恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

8/21(水)池袋演芸場 昼席(主任:林家正蔵)

2019年08月21日 | 噺とか
ちょっと時間が空くことがありまして、本日より8月下席。
末廣亭へ行くか池袋へ行くか迷った挙句、時間も費用もコンパクトな池袋へ。
8月下席の池袋は入船亭扇辰師匠と林家正蔵師匠が交互でトリをとっています。
割引があるとありがたいのですが、そんな甘い話もなく。
夏休みということもあり、お子さんもちらほらと。
ただ、世間では平日でもあるので、14時開演の池袋は6割ぐらいの入り。
決して広くない池袋は、これぐらいがちょうど快適かもしれません。

与いち「元犬」
まめ平「転失気」
さん助「南瓜屋」
吉 窓「本膳」
二 楽「紙切り」(ハイジ・バルタン星人)
志ん橋「出来心」
扇 辰「田能久」
-仲入り-
はな平「短命」
小燕枝「長短」
小 菊「粋曲」
正 蔵「幾代餅」

全体的にのんびりと、ゆったりとした寄席を楽しめました。
お子さんのマナーについては、まぁ仕方ないですね。

志ん橋師匠の「出来心」はもう何度も聞く噺なのですが、
あらためてベテランが語ると不思議な可笑しさがあふれるというか。
ああ、こういうところに面白みのある噺なんだなと再認識します。

扇辰師匠の「田能久」も久しぶりに聞く噺ながら、
やはりこれも情景が浮かんできますねぇ。
もう一回ぐらい機会を作って扇辰師匠のトリを聞きに来たいと思います。

トリの正蔵師匠、お子さんがいますがそこは果敢に「幾代餅」。
言われてみればはな平さんの「短命」も子供向きではないでしょうけどね。
笑いあり、聞かせるところあり、しっかりと楽しめました。

さ、8月ももうすぐ終わってしまいますねぇ。

恐懼謹言。
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