今、注目しているのは名古屋で行われている生物多様性条約の締約国会議(COP10)です。
語学が苦手なので、ネットの中継やアーカイブで会議の内容が見られるのですが、見たい会議が通訳ナシで、残念!!!
もっとまじめに、英語を勉強するべきでした。。。(^^;
そう言えば先日、NHKのCOP10関連番組で、パーム椰子油が話題になっていました。植物由来の油ということで、エコだと思われていましたが、熱帯雨林を切り開いて椰子の木を植えたため、オラウータンなどの生息数が激減しているとのこと。
ゲストの方は、一面緑の椰子畑は、とっても緑豊かな美しい場所と思っていたのだそうで、現実を知ってびっくりしていました。
私たちの身近にも、山を切り開いて作られた一面のコスモス畑、紅葉がみごとなダム湖など、自然が豊かだと思いがちだけど、ほんとうは人工的な風景がたくさんありますね。
次の世代に、美しい自然を残していくためには、目の前にある風景は、どうやって作られているのか、本当に残すべき風景(環境)はどういう場所なのか、考えなければならないなぁ~と思いました。
もう一度、わが町の次の世代へ引き継ぐべき風景、私たちを育んだ風土みたいなものを見直して、残していきたいですね。
本当に、語ることが大事だと思います。
日本人は、なかなか捨てたものではないのですが、あまりにも情報がないのです。
報道に、もう少し頑張ってほしいものです。
・・・確かに、西の国は大きな鍵を握っていますが、東の国もなかなかです。
193の国と地域が締約している条約に、自国が不利になると言う理由で参加していないのですからね!
そうですねー。なかやまさんとうさぎさんの話。そう、そんな話がもっと巷で頻繁に論議されたらいいのにと思っています。
そういうみんなの意識は、日本でも徐々にですが広がっているように思えます。
これからは、西の方角にあるあの大国が世界にどう感化されてゆくのか、それ次第で地球上のかけがいのない生物は多様性を維持できるか、できないか・・・心配なんですけど。
知っていることは、大切なことだと思います。
「自然が豊な・・・」という形容詞が、こんなところで?と思う場所で使われている悲しい現実がありますし・・・
生物多様性年を境に、もっとそんな話ができるようになるといいなぁと思っています。
私の家の付近にある県立公園の施設も、果たして全部が全部必要なのかどうか、時々考えてしまうところがあります。
まだ、自然のままのただの野山だった頃を知っているだけに、「ただの野山」の状態で散策していた頃の方が面白かったな・・・静かで良かったかな」と思う事がしばしばです。
山の中にアスファルトの舗装道を敷いてしまったり、平日は誰もいないコンクリートの巨大な児童公園を造ったり、私には理解に苦しむ事ばかりです。
・・・なーんて偉そうなこと言ってしまいましたが。