ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

今年のやり残しを考える

2005-12-31 23:18:38 | Weblog
平成17年の元旦に、今年はナニを頑張ってみようかーと思ったことが、
一日スタンダードを一曲覚えていくと、12月31日には365曲も覚えられるなー、ということだった。
この目標は わずか2週間で挫折となっちゃった。だからAで始まる曲は結構覚えたりして・・・。
また、バンド練習のやり方を時間厳守でおのおのの前回の課題をキチンとこなしてくる、といういわば当たり前のことを徹底する ハズだったが、
一ヶ月も経たないうちに もとのなんでもアリの練習になってしまった・・・。ま、初心者とかギャラリーが練習を見に来ることも多かったからかな。
平成18年は、是非今年できなかったこれらのことを、チャレンジしていこうとおもってるんだが、
ま、初夢で終わらないようにしたいもんだ・・・
新しい目標としては、ジプシーバンド(っぽい)を立ち上げたいと思うんだよね。
ギターとヴァイオリンとアコーディオンとパーカス。
ストリートユニットとしても機能できるように生音勝負でがんがん鳴らせるバンドを作りたいね。
そうなるとギターの単弦の音をいかに大きくだせるか、がポイント。
音量を求めればピックを使うことになるんだが、ときにはラズゲアードも右手で出したいので
どういう右手スタイルにするのかいま研究中でーす。
そうそう 弓で弾くギターでも考案できたらいいのにねー。

Jamの楽しみ

2005-12-30 02:24:06 | Weblog
今晩は恒例の年末Jamでした。勿論初心者からベテランまで入り乱れてのJamだから、スタンダードナンバーの応酬でした。
ステラ、フライミー、枯葉、ホワッツゴーインオン、アリス レインボウ・・・
基本的にはプレイヤーが楽しむJamセッションなんだけど、聞いていても楽しいJamにするためにはそれなりのルールもわきまえたいもんだ。
まず、各自のソロはあまりダラダラしない。できるだけドラマチックになるようにヤマをつくって一回登ったらスグ降りる。2度3度と登ろうとしないこと。
また、楽器のバランス。楽器のボリュームもソロではグッと上げて、バッキングでは引くこと。メリハリをつけることだな。
あと、他のプレイヤーの出番も考えてステージから降りることも必要。ズッとステージでプレイし続けるのもでしゃばりすぎ。
リズム隊は時にはソロ無しで進行したほうがいいかも。
ジャズって自由なイメージがあるけど、ある程度のルールを意識しつつ 時に自由になって音を表現するというカタチは やはりあるんだよね。
あとは、曲を知っておいたほうがいいねー。やっぱり。








JAZZプレイヤー同士で飲むとどうなる

2005-12-28 21:36:29 | Weblog
恒例の忘年会、ジャズプレイヤー同士で飲むのはとても楽しい。
乾杯のあとはしばらく隣通しで談笑しながら飲んでいるが、
しばらくすると ところどころ島ができる。
だいたいは同じ楽器どおしで情報交換が始まるね。
例えば Drは最近購入したシンバルの話に花が咲く。比較的Drの島はスグかたまる。
ベース同士だったら まずウッド用のピックアップの使用感あれこれ。何使っているか、オススメとか、おのおののアンプの特徴など。
ピアノだったら好きなアーティスト、パウエルとかメルドーとかネ。楽器の話にはならないことが多い。
サックスやペットも楽器モデルの話かな。マウスピースのあれこれネ。
Voは結構面白い。楽器の話にならないので、いかに自分がアホか、という自慢話になるようだ。だいたいVoはのんべえが多い。

あるていど島で盛り上がったあと、今度は入り乱れてのスワップ大会になる。
酔いにまかせて 内心今度一緒に演奏してみたい相手へのラブコールが始まったりする。
そこで話がまとまると新しいユニットが誕生する場合もあるが、だいたいは酒の席での話しで、終わってしまうみたい。

そうそう、たまに飲みすぎて失敗するヤツも少なくないよね。階段でころげおちたり、絡みすぎて怒られたり。飲みすぎて吐いたり。

でも楽しいのよね。ジャズプレイヤーにお酒が入ると。やっぱり。
今年もどんな話がでるのかなー。

マイク一本でもノリが変わるのだ。

2005-12-27 20:13:34 | Weblog
ギタリストなら自分のギター持っていて当然。ドラマーなら自分のセット。ピアノは・・・ちと運ぶのがつらいからね。でもボーカリストならば自分のマイクを持っていて当然だよな。
今はいろんなメーカーから様々なマイクが出ているから、自分の声の特性をもっとも生かしてくれるマイクを選び出すのも 楽しいもんです。
もっとも定番の58は世界のスタンダード。これが置いていないライブハウスは皆無だし、PA業者で取り扱っていないところはまず無い。特性が素直で扱いやすく温かい。PA業者にも信頼度No1。
一本は欲しいね。また、57という選択もある。これはロックやポップス向けだけど。高音のノビはいい。適度にアタックもでるし、楽器にも広範囲に使える。
よくある国産の金ぴかのカラオケ用のマイクは まずやめといたほうがいい。ハウリやすいし、やはり音の吸い込み方がぜんぜん駄目。音は出るけど比べる余地も無い。
マイクも自分の声を表現する楽器の一部と考えられるから、十分に検討されたし。
いい楽器はプレイヤーにすばらしいアイディアをフィードバックしてくれるが、いいマイクもすばらしいノリをボーカリストに提供してくれるんだよ。

忘年会。飲んだら弾くな・・・うーん、言えてるナ

2005-12-26 19:07:36 | Weblog
我々演奏の仕事の時、殆どの場合は車で現場に行って、酒の席で演奏して、終わったらまた車で帰るから、現場でお酒はまず飲めません。乗り合いでなら一人くらいは飲めることもあるけど、ま、お仕事だからねー。仕事中赤い顔はチトマズイ。
でもバンド関係者の忘年会をかねての年末ジャムライブでは、プレイヤーも飲みながらの演奏になる予定。
では アルコールが入るとジャズの演奏は一体どう変化するだろうか?
まず、チューニングがヤバクなるよね。どんどんピッチが上がっていったりして。
微妙なズレが分からなくなってしまう。ギターとかヴァイオリンとかだとなおさら。
また、テンポが遅くなってしまう。ベースやDr。特にもともと早いテンポの曲。本人はテンポキープしているつもりなんだが、明らかにだんだん遅くなってくるよね。
頭のテーマと後テーマがテンポが全く違ったりする。
クールストラッティンとかやると面白いほどテンポが食い違う。

そして、フレーズを弾きすぎちゃう。自分では気持ちよくソロかましているだけ と思っていても ン、一体コイツ何コーラスとるんだぁ みたいな。ソレもあまり面白くないソロ。さっきと同じアプローチが続いたりして。
迷子になって ついにはコーラスの途中で終わってしまう輩も。

結局はみんなに迷惑がかかってしまうのは避けられないようだ。
お酒を飲んだら、まずいつもより落ち着いて ジャズの神様が降りてくるのを待ってましょう。周りの音をよく聞きながらね。でも待ちすぎると、コイツ寝てんのか?と勘違いされるので それも要注意。
実は昔はオレも 酒飲みながらの演奏で、目をつぶって寝ながら演奏してたときがあったな・・・。何の曲をやったのかも自分で覚えていないんだが、あとで聞いた話だと、コックリコックリ眠りコケながらも 手はフツウに演奏していたとのこと。それもフレットレスのエレベ。こりゃ武勇伝!

でも言い換えれば、既に夢遊病の気があるらしい・・・のか?

やばっ。