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ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ベースラインの考え方

2005-04-19 19:38:41 | Weblog
ジャズはベースが要です。ベースがセンスがいいと、俄然バンド全体がノッてくる。勿論Drの役割も大きいのだが。ゴキゲンなベースとダイナミクスが広いDrがそろえば、上に乗るPfやソロは快適に演奏することができる。
いいベースラインとはどのようなモノでしょう?
基本はコードのルート、5度、そして3度の組み合わせだが、テンポやスタイルによってはそれだけでは面白みが足りない。コードのスケール等を用いたウォーキングラインも絶対必須。アプローチノート、パッシングノート。また音のサスティンや切り方も微妙。センスだね。音が伸びすぎると邪魔なこともあるからね。
ソリストにコードの進行状況を的確に伝達しつつ、意外な展開も積極的にけしかけるようなラインもまたベースの役目だと思う。
すぐれたベースラインはそのままソロのラインとしても使えると思うね。

中村善郎の大人のボサライブ

2005-04-18 20:38:54 | Weblog
山形県川西で行われた日本のボッサ界の重鎮 中村善郎のライブ。すっごくステキでした。
ギター弾きでもあるJAZZCATは、最前列彼の目の前でマンツーマンで聞いてきました。
普段ギター雑誌のコーナーなどで彼のプレイスタイルをマネすることはありましたが、実際の指使いをこの目で確認できたことは収穫でした。
ギターだけでなく渋いポルトガル語でのウタも、いい感じでしたー。
また是非見たい人ですね。
でも誰かに似てる・・・
「グータ」って最後言って欲しかった・・・。
てか。

ジャンク品でもお宝あるよ

2005-04-11 18:35:30 | Weblog
このギターは、とあるリサイクルショップで800円のジャンク品で手に入れたギターです。サイズは3/4でしょうか。少々小さくて可愛いサイズ。で、フラットトップでなんとテールピーススタイルになっています。よってブリッジは圧着されていません。多分ボディ全体が合板のベニアの板材ですな。お店ではスチール弦が張ってあったのでネックがかなり起きていてとてもスグ弾ける代物じゃーなかったですね。折れそうで、だからジャンクだったんだな。で、買った直後、ボールエンドのナイロン弦に変えてグリスアップしたら、弾けるくらいにはネックも戻りました。しばらくベッドサイドで弾いていましたが、所詮このサイズ、鳴りを期待はできません。あくまでパーソナルな遊びのオモチャと割り切って、弾いている自分に一番聴こえるようにとモニターホールをリーマーで横板にプスプス空けちゃいました。こうしたサウンドホールがショルダーに開いているギターも最近少しは増えてきたみたいで。
したら、結構気持ちよく弾けますな。ウン。弦長と指板幅が全体に短いので、マジな練習にはなりませんが、ソコソコの練習には使えます。最近のお気に入りのひとつなのよね。
このギターの名前はSHIEROとラベルがありました。

ボサノバっていうけど、ラテンじゃないよ

2005-04-10 22:06:47 | Weblog
我々のようなジャズかじっているプレイヤーは、よくボッサもレパートリーにあるが、ことごとく履き違えて解釈して演奏しているバンドが多いと思う。
ラテンのような音量はボッサでは必要ない。ま、ジャズボッサというのになっちゃうのかな。軽くメロを口ずさみつつホンワカとした気分でプレイするのがほんとだと思うね。
Drのキックは連打する必要もないし、無くてもいい。あくまでギターやPfのリズムをソッとサポートするのがいい。
どうもスタンゲッツがイパネマでやっちゃったソロがそのままジャズマンのボッサになっちゃったのではないかね。
ボッサを歌わせたらうまい人はもちろんいるが、自分としては吉田慶子さんが大好きです。小野リサとおなじくらい好きかな。カルーイ感じの耳元で囁くような小声がいいのだよ。ま、彼女のPAは大変だね。
彼女からサインしてもらったギターを大切にしている割とミーハーなJAZZCATです。

ジャンク品の楽しみ

2005-04-09 21:50:30 | Weblog
多いですなー。最近リサイクルショップが。ま、いいことだと思いますね。自分には不用品でもそれを探している人がいるかもしれないしね。ゴミにするよりは社会で回すほうがいいと思う。で、当然自分としてはジャンクとして出ている楽器関連のモノをあさるワケだが、これが結構楽しい。少々修理をすればまだまだ使えるモノが結構あるし。中でも生ギターはお宝もある。多分フォークソングやニューミュージックあたりのアーティストに憧れてギターを買ってしばらく練習したものの、途中で挫折してそのまま押入れあたりに眠ってしまった国産のビギナークラスのモノなどが、ジャンクで扱われているようだ。勿論ネックが修正不能とか、折れかけているものとかは論外だが、指板がゆがんでいなくてブリッジあたりもしっかりしているものであれば、かえって板が20年くらい経って乾いてきていて鳴りがよくなってきているものも多い。ヤマハのFGやダイナミックギター、カスガやスズキとか。ほんと作りもしっかりしてるし、単板でなくても合板でもよく鳴ってきている。で、jazzcatが買っちゃったのが、マルハのギター。名前がヘンだが、マーチンの000シリーズのコピーモデル。コレが一発で気に入っちゃった。多分持ってる方はあまりいないだろうな。70年代初期のギターらしいんだが、合板トップですごく軽い。まるでマーチンのようにベルサウンドなのである。
当時1万円くらいのモデルだろうね。ラベルにF100Mとあるから。
生ギターは本当にバケルもんだよ。