のだめカンタービレが残したもの

のだめカンタービレ。
楽器屋にいくと、関連コーナーがまだまだあるわあるわ。

ＴＶで流れたショパンの譜面や関連雑誌、二ノ宮ともこ原作のコミック。
ピアノレッスン用のあの鍵盤柄手提げバッグは売り切れだとか・・。

あのＴＶのおかげで　クラシックという音楽のイメージが少しは変わったかもしれない。

で、ちょっと前の似たようなブームを思い出した。　

映画のスイングガールである。

あのときは、楽器が結構売れたみたい。
楽器プレイヤーのお仲間が少しでも増えたのは最初よかったんだが、
そのあと２年くらいすると、中古市場に楽器がふえてきたようだ。

どーやらブームに乗って購入したはいいが、やっぱり挫折して
折角買った楽器を売りにだしたようで。

もっと前のブームもあるね。
イカ天。

あのときもいろんなバンドがＴＶに出てきて、楽器が結構動いたんだが、
ＴＶが終わってからは、中古の楽器がやはり市場にでてきたみたいだった。


そんな中古の楽器を　いろいろ物色しては使えそうなモノを安あがりで買っている自分なんだが・・。

でも、たとえブームで終わってしまっても、多くの視聴者にクラシック音楽というものをより身近に感じてもらえるチャンスでもあったわけだしネ。

ホンネは　ブームで終わって欲しくはないんだが・・・・。

オカリナのあたたかさが心地よいデス

オカリナっていいよね。うん。

ぽぅーぽぅー　というそのあったかい音色が、癒しですね。

リコーダーや横笛系だと、やや鋭い風切り音が気になるのね。

フルートみたいにきらびやかでない外観、
　
そのほわっとした　まあるい形もだい好きです。

イメージは田舎道や田んぼ　かな。

その田舎くささも　自分に合ってますね。

自分が吹いて、自分が癒されるというか・・・

そのうち誰かのＣＤで　自分の吹くオカリナ
聞けると思いますよん。

ウッドの弦をそろそろ換えてみるかと・・・

長らくスピロコアのミディアムを愛用してきたんだけど、最近の嗜好性か
もう少し暖かい（ブライトの反対）弦にしてみようかーと思ってね

過去、ラベラのガット弦やピラストロのジャザー、スピロコアのバイヒを張ったこともあったけどね。

ガットは指に太すぎたし、ジャザーは独特のノビすぎが少々鼻についたし・・。
バイヒはやわらかすぎ・・。

結局スピロコアにもどってくるわけですな。

この弦は、ほかの弦には無い明るさ、荒さを持ち、　ビィーンビィーンのサスティーンが特徴であり、またそこが欠点でもあるのよね。

というわけで、いろいろ情報を検討した結果、ダダリオハイブリッドあたりにしてみようかと。

スピロコアよりはサスティーンが少なく、ブライトすぎない点、また、弓も使えるという点も嗜好性をかんがえればマッチするみたい。


どんな感じに楽器の音が変化するか、楽しみー

また乱入してしまった・・・。

仙台にたまたまふらっと遊びにいってきた。
楽器やさんとか久しぶりに回って見たくてね。
予想どおり街の中は青や白のイルミネーションにあふれていましたよ。
まず。仙台ヤマハに行ってフラッと楽器見て、出てくると、すれ違いに　見かけた顔。
おっ、あの日に焼けた顔は音楽隊のペットのＫさんじゃーあーりませんか。

たまたまお買い物で仙台きてたらしい。

立ち話もそこそこに彼とバイバイしたあと、
ジャズストリート関連イベント？のストリート演奏が仙台ヤマハの前で始まったよ。
ありゃ、ウッド弾いてるのは知り合いの仙台のＳ君じゃーないかい。
Ｖｏのおねえさんとアコギーのかたに混じってオリジナル（かな？）の演奏やってました。

彼らの演奏時間が終わったあと、彼と奇遇だねーなんて立ち話してたら、

そうそう、今晩お店でボサのライブあるんだけどそれに一緒にはまりませんか、
と誘われて、しかもテナーで山形から最近仙台勤務に移ったＭ氏もくるということで、じゃ、あとで行くことに。

でも今日はクルマに楽器積んできてないけど・・・っていったら、なんとか知り合いでギターを準備してくれる話になっちゃって・・・。
じゃあとでね、と別れて。

そのセッションステージまでの間、また、街の中をフラフラしてたら、
どこかで聞いたことのある童謡ジャズが・・。

音に近づいていくと、
アレ？演奏してるのは、山形のＪさんとＯさんじゃん・・・

エレピとサイレントベースで夕方の寒い中、ストリート演奏がんばってました。
掛け持ちで、場所を移動してまたあとで演奏予定みたい・・。

そのあと、仙台のロックインに行ってアコギみてたら
あれえ？また知ってる顔。
タイムＬのギターのＯさん・・・。ギターのセールで仙台にきてみたんだって・・。
いやーずいぶんとこの日は仙台に知り合いがいましたね。
仙台おそるべし・・・。


で、久々山形のテナーＭ氏とボッサ演奏の話は　後日ネ・・。

アコーディオンは楽譜がよめなくてもできる

先日山形市内のサクラでおこなわれたミニライブに足を運んだ。
そのライブのトリに演奏した　広島からのアコ弾き語りの女の子のライブに
正直ぶっとびました。

小柄な体に似合わず、楽器はトンボの昭和５０年代くらいの古いタイプの
８４ベースタイプで、小さい肩にヒョイと担いだと思ったら　スグ演奏がはじまった。

割りに甘く高い声で頭の上からでてるような独特の歌い方、全曲オリジナルの歌だ。

ソロパフォーマンスのためか、よく動く動く。

と、今度はアコを弾きながらなんと　次第に開脚していって、床にペタと座り込んで　スカートがヒラリとひらいた状態で弾いている。

かなり重いハズなのに、すごい脚力・・。エロチシズムも匂ってくる。

歌は戸川純をもっとかわいくした感じかな。

結構ドロドロの猥雑・淫靡な歌詞が、白黒の蔵に不思議とマッチしている。
彼女の妄想の世界に思わず引き込まれてしまう・・・。

アコのベローイングも上げたり下げたりで見ててもなかなか面白い。

ときおりモノ欲しそうに彼女の目が観客をナメまわすのが、すんごく迫力。

釘付けのステージング。

約４０分くらいのステージが終わったあと、せっかくなのでいろいろ彼女に話しかけてみた。

なんと、ピアノ・エレクトーンの類がまったく弾けないとのこと。

譜面も読めないし、コードもあまり知らない　って。

でもさっきテイク５みたいな曲とか弾いてたじゃん？
黒猫のタンゴも。

ベースとコードボタンも左手指でブラインドタッチで弾いてたよねえ？

なんで弾けるの？って聞いたら、

すべて指で音を追っていっているんだって。
音符よめないから。

ヘッ！

うーん恐るべし・・。