ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ブライダルでの演奏をよく頼まれるんだが・・・

2007-01-31 19:59:17 | Weblog
最近はCDやMDなど 
2人の気に入った音楽をブライダルに使うほか、
生演奏のオーダーも少なくはない。

やはり、CDの類は 演奏者の姿が見えないことから
どうしてもBGMにしかならない点はあるね。

ピアノやフルート、バンドが会場内で生演奏している姿は
パーティーっぽくてサマになるし、しかも
機械とちがって、ナマ身の人間だから
臨機応変な対応ができる利点もある。

でネ、

最近の悩みどころなんだが・・・

当然お年頃の若い新郎新婦なので、思い出の曲や好きな曲も
それなりの世代の曲のはず なのである・・。

勿論往年のスタンダードナンバーなど、ブライダル定番の持ちネタは
用意はできるんだが、

例えば、彼らがよく聞いているだろう
ケツメイシ やキロロ、コブクロ、AI etc・・
といった曲が、皆目わからん。

それらのリクエストが来ても、答えることがむずかしいのよね。
せめてウタダくらいだと なんとか・・・

譜面でやれないこともないが、これがブライダルに合うような
アレンジができないんだよな。

やはり年代の差をヒシヒシと感じる このごろです。

最近のヒット曲も 勉強しておかんとなー。


 





ジャズっぽいのとジャズっぽく無いのはどう違う?

2007-01-30 20:51:18 | Weblog
ジャズプレイヤーは当然ジャズっぽいフレーズは得意?なんだが、
クラシックやブラバンのプレイヤーが、
ジャズの譜面を見つつ演奏で出てくる音は、どうもジャズっぽくない。

音符の臭いがなかなかとれない。

どこが違うんだろー。

これは答えはかなり難しいです。

今時点での自分なりのひとつの回答。

ジャズの経験が少ないプレイヤーは、
音符をひとつひとつ、
譜面を間違えないように弾くことに、集中しすぎると思う。

いわば、物語を他人に読んで聞かせるときに、
全文カタカナで読んでいるみたいなもの。
アイウエオっぽいというか。

ジャズに慣れているプレイヤーはというと、
音符ひとつひとつでなく、複数の音の並びというか、
音符のグループを演奏している。

いわば 物語を読んで聞かせるときに、単語や言い回しを考え
自分でも理解しながら、読むペースにも変化をつけて
話しているみたいなんですね。

フム・・・。


じゃ、どーやったら単語や言い回しをスムーズにできるようになるかは

また 後日考えてみまひょ。



シンセサイザーで遊んだことあるかな?

2007-01-24 19:23:11 | Weblog
昔はシンセサイザーという言い方が、すごく先鋭的で
所持していること自体 かっこよかったんだが、
今はシンセという楽器自体、
キーボード(Keyb) という範疇におさまっている存在といえる。

若いころは 自分もシンセで遊んだ経験がありました。

外国製も勿論あったけど、高くてね。
国産アナログシンセだと、ローランド、コルグ。カシオもあったよね。

友人と一緒に 自然界に存在しない?音をいろんなツマミ操作で創りだして
遊んでましたん。

ピコピコ・・ズッキューン・・バビヨンバビヨン・・・とかね。
図に乗って、ボボボボ・・・なんて音を出した瞬間、スピーカーを飛ばしたことも・・・

ローランドSH-101なんて結構使えたよな。
ミッキー吉野さんがキャラクターの ショルダーシンセでした。

モノフォニックで音がすごく太かったし
それで雷の音や台風の音を鳴らしてステージのエフェクトに
もってこいだったなー。
今はビンテージ扱いで結構な値段がついてるはず。

デジタルだとやはりDXシリーズ。
DX-7やDX-21。
スティービーがたしかDX-1という機種を使っていたはず。
革新的な登場でした。
アナログでは創りえなかったあの美しい倍音。
DXエレピの音は80年代音楽シーンを席巻してました。

でも、あのアルゴリズム・・・理屈はわかるんだが、
どのアルゴリズムがどういう音作りに向くのかも
さーっぱりわかりませんでした。
頭をひねって、ピコピコ創ったところで、音が細いし存在感がなく
実際は使えませんでした。
結局 プリセットの音や、サウンドライブラリーRAMだったな。

しかも、すんごく重ーい。
ハードケースに入れて運搬してたけど、
重労働でした・・。

シンセで小室ワールドみたいなのをやる機会も今までなかったので
結局はシンセで出す音は、エレピとかブラスとか
既存の楽器の音でしたネエ。

今はデジタルPFしか手元に残ってまへん。

シンセブラスとかの いかにもっていう音は
キーボードの人に頼めばいいし・・・。





アドリブ練習の時に使えるバッタモン!?

2007-01-23 21:08:30 | Weblog
まさに電子楽器というのは日進月歩、
シンセサイザーや(この言い方もなんか古いような・・・)
音源ラック、シーケンサー、リズムマシン・・
おかげで中古市場にはあふれんばかりの電子楽器の類が
並べられているのね。

かくいう自分もこうした機材を、買っては売り、買っては売り・・
を繰り返してきているんだけど、
売れる機会を逃すと、店でなかなか引き取ってくれなくなったり、
値段がつかず、ほとんどタダ売りの状況で手放したこともある。

そんななかでも、なーんか手放すのが惜しくて
(というか 売れる機会を逃しちゃって)
いまだ手元に残っている機材もあるわけ。

それらいわばガラクタ機材でも、以外に重宝しているモノもあるんですねえ。

たとえば、ヤマハのシーケンサーのRY8。
現在のQYシリーズのおじいさんである。

当時のシーケンサーはメモリーが非常に少なく、
音符をMIDI鍵盤等で入力していくと まもなく
メモリーフル!というメッセージが出て、
実質 曲を作りこむのには 使いものにならなかった覚えがある。

だが、この機種、例えば32小節程度のジャズスタンダードを
コードや小節数を入力して、リピート再生させると
これがイイ練習の相手になるんですね。

m7♭5とか7♭9とか コード指定も簡単だし、ベース指定のコード
もOK。
かんたんなフィルも入るし、もちろんテンポも自由に変えられるから、
アドリブ練習には いい練習相手です。

イパネマのサビとか、エアジンとか、ドナリーとか
ジャイアントステップとかのコードを入れて、
ヒマなとき 自分でキモチよくなってます・・・。

でも、これらのコード進行を外部メモリーにストックしようとすると、
フロッピーディスクなんだよね・・・。




アコギとエレキはなぜ別物の音がする?

2007-01-16 20:23:24 | Weblog
言い方があまりハマらないが、
アコースティックギターにエレクトリックの技術が合体すると、
エレキギターになる。

アコギは、弦の振動が 表板をはじめボディ全体・内部の空気などを震わせて
音として聞こえるのに対して、

エレキは、磁界を通る弦の振動そのものを 電気的に出力してアンプで音を出す。

勿論エレキだってボディ構造や材質、磁界をつくっているピックアップなどでも
音質は変化する。

大雑把に言えば、アコギは空気が振動する要素が大きく、エレキは材そのものが振動する要素が大きいわけ。

同じギターといえども、ぜんぜん違う仕組みとも言える。

そんな楽器は他にあまり無いと思うよ。

ま、アコギとエレキの関係のような楽器は、
打弦楽器のピアノに対して、トーンバーをハンマーで打つエレピのローズくらいか。

アコギが電化されることで、他の楽器に負けない大音量を得る事ができたし、
また、回路に負荷をかけることにより生まれるエレキならではの
ディストーション・オーバードライブ等の歪みの音色も同時に生み出した。

こんな歪みの音色が確立されている楽器も、他にあるわけない。

思えばヘンな楽器である。

でも、エレキが発明されなかったら、音楽界はどーなっていただろうか。

クラプトンもジミヘンもビートルズもヤザワもベンチャーズも
いなかっただろーな。

(つづく)