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写真付きで日記や趣味のブログ。「陸・海・空」乗物免許?マニア?の日記です。筋金入りの「アマチュア無線家」でもあります。

ハワイは、格別!  住みたくなっちゃう?(15)

2005-08-23 18:26:00 | 日記
ハワイは、格別!  住みたくなっちゃう?(15)

セスナの訓練。
先生さまは、「NK」さん。 サングラスをかけた横顔は、まるで痩せたアーノルド・シュワルツネッガー!
この飛行機は、5年前、私がはじめて飛行機というものを操縦した、あの N19867 セスナ172型。
いまでは、この会社に、身売りされて。再会! 当初と違ってスパッツ(車輪カバー)は、はずしてあった。(壊した?NKが?)
「どっちに行きたいですか?」
『ただひたすら、離着陸訓練(タッチアンドゴー)したいので、一番近い「カラエロア飛行場」に、行きましょう』
「OK!」

「ATIS」(飛行情報放送)を聞いて。(ええ!風が横から17ノットって言ってますけど。平気なんですか?)
「ここじゃいつもそうです」
「クリアランス」に、飛行申請。
エンジンランナップテスト
「グランドコントロール」と交信。「4R」滑走路の「F」出入り口前までタクシー(地上走行)
「タワー」の周波数を聞くように言われる。
「4R」滑走路を横切って、「4L」滑走路に入って、滑走開始位置について。
クリアーフォーテイクオフ!!が出ました!!
風に流されないようにして、まっすぐ上昇!(バックミラーで、後ろを確認!)
500ftに達しました。さらに上昇中。
「デパーチャー・コントロール」と、交信。レーダーコンタクト。
真珠湾をぐるっと左回りで、高速道路にそって、飛ぶ。オアフ島西の端にある、「カラエロア飛行場」へ。
ホノルルのクラスB空域を出たので、「バイバイ」の無線。
カラエロア・タワーに挨拶!「近づいたらもう一度無線で呼んで」だって。
赤茶けた砂漠の大地だ。
この飛行場、数年前までは、「バーバーズポイント海軍飛行場」と呼ばれていた。(古い地図にはそう書いてある。
今では、ほとんど、小型機の訓練専門の飛行場だ。
ホノルル空港と同じ方向の「4L4R8」滑走路なので、なにかと、判りやすい。
日本から、ジェット機できて、オアフ島が初めて見えてくるそこのところにある。

別の小型機もT/G訓練の真っ最中! そこへ、割り込む。 フライトパターン(場周経路)上で、
猫とねずみが、ぐるぐる追いかけっこしているみたい。うまく間隔を取って!

フルフラップで滑走路についたら、「フラップアップ」「フルパワー」「ローテーション」「上昇」「第1旋回」
「800ft」「パワー2200」「第2旋回」「パワーダウン1700」「速度減速。ホワイトアーク以内確認」
「フラップ1段」「滑走路端が45度後ろに見えたら、第3旋回」「降下。フラップ2段」「第4旋回。フルフラップ」
「パワーで、高度調整。」「滑走路番号めがけて降りて、地面近くで操縦桿を少しずつ引いて、地面すれずれを我慢!」
「70マイルくらいで、タッチダウン。」

これの繰り返しを延々と時間まで。(今回は「10回」できました)


ハワイは、格別!  住みたくなっちゃう?(14)

2005-08-23 18:22:00 | 日記
ハワイは、格別!  住みたくなっちゃう?(14)

最初は、「ガチガチ」に緊張してました。
「少し右に行って!」
「高度を1000ftまで上げて!」
「操縦桿もうちょっと前に倒して、ください。スピード出ますから」
クアロアランチあたりから、山に向かって飛び始めた。この山は、2300ftくらいあるのに、
今の維持高度は1500ftだよ?このままでは、やまにぶつかるのでは?
2本の滝があった。さらに、その上流部が見えてきた。渓流がつづいている。
進路をちょっと変えて、右の尾根に向けた。目の前に、屏風のような岩山が迫る。

「操縦代わりますね!」
(ぜひそうしてください)

操縦桿を引くと、あら不思議? スピードが落ちて、その分、エスカレーターのように、急上昇!
難なく、尾根を超えた。
(かっこいい!パチパチパチ! ここら辺が、ヘリコプターのいいところだな。)

速度が比較的遅くて、視界がすばらしく良いので、(まるで、おらのULP「ドリフター」みたい!)
空中遊覧には、一番良い乗り物だな。(値段が高いけどね!)(セスナの1.5倍?)

やっと肩の力が抜けたところで、帰って着ました。ハイ1時間!  ご苦労さん!

高いけど、今度来たとき、またやろうっと!



ハワイは、格別!  住みたくなっちゃう?(13)

2005-08-23 18:20:00 | 日記
ハワイは、格別!  住みたくなっちゃう?(13)

アラモアナセンターから、とぼとぼと、ワイキキ方向に少し戻ったところに、あるアラモアナホテル前。
2時のピックアップ約束なので、すれすれセーフ。オフショアヘリコプターの送迎車が来た。
何とそこには、あの「NKちゃん」が運転してた。しばらくでした!
あれ、あごひげ?剃っちゃったの?
この前、写真で見て、びっくりして、ふたりで、ばかにしてたのに!
そのまえまでは、金髪にしてたんだって?  それじゃ「やくみつる」だ!
こんかいは、もとの「NK」になっていました。あいかわらず、ハワイにしては痩せている。
こんどの会社に来てから、遊覧飛行のほかに、フライトスクールの先生もしているらしい。
1人/月のペースで、合格させているんだって。(おらも、そのうち、入学しますので、
辞めないでいてね!)

先に、ヘリコプターに乗ることになった。ロビンソンR-22型。(二人乗り)
操縦訓練用に、操縦装置が、左右両方にあるタイプ。
ここのHPによると、15分ほどの座学の後、飛ぶことになってるらしい。(だれでも、体験操縦できる)

ヘリコプターのインストラクターさん(ここの社長?) 「ログブック(飛行記録簿)持ってる?」
おそるおそる、差し出した。(返してくれるんでしょうね?)
(ふーん、飛行機はちょっとはやってんだ!)
「ヘリコプター判る?」
「シュミレーターで、ちょっと。・・・・いえ!ゼンゼン判りませんので、ハイ!」

「じゃあ行きましょうか」
(だって、あれ? 座学は?  後 終わり?)

黄色い綺麗な機体。機長席は、飛行機は左側だが、へりは右側です。 おらは、右側に。ドアを空けて乗りこみました。
しぇんしぇ(先生)は、左側から乗ってきました。あれ、左側のドアが無い!(はずしてある?)暑いからかなあ??
「メーター類は、ほとんどいっしょですけど、飛行機には無いメーターもある。」
(ああ!なんだあ、このクロスメーターは?)
「その前にぶら下がっている棒が、操縦桿です。ローター(回転翼)を左右上下に傾けられる。
前後左右に動かして操る。上下は、関係無い!右手で、角のところを持つ。
左手は、左側のサイドブレーキ!じゃなくて、そのレバーは、捻じるとスロットル、引き上げるとローターのピッチが変わる。
ほとんどの場合、スロットル一定で、ローターの回転数も一定にしておき、レバーの上下で、ろーたーのピッチを変えて、上昇下降する。
足元のペダルは、テールローターの回転数を調整して、お尻が振れないように調整する。
判った?」

「はああ。へええ! そうなんでしゅか。」

頭の上の回転翼が、回り出してしまいました。もっとバタバタとうるさいかと思いましたが、静かなもんです。
地面から、1~2mのところを、滑るように移動して、誘導路に。滑走路に出ないで、そのまま「離陸」。
ピッチレバーを少し引き上げて、すこし前に傾けると、だんだんスピードが出てきて、上昇!
規定高度は500ftらしい。海のほうに出て、ワイキキ海岸を東へ。
もちろん、操縦桿は、「おら」が、握ってる!
風で、揺さぶられるのを、必死にコントロールしている。問題は、高度と進路を維持すること。
それより以前に、切実な問題は、左右にブランコ状態に成らないように、
ちょっとの変化を察知して、早めに、ちょっとだけ、修正舵!  
遅れたり、オーバーアクションになると、収拾がつかなくなって、
空中ブランコになると聞いている。「ぜったいそんなみっともないことには、させない!ぞおおお!!!!」