ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ウッドベースの弾き方を考える

2007-09-26 22:14:21 | Weblog
ウッドベースの音色、弾き方はホントさまざまですねえ。
JAMとかで同じベースを使ったとしても、出てくる音は人によってホント異なる。
ブルースやリズムチェンジなどの4ビートウォーキングラインにしても、
4拍それぞれナニの音を弾くかも個人差あるし、同じ音だとしても弦やポジションの選択、
総じてラインの作り方まで含めれば、天文学的なパターンが存在するわけ。

それでなくても、まずは音そのものを発音する際に弦をヒットする右手の指の角度、
指先の硬さも関係してくる

人差し指だけのスタイル、中指メインのスタイル、人差し指と中指をそろえて一本にしてのスタイル、
2本交互に弾くスタイル、指の側面をひろく使うスタイルなどなど・・・
さまざまあるのよ これが。


プロのベーシストだって いろいろ個人差あるんだから、どれがベストかは
自分にしかわからない。

井上ようすけ、中村けんご、納こういち・・日本人だってこれだけ違うし、
レイブラウン、ムラツ、ゴメス・・など、それぞれにいい音だしてます。

面白いモンで、人差し指と中指では、出てくる音が違うんだよね。
全く一緒の音にはならないもんで。

番外編では、ペデルセンは薬指も使っていたということもある。

外人さんと日本人では、指そのものの太さ硬さ重さが違うしね。

あと、ドコらへんをヒットするかもマチマチ。

指板エンドの上、少し上、結構上、と音色はやわらかくなる。
場合により指板下を弾く場合もあるようだ。

ウッドベースってほんとに自分の音を出すまでに いろいろ悩みが多い楽器である。






でかければいいというもんでもないのだが

2007-09-25 19:13:04 | Weblog
先日のライブでPfトリオに急遽友人のAsが参加したんだが、
いやーびっくり。

音がデカイ!

アマプロ問わずいろんなアルトをいままで聞いてきたが、
誰よりも音が出ていた。

ただデカければいいというもんでもないが、
やっぱ迫力がちがうねえ。

まだまだフレージングは まとまりがイマイチなところはあるが
そんなことはどうだっていいと思える。

とにかく楽器がビンビン最大限鳴っているのには圧倒されるんだな。
リードのアタリなのかなあ?

一緒にプレイする楽器も、あわせるのにもう大変。

昔はひょろひょろした感じの音だったはずだがねえ。

どうゆうこと?










音量は必要か?

2007-09-18 20:52:47 | Weblog
新潟長岡で知人が店を閉めることになり
急遽だったが閉店前にライブをすることになったんだが

Drが都合がつかず、基本的にVo&Pf、G、WBの
Drレスの小編成でやむなく長岡へ向かった。

最初に演奏した長岡組は爆音ファンクJAZZで
As、Pf、B、Drの4人。
ソウルの曲やコルトレーンなど、
なかなか迫力の演奏で、地元のお客にもウケてたのを見て、
このあとDrレスで演奏に臨む我々は
すっかり戦意消失してしたのだが・・・

いまさらそんなこと考えても仕方ないと
腹くくって普段の感じでやるしかないと判断し
あえてDrをトラを頼まずに、山形の3人が演奏開始。

当然Vo&ギターを中心としたボサやSwingの
アコースティックナンバー。
軽くPfがときどき入るくらい。

お互いの楽器のスペースを十分に生かした曲中心にした。

おや、お客さんの反応が 、、

なかなか 悪くないようだねえ・・。
さっきのファンクバンドより、
確実に客席から前のめりの目線を感じる。

結果こちらとしては 結構納得のいく演奏ができた感じ。

おわったらなんかすごく気持ちよかったです。

思ったこと。

編成どうこうよりも、全員でバランスのとれた演奏ができれば
お客さんには伝わるんですねえ。

音量は必ずしも必要では無い。
音楽のイメージにあった音量であればネ。




 







定禅寺JAZZたのしんできましたよん

2007-09-11 22:51:52 | Weblog
やはり定禅寺JAZZは手ぶらで見るのが一番ですねえ。
バスで往復1800円、土曜日泊りが4300円でした。

クルマだとガス代、駐車代、高速代もかかる場合あるしねえ。
楽器積んで車でむかうと出し入れも大変だしね。

身軽にバッグ背負って、土曜日の朝いちの11時のステージから、分刻みの行動でいろんな場所にテクテク足を運んで、
夜はサタデーナイトライブ、その後はリラクシンでお酒をいただきつつのジャムセッション。

お店で1時ころまでギターやベースでいろんな方とジャムしたあと、4300円の宿でお泊まり。翌日も11時から分刻み行動でパンフ片手にステージまわり。
夜のフィナーレまでしっかり楽しんできました。

結果、足がパンパン・・・・

ドコモタイアップステージでは、鈴木勲トリオとか大口トリオなども無料で楽しんできました。

ジャムセッションでは在仙ニュージシャン以外にも、東北ではつとに有名なコルネットの石川氏やその他各県からのミュージシャンがたくさん。

中でもびっくりしたのが、ベース弾きの女の子。ヴァイオリン弾きかと思えるほどの腕の細さで、ウッドをブンブン弾くんですもの・・・
ピッチもワルくなかったし。

Tp3・Tb1・As2・Ts3・Pf4・Wb4・Dr3・Vo2くらいだったか。

ギターはゴダンのエレアコギターで、ギター弾くひとは自分のほかに一人だけ。
結構ガンガン弾いてきました。

そしたら、朝、指に血豆がああああ ああ

酔いに任せて指の状態も認識せずに弾いちゃったんだろうなあ・。

お酒が入ると痛みをあまり感じないからねえ。そのときは。

ちと やりすぎでした。



いい演奏とは?を考える

2007-09-05 20:54:00 | Weblog
いい演奏をするには、いったいナニが重要であろうか?

勿論、演奏曲を事前に練習しておくことは、言うまでも無い。

いい音程、リズム、グルーブ感、ここちよい音量、部屋の反響、
いい楽器、いい音響、いい環境、いいリスナー・・・

などどアレコレ考えればキリがないが、

自分的には、「音色」が一番と考えています。

マズは自分の楽器が自分の好む音色で鳴ってくれているか。

自分の楽器の音色にストレスを感じながら、
いい演奏ができるハズがありません。

いかに自分が心地よい音の環境に この身をおくか。
それが重要だと思います。

ことに、他の楽器とのアンサンブル演奏となれば、

その音色が自分の音色とどう交わるかがすごく気になるし、大きく影響されます。

すごいテクニックをもっている、上手なプレイヤーと一緒に演奏する機会も
数多くありますが、

その楽器の音色、イメージがイマイチ自分とあわなくて
ストレスを感じながらの演奏となることもありますし、

大体 標準レベル、可も無く不可もなくという演奏になりますねえ。

これが、自分の音色とどういうわけかピッタリハマル
プレイヤーやそういった瞬間がマレにありますが

そういったときは気持ちよくて、
アルファ波でまくり、音の世界へドップリのめり込み

結果、自分だけでは到底表現できない
感動の演奏になるときがありますねー。

その体験を味わうと、ヤクみたいなもんで
楽器がやめられなくなるんだよねー。