今年も忘年会ライブが何回かありました。
最初はバンドごとに座って今年もお疲れ～とやってるんだけど、
酔いがまわるにつけ、次第に席替えシャッフルとなり、
そのうち同じステージに立つ機会が少ない同じ楽器同士でグラスを傾けつつ
情報交換したり。
昨晩も演奏がおわって、打ち上げしてて、同じギターの友人からこんな質問が。
「ギター結構いろんな種類持ってるよね～、ギブソンとかマーチンとかは持ってたりするの～？」
「・・・いやぁ持ってないんだよね～いままで自分の楽器として買ったことなくって」
「なんで？そんだけの腕あるんだから、ギブソンとかだともっともっといい音でると思うよ～・・・」
「確かにそうなんだろうなぁ持ってる人がうらやましいのよね・・」
本音言えば、根っからの貧乏症なもんで、高価なすばらしい楽器を、ガシガシ弾いて本体とかに傷ついちゃうのがなんとなくもったいないんですな。
クラブやバーなどの狭く暗い場所での演奏なんかで、自分もお酒たらふくいただいたあと、しゃがんで後片付けしてるときに、ギターいきなり倒しちゃったり、ぶつけちゃったりもしょっちゅう。
タバコのにおいも付いちゃうときも結構あるし。
だからどうしても高価なものを持って行くのも気が引けて、そこそこの中古を使うことが多くなってるんですよねえ。
ええ、別にギブソンやマーチンフェンダーなどの一流品が嫌いなわけでは無いのですよ。
たまにジャムとかでホンモノ触らしてもらったりすると「なかなかいいなあ」と思ったりしてるんですがねえ。
こだわりはまったくありませんのです。
いい中古あったら教えてくださーいまし。
ゆれる電車の中での月のカケラの演奏、無事自分達にも怪我もなく
たいへん面白かったです～。
基本的には「フォークソングトレイン」というイベント列車で、
ジャンルから言えば、ほぼアウェーなんでしたが、
月のカケラらしいのも何曲か入れさせてもらい、
シニア層のお客様に耳なじみの演目のラインナップに
手拍子や歓声の嵐は、なかなか充実感がありましたよ～。
勿論、ギターのほかエレベも持っていったので、フォークソングにもベースでガンガン飛び入り。
今回のイベントは、パリのメトロ車中で将来は月のカケラで乗り込みたいという夢を実現するための
第一歩にもなりました・・
でも、・・・
下半身がけっこう疲れましたねー。
揺れる仙山線のなか、かなり踏ん張っていかないと、
楽器があちこちにぶつかるんですな。
でもでも、やっぱり機会があればまたやってみたいねー
月のカケラとしてはこれまで実にさまざまなジャンルというかスタイルの演奏をやってきていましたが、
まだまだ未知の楽曲もありまして。
そのひとつがビートルズなんでした。
もちろん曲は結構知ってはいても、いまひとつうまくできないというか。
あまりに有名なメロやコーラスハーモニーの完成度がすばらしく、
アレンジしきれないというか。
それだったらコピー演奏に徹したほうがいいんだけど、コピー演奏であれば
やはりそのスジのバンドは結構あるわけで。
この前、ルイハリで月のカケラがお初にやることになり、当然ながｒビートルズナンバーを
必ず入れる条件があったので、いい機会でもありましてなんとかアレンジを練ってみました。
ライブ当日はビートルズのコピーバンドの休憩時間に月のカケラの演奏をやったんですが、
エリナーリグビー、＆ＩＬｏｖｅＨｅｒ、フールオンザヒル、カムトゥゲザーのアレンジがなんとかハマりまして。
お客さんからはまた聞いてみたい～といううれしい反応もあり、演奏冥利につきるんですが、
演奏すればするほど、彼らの音楽性の絶妙さ、異色さが見えてきて、いやあ脱帽もんです。