ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ピアニカって以外に使えるよ

2005-03-29 19:44:51 | Weblog
ご存知ピアニカ、正しくは鍵盤ハーモニカ。自分はギター弾きだが、もしセサミストリートのエンディングテーマがトゥースのハープ(ハーモニカ)だということを正しく認識していたら、絶対そっちのほうに進んでいただろう というぐらい、ハープの音はいまだに好きなのだ。もちろん、クロマチックのハープを持ってはいるが(クロモニカ270とヘリング)実際吹こうとすると めちゃくちゃむずかしいのである。まず単音が単音で出てこない。隣の穴も鳴っちゃう。また吹き吸いがあるため、フレージングによっては息が続かないのよ。加えて同じドの音が隣り合って吹きと吸いの2つあるため、スケールが非常に難解になる。なんとかCとFとGくらいなら吹けるけど・・・。
トゥースあたりは若かりし頃はなんと ドナリーとかビバップナンバーも軽々やってたらしい・・・・すごすぎる・・・。
ということで、比較的音が似ている鍵盤ハーモニカをバンドに取り入れてみることを考えた。アコーディオンとかバンドネオンにも遠からず・・カナ。
したら、以外に哀愁ある音でそれなりの楽曲だったらいいかもしんない。素朴な感じもいい。3オクターブもあるし、なにより楽器も安い。プロモデルで18000円。ギターとかの10分の一くらいだね。結構遊んでますよ。鍵盤楽器やるひとだったらスグ弾けちゃうよ。
哀愁のヨーロッパとかリベルタンゴとかハマルね。でも唯一ピッチが変動しやすい点がイマイチ。なにせ直接息でリードを震わせているのでサビちゃうんですな。
吹き込む息の強さでピッチがカナリ低くもなっちゃうし、ソコはコントロールが必要。今は小さなラベリアマイクを内部に貼り付けてPAマイキングも問題なしに改造済み。
でも自分が弾いてるんじゃなくて、ウチのメンバーに弾かせてるんだけどネ・・。

JAZZライブでのベースにはリバーブが必要なのか

2005-03-27 13:31:52 | Weblog
jazzcatが現在ライブで使っているベースアンプにはリバーブ(Rev)付のモノが多い。ベースにRev?それは必要ないでしょ?と言われる方もいるかもしれないが、そこら辺考えてみたい。
たしかにハコにもよるんだけど、自分が気持ちいいからといってヘタにロングRevつけちゃうと、確かにお客さんには不明瞭なベースになってしまいがち。ラインが甘くユルくなってしまうのは事実。加減が重要なんだけど、ハコの鳴りを計算しつつも低音のふくらみ過ぎが出ない範囲でショートRevを付けると、よりウッドっぽくなるようだ。
というのは、ハコによってはウッドがどうしても入らず、(こういうハコはDrは勿論無し)エレベで演奏するときもあるし、ソリッドの音をアコースティックに近づける苦肉の策なんだな。
また、ソリッドボディのPB、JBともサスティンがスタイルによっては邪魔なのでミュートも必要ネ。
でも、ベースアンプにRevが装備されているのは、R社のCUBE100しかないんだね。あとベースにも使えるポリのトーラスⅣ、アコイメ、AERのドミノくらいか?
(BossコンパクトRV5でもOKとは思うが、少しでも機材を少なく搬入するため)
jazzcatは 今これらの機材を所持しているわけなんです。エレベとはいえ、ハコ鳴りをなんとか出したいという考えの結果ですな。ベースソロ以外の部分でも、やはりPFトリオくらいだったらRevはあってもいいかもしれないな。ゴメスとかね、うまいよね。
ついでに言うと、Drも曲によっては若干Revつけたほうがいいときもあるね・・・。

ボケ防止、若さをキープする演奏家たち

2005-03-23 23:37:24 | Weblog
老化を遅くするためには、指を動かすといい とかよく言うでしょ?われわれミュージシャンはそのとおり日ごろから実践しているわけで、実際若くみえる(というか、あまりトシがわからない)友人も結構いたりする。指が動くといっても、ブラインドタッチみたいな動かし方は、あまり脳の刺激にならないようで、常に何か新しい考えをもって創作活動することがイイみたい。
また、ジャズを演奏する人とクラシックの演奏家と比べると その五感の働き方は全く同じではないようだ。
クラシックの演奏家は、譜面をまず目で追い、脳で音をイメージして、指にその音を弾くように指令を出している。暗譜している場合は、目は閉じる場合もあるね。さらに耳で周りの音や自分の音も調整してる。書いてある音符をいかに作曲者のイメージどおりに演奏していくか がキモ。
ことジャズ家は、譜面を追うこともあるが、コードのイメージが重要なので、耳はまわりの音をよく聞いている。アドリブになればメロディラインは自由なので、脳がフル活動してその瞬間に一番合うようなアドリブラインを選択し 瞬時に指に繰り出す。とにかくジャズは演奏にあたっての指示がおおざっぱなので、より自由に出来る分、どういった音をだしていくかは 経験とインスピレーションが重要になってくるのね。
こう考えると、すぐれた演奏家は、常に脳を活性化しているようなものなので、おない歳の友人とくらべて若く見えるようなところがあると思う。考え方も若いハズ。
ただし、脳以外のところは さにあらず・・・かも・・・

JAZZのベース的考察

2005-03-22 22:02:27 | Weblog
今日はベースの面白さについて考えてみた。ジャズにおいてのジャズたるゆえんは、一番はアドリブソロ、という考えはもっともだと思う。テーマの歌い方が一番 という見方も少なからずあるが、テーマの美しさを陵駕するソロを プレイヤーなら誰しも目指しているのではないだろうか。では、
美しいアドリブソロを生み出すに必要なモノはなにか?無論各人のセンスや経験、そして、周りのプレイヤーの盛り上げ方だろう。たとえば、センスのいいドラミングだったりコードバッキングの入れ方とかネ。でも、いろんなものをシェイプしていこう。最後にジャズの表現に必要最小限のものは何か?考えるに、メロディとリズムとハーモニーかな、と思う。ベースラインは、ハーモニー(コード)のイメージを提示すると同時に、ベ-シックリズムも提示している。しかもラインは ひとつのコードに対してその刻み方は何通りもあるから、その時々のテンポやソリストの盛り上がり方によってどんどん変えていくし、それによって、またソリストにインスピレーションをフィードバックしているわけ。
通常ソリストは ベースを聞きつつ自分の居場所を確認しつつ 飛んでいるわけだね。
よりソリストが自由になれるようにしっかりボトムを固めなくてはいけない という使命をこなしつつ、バンドの屋台骨はオレダー、という主張ができるのが、ベースなんだと思う。
他のどんな楽器よりも、ベースラインが、バンドのノリを大きく左右すると思うね。
そんな見方をすると、ジャズのベースも面白いもんだよ。

JAZZライブの反省

2005-03-21 20:58:28 | Weblog
市内の蔵でのジャズライブ、約20人弱の方々にお越しいただきまして、感謝です。黒と白のいい雰囲気のなか、PFトリオの新旧まじえての選曲で楽しんでいただけたかと思います。
打ち上げでメンバーの自宅で飲んだんですが、ウッドベースのチューニングがPFとかなりズレていて、演奏していて気持ち悪くてノレなかった、という話がメンバーから出てきて、正直ベースの自分はヘコンでしまいました。たしかに、リハの時間が限られていたので十分な音チェックができず、音質もそこそこにライブに入ってしまったのは事実で、自分の音色が作れなかったのは反省点でしたが、まさかチューニングまでおかしくなっていたとは・・。
練習段階では勿論、チューニングのことは一度も言われたことがなかったのにナー。
で、その晩はかなり悔しくて、録音MDを再度チェックしようと夜中にヘッドホンかけて集中して聞いてたら、そのまま寝ちゃった・・・。
翌朝おきてスグ再度プレイバック。アレ?チューニング特におかしくはないみたい・。全ての曲を聴きなおしても・・ン・どこが狂ってるのかな?確かにハイポジのソロは少々アブナイ点もあったが、それ以外の刻みの部分は特にはズレは感じないな。
おかしーなー・・・・。結局なぜライブ中チューニングがおかしく聴こえたのかがわからない。
PFとWBの低音がぶつかりすぎてウナリがでたのかな・・・。