ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

サランギとのはじめての競演

2008-09-28 21:42:11 | 音楽全般
サランギという楽器知ってる?
インドやネパールの民族弦楽器。
仙台で、日本で2、3人しかいないというサランギ奏者のかたと、
自分のギターとで、インド音楽?をセッションしてきました。
シタールの弟分のようなモノで、
膝の間にたてに構えて、ジャーマンボウでビオラダガンバのように単音を弾くんだよね。
実際に弾く弦は3本のガット弦で、D-G-Dの調律。
このほかにボディに共鳴弦が何十本も張ってある。
そのために、ミヨヨ~ンと響きがついて、なかなか哀愁のある音なんですよ。
基本的にこの楽器を使う曲はコード進行はなく、
言い換えればモード曲のようなスタイルなのかな。
音使いとしては、代表的には1・2・4・5・♭7の5種の音を使い
旋律を作っていく。

コード進行が無いので、かえってむづかしいところもありましたが、
マクラフリンだったらこう弾くのかなあみたいな想像しながら、サランギと
なんとか合わせました。
でも、演奏が盛り上がってくると独特のトランス感というか、なにか高揚感がでてくるんだねえ。
これにタブラとか入れば、絶対面白いよなあ・・・

チョットだけ仙台でインド音楽の入り口を覗いたセッションでした。


定禅寺2日目

2008-09-16 19:47:23 | Weblog
ムジカノッサでの演奏が定禅寺2日目に朝11時から
東北電力グリーンプラザで行われまして、朝一番のステージにもかかわらず、
意外にも大勢のお客様が集まっていただきまして、本当にありがとうございました。
あんなにお客さん来るとは思っていませんでした・・
客席ではどのように聞こえましたでしょうかね~。
あ、そうそうウッドベースのネックも無事だったようですな・・・
演奏自体は多少あぶなっかしい点は散見されたものの、結構朝らしい?
選曲もありいいデキだったかなと思ってます。
演奏が終わって急いで楽器を片付けた後、いろいろな会場をまた回ってきまして、
ベネズエラハープが入ったグループや、ベリーダンスのグループ、ボサのグループ、
そして最後にイザウラさんのお姉さんが入っているテンダーカレントも見てきました。
夜は北仙台駅近くのライブハウスで打ち上げ。
おいしいお酒をいただきながら、リラックスして打ち上げ演奏させていただきました。
同日秋保で行われたフォークジャンボリーの演奏グループもお店に集まってきて、
ジャンル入り乱れてのセッション、ナカナカたのしかったです。
14日でなければこっちも面白そうだったんだけどな。
そうそう、この日は山形天童でもジョンダナフェスが重なってたようで。
うーん、こっちも行きたかったなあ。
なんで日程重なっちゃうんだろうねえ。

定禅寺の一日目満喫

2008-09-13 22:01:17 | 音楽全般
いやー700組のグループっていうのもスゴイよな・・
朝からバスで仙台行って、あらかじめ11時からチェックしたバンドを
みてきまして。
まず愛知から来たアコーデオンとギターのDuoはすんばらしかった。
鍵盤のアコながら、ボタンと変わらぬスピードでブルーミュゼット
弾きこなしてた。
ステージ終わって話をしたら、新潟のアコの田中さんを知ってたっけ。
マカフェリギターもってたジプシーのバンドや、
今回の目玉のジプシールンバのバンドも見てきました。
ボラーレやジョビジョバ、ホテルカリフォルニアなど、あのコユーイ感じで
ダミ声で演奏してた。やはりウケがすこぶるよくて例外的にアンコールもかかってたっけ。
そしてイザウラさんのヴィエントも初めてみました。
ヤマハの前でやったこともあって、すべてヤマハのサイレント楽器使用で。
でもさすが独特のカラーがでてましたなー。
市民広場も人の数がものすごく、後ろで立ち見でしたが
疲れながらも全部見てきました。
アカペラよかったなあ。
以外にブラジルやMPBのグループは?だった。
ゴダンギターのチューニングあってないんだもの。
(そういや高見さんのゴダンDuoも、チューニングがいまいちで・・・)
ゴダンはすぐずれるのかなあ・・・むにゃ。。。

LAKEギターとの再会

2008-09-10 19:33:31 | アコースティックギター
ボロボロではあったけど、手にとってみたらそのLAKEギター
チューニングしてみたら ちゃ~んと鳴りました。
弦もくたびれていて、決してライブで使えるような張った出音ではないんだけど、
まさにカタカナの「ポロンポロン」 という感じで甘い音色。
部屋でひとりで弾くには十分です。

オール合板で木目もばらばら、材料もよくわかんないシロモノなんだけど、
ネックだけはぶっとい極太ネックのためか
(当時はいい材料も使えないからネックを細くもできなかったんだろうね)
昔と同じそのまんまの弾き心地。
でもこんなネックのギターは、フツーの人は絶対弾きにくいよな。
到底ジャンク品レベル。
そんなギターでも、自分には合ってたんだねー。
昔付き合っていた彼女に10年ぶりにまた再会したような気分でした・・
でも10年前と比べて、ギターが少しは上手になった今だから
当時あまりうまく弾けなかったボサノバやMPBなどの曲をもう一度弾いてみたりしてね。
後輩にプレゼントしたり、下取りにだしたりで、自分の手から旅立っていった
ギターは結構あって、LAKEギターだけじゃないんだけど、
またどこかで再会してみたいねー。





LAKEギターとの懐かしい再会でした

2008-09-07 18:59:17 | アコースティックギター
LAKEギターってまず知ってる方はいないでしょう。
昭和の頃のヤマハダイナミックギターの、いわば贋作みたいなもので、
たまにジャンクコーナーに埃まみれで置かれているようなガットギターです。
ラベルにはJISマークがあったりして。
その当時はギターは工業製品だったんですねえ。

もともとその友人のギターだったんだけども、
十年ほど前だったかに当時粗大ゴミのようなボロボロの状態のそのギターを
調整のために預かってきたんですよ。
表板が既にうねってきてて、キズだらけではあったけど、
ネックだけは極太カマボコ型のナトーあたりだったせいか、
ソリはあまりひどくなくて、なんとか調整できたんだけど、
弦張って鳴らしてみたら、音がショボくて演奏ではとてもつかえない状況。
ま、練習用でぽろぽろ部屋で弾いてるのにはちょうどよかったので
しばらく個人的に愛用してたんだけど、
友人から戻してほしいと言う連絡があって、返却したんでした。
その後ずっとそのLAKEギターのことは忘れていたんだけど
ひさしぶりにその友人宅に行く機会があっていったらありましてねえ・・・
懐かしいそのギターが(続く)