~!





はいっ、また1匹 ♪


潮が動いてる時に分があるようで止まってしまうと来なくなります。


そんな時に限って「招かれざる敵」で有名な超怒級エイが頻繁にアタってきたりと往生
させられ、今夜も5匹くらいバカでかいエイを揚げましたわ~、、、


大型実績が高いユムシをメインにしてないせいかマダイ系は来ても40cm以下のチャリコ連中のみ!揚げてはポイと昨夜同様に繰り返し、針を完全に飲み込んでしまった43cm
だけをクーラーにキープ。





丸みを帯びたおもしろい尾びれが特徴のこのマダイは養殖モノでした。湾口付近にある
マダイの養殖イケスから逃げてきたのでしょうかねぇ!(笑)


相ノ浦湾って天然モノと養殖モノが入り混じり巨大化するのは天然モノのみとそ~いえば以前師匠から伺った事がありますので、こやつはそこまでデカくならないのかなぁ?




深夜にかけて一度アタリが遠退き来るのは強烈な引きを見せてくれるエイのみでしたが
明け方に再度時合いが訪れしっかりお土産確保で終了。





ちょびっと余ったマムシは持参した塩をふりかけ「塩イソメ」に!


もうすぐ必要になってくる季節ですもんね~。




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SWはシルバーな魚を求め、、、遠征第七十四弾!長崎県・五島列島 / 奈留島:松山 (1日目)

2009-09-19 23:54:58 | 投げ釣り戦記!

SWこと 「シルバーウィーク」 に出撃するという事でターゲットの魚もやはり
シルバーな連中がいい!と思い台風14号から逃げるようにして向かった先は


九州、長崎県は「長崎港」ですたい!


道中、隠岐?対馬?鹿児島?なんかと考えつつも今時期、今回のターゲットが最も
高確率でゲットできるのは間違いなく「五島列島」のあの島しかない。






カーフェリーに車ごと積み込み出港すること4時間、途中福江島に経由したりしながら
船はだんだんシルバーな敵が狙ってたくさん撃沈できるあの島へ。





「奈留島」


JCAはまだ通い始めて3年目の島ですが、もうかれこれ10年以上毎年来られている
我がマダイ師匠情報では9~10月はピンクの連中よりシルバーの敵の方が活性が高く、一部のピンポイントではイトヨリも手軽に狙えるのでいいんじゃない?という。


過去12~1月や乗っ込みシーズンにJCAも60~70cm前後のピンク色の敵を何匹か撃沈した記憶がありますが、ど~も出て75cm前後までが限界らしいのと師匠が去年ジャスト80cmを揚げたもののかなり珍しいという事でエサもイトヨリまでカバーできるマムシの
割合を多く持参することにしました。




水深があるお気に入りの松山の波止周辺は北東の風なのに異常なくらいウネリと突風が入り、タックルごと飛ばされそうな勢いだったので安全策を取って150mほど手前にある
小さな波止でやってみることに。







ここなら相ノ浦湾の少し窪んだ部分なので風裏となり比較的釣り易そう!


以前から気になっていたのにいつも素通り状態だったので今回はぜひともトライして
みましょう。波止先端部から斜め右45度方角にかけきついカケアガリが存在し70mくらいから一気にドン深いになり手前は時々ゴロタ石があるよう、そして真正面から左にかけては水深はぜいぜい15mで一箇所大きな瀬らしきものが見受けられます。


とりあえず明るいうちはエサ取りが激しいのでユムシを付けてファイヤ~しましょ。




ブルン、ブルン!


もぞもぞするってよりは一気にパクリってな印象を受けるアタリ。





えっ、、、タマミ


東シナ海に面している海域とはいえ相ノ浦湾は他に比べて水温が年中通して低めな事で知られているはず、、、まあ、対馬で釣れるくらいなんで居てもおかしくないかな?(笑)32cmとチビちゃんだったので即リリース。




再び元気なユムシを付けてポッチャン!


ブルン、ブルン、ジイイイ~~~!?





あははっ ♪ 41cmのタマミちゃん登場ですわ。


最近追っかけまわしてたからついに相思相愛になっちゃったんかな?(笑)
丸々太っておいしそうなのでキープしときま~す。


たまたまなのか30cm台のタマミ(イトフエフキじゃないよん!)が入れ食い状態で
ユムシを投げれば結構な確率でアタってきます、、、そこまでユムシをたくさん持参して
いないのでほどほどに遊んでもらいながら暗くなるのを待ちました。





ご覧のように、いい感じで日は沈んで今度はタマミの代わりに40cm以下のチャリコが
これまたアホみたいにユムシ、マムシ問わず入れ食いに、、、揚げてはポイの繰り返しをするうちに満潮潮止まりが近づいている事に気付いたJCA、


ギリギリ大丈夫やろ!と余裕気取って戦いを続投してると急に小山と小山に囲まれたエリアもあり風が渦巻き予想外の南風を作っちゃったのです、、、。


あ~あ、、、





それに今日って大潮、、、この写真はまだまだ序の口でして更にコンディションは悪化し午後21時頃には完全に波止の下側は水没状態になってゆくのでした。


あまりにもひどい上、まぁ~た海がシケ始めてきたので下げに変わるまでおとなしく
車内で音楽でも聴いてダラダラ過ごすことにしましょう!
なんせ世の中はSWなる大型連休ですし祝日出撃はめったにしないわたくしめなので
たまには気分をリラックスモードでいきますわ~。







いつの間にか寝てしまってたようで気付けば、日付も変わって波止は元通りの姿に戻っているじゃないですか!? さあ~て、気合い入れて総攻撃再開ですよん。


ジイイイイイ~~~!






本命が来たよ~ん ♪


1発目から45cmのグッドサイズの「シルバーの敵」こと美味しい美味しいヘダイちゃん!こやつらはマダイみたいにバカでかくならない種類なんでこのサイズでも自己記録更新
しちゃったくらいで、味的にも塩焼き、フライなら絶対JCAはこっちがお勧め!というほど
お気に入りフィッシュなんですよ~。


おまけに最後までヘタらずに底へ突き刺さる抵抗を見せてくれるなど、大きさからは想像できないエキサイティングなアタリも魅力の一つ!


ジイイイイイ~~~!





もう1匹来たよ~ん! 超嬉し~。


何匹でもバクバク食べれる魚なので狙って数釣りが可能な相ノ浦湾最高!


まだまだ来て欲しいと願ってたのですが、昨日の夕マズメ同様に朝マズメ時期はチャリコの猛攻が始まり終了。全く疲れてません、、、だってなんだかんだで昨夜は車で寝てた
時間の方が長かったわけですしね~。


今夜はエキサイトしたいものですわ。







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