ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ジャズのPAミキシングって結構シビアなのよね

2005-08-30 19:44:07 | Weblog
ジャズのコンサート、ライブのミキシングって結構むつかしいんだよね。というのは、リスナーそれぞれの好みがあるからね。ま、参考になるのはやはり教科書的なCDだろうか。フロントのホーンやVo、またはトリオならPfのメロの音量に対して、ベースやDrがどのくらいの位置に音像をもってくるか。微妙なさじ加減だが、めっぽう聞こえ方が違ってくるんだよな。音質も好みあるしね。楽器のスグそばで聞いているイメージを狙うことが多いけど、逆に奥行きというかふくらみを狙うというのもありなんだな。楽器のプレイヤーの好みをいち早く察して短時間でその音を作り上げられることがエンジニアの腕のみせどころ。楽器の音を再現するにはどの周波数がキモなのか?とか、イメージと数値を両方で計算できる能力も必須。でも最終的にはエンジニアの好みでフロント出しはきまるもの。だから本来ジャズをあまり聴いていないエンジニアがミキシングしようとしてもうまく行くハズがない。ラップやハウス系のライブのエンジニアが歌謡曲のPAをしても絶対うまくいくはずがないもんね。
モチは餅屋。ジャズライブはジャズ屋がPAすべき。ロックとは違うよな。

ジャズフェスのPA、アレでいいのか??

2005-08-28 19:54:54 | Weblog
高齢 いや恒例のジャズフェスに 今年も足を運んだ。天気も青空バッチリ、絶好の野外フェスの雰囲気!はるか上空を ときおり小さく白くかがやく飛行機がよこぎっていく。お客さんの数も今年は大分多いみたいだった。前座の地元のビッグバンドがオープニングをかざったあと、いよいよ東京リーダーズが登場。最近のビッグバンドらしくカナリ難解なハーモニー、そしてブラスパワーが会場にとどろく。でもなんか迫力がいまいち・・かな・・・。そうそうDrが意外に小さい。オーバートップのマイクが小さいみたい。キックはいいんだが。またベースがやたら大きい。Pfも小さい。イケダタツヤのEBの音とメロばかり目立つ感じ。聞く場所が悪いのかなー。とフラストレーションを感じながらも次で直るかなーと重いながら聞いてた。でも、次のバンドも次のバンドもそんなバランスだアー。
舞台監督がかなり客席をウロウロしてて音も聞いているハズなんだが、一向になおらない。だれも文句言わんのかな・・・。で最後のバンドになって、一番前の酔っ払った客がついにブチきれたようで「ピアノ聞こえネー」と絶叫して、そしたらすこしPfが出てきた。なんだ調整はできるんじゃないか。なんで早くなおさなかったの?
修正される前は、ちなみに自分もときおり会場の右左、前方後方ときいてみたが、どこでも同じようなベースが過大のバランスだった。シンバルレガートが低いし、Pfもイマイチ。
あれでいいとおもっているのかね?どうやら最近多くなってきた女性のミキシングエンジニアだったようだが、耳おかしくねー?
でも今年の芋煮の味はよかったよん。終演間際には、なんと100円で なべソコの具たくさんの濃いところをもらっちゃった。最高においしかったね。うん。



ワインフェスティバルでまた雨にたたられ・・・

2005-08-26 23:23:53 | Weblog
地元のワインフェスティバルでの演奏だった。ブドウ園の下にステージを設けて楽器をセットしたあと、演奏時間まで近くで待機してたら、ポツポツの雨。またダー・・・。
急いでアンプにシートかけたけど 少しはぬれちゃった。この間雷雨のステージでグショ濡れになったアンプがまたもや。なんでだろ・・・雨を呼ぶアンプなのか。
ブツブツいいながらも開始時間になったので演奏開始。今日はプレベにローランドのベースCUBE100。なつかしのフォークソングでした。オヤジたちに結構ウケてたな。

音だし一回もないお仕事

2005-08-21 21:27:56 | Weblog
河北のヨサコイダンスの屋外演奏ということで出かけたんだが、雲行きがあやしかったんだ。現着したあとすぐにアンプをセットし接続を確認したあとずっと控えのテント内で待機してた。大気が非常に不安定との予報もあったが、踊るひとは少々の雨は関係ないし、裏方が可能であれば雨でも演奏ということだった。開演30分前でやはり雷雲がたちこめいよいよ雨がいきなり大降りで降ってきて、スタッフみんなでセットした楽器やPAにブルーシートをかけてその場をやり過ごそうとしたんだけど、雨の降り方が尋常ではなくなってきてあわせて風もヨコ風へと変わってきた。
我々はテント内で見守っていたけど、ステージの上のテントやブルーシートがいよいよ横風ヨコ雨のあおりを受けはじめてきて、引っぺがされそうになるのを見て、メンバー数人が土砂降りのステージに飛び出てテントの足にしがみついたのよ。自分も勿論とびだしていった。とにかく重しのブロックを追加でしばりつけるように叫びながら雷と大雨の中ぐしょぐしょになるのを覚悟でしがみついてた。
一応ロープなどでステージのワキの電柱とテントとブルーシートを繋いで飛ばないようにしたあとは非難。もうカラダは服のまま水風呂に入ったよう。震えながら控えにのテントで待機してた。
で、実行委員会から演奏は中止します との一報がはいったので、小降りになるのを待ってばらしを始めた。初めてオレ見たー。キーボード(M1)を傾けたとき、ミズがツツツーってジャックから流れおちてきたのを!もうベーアンからのジャックからも多分雨はいっちゃったので、そのまま逆さにしてクルマにつむしかなかったよ。あのマーシャル大丈夫かな?いっちゃったかなー。
ま、一週間は乾しとかないとマズイだろうな・・・。

上原ひろみが出てたなー。

2005-08-14 13:10:01 | Weblog
新鋭の女性Pf上原ひろみがTVで演奏してたな。題名のない音楽界でハネケンと競演してた。彼女のトリオで2曲、やたら忙しい曲で変拍子入りのオリジナルだった。凄いスピード感があって圧倒される曲調だったが、聴いたあと、耳にあまり残っていないんだな・・残念ながら。これは彼女のPfプレイが面白くないんじゃなくて、オリジナル曲が自分の好み的には興味を引かなかったということ。多分他のオリジナル曲を聞けばすばらしく感銘も受けるんだろうが。
まるでシークエンサーを駆使したような超攻撃的な曲が最近多いようにも感じるね。
それならば ある程度コンピュータにまかせて音出ししたほうがいいのかもしれない。ま、それを人間わざでやってしまうところがスゴイんだとはおもうけどね。
JAZZCATが演奏するときには、曲のイメージや風景、時間帯、カラーやストーリーを思い浮かべながらのときが多い。またそういうイメージをプレイヤー皆で共有しながらも演奏だと、まとまりやすいとおもうから。
マシーンのような演奏だったら、マシーンに任せたほうがいいんじゃないかな・・・。
と圧倒的なテクニックに程遠い 子犬の遠吠えでやんした。