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写真付きで日記や趣味のブログ。「陸・海・空」乗物免許?マニア?の日記です。筋金入りの「アマチュア無線家」でもあります。

8/12 モロカイ・VIPツアー(その1)

2004-08-22 18:25:00 | 日記
8/12 モロカイ・VIPツアー(その1)

無線機等の入ったアルミのトランクと、釣竿が入った1mくらいの段ボールの筒を持って、ホテルの玄関前で待機。あと、デジカメとビデオカメラと三脚と。けっこうあるわい。
ほどなく、NKさんの運転するミニバンが来た。
やあ!2年ぶりですねえ。いつの間にか、ベジタリアンになっちまって!さぞかし、ベトコンみたいに痩せこけちゃったのかと思いきや、そうでもなかった。ddkもJJUも一安心。
そのまま、空港の南東側、ラグーン通りのTORAの事務所へ直行。
事務所の裏は格納庫。その裏は、駐機場(T-ハンガー)。その裏は誘導路。その向うが4R滑走路です。
高級住宅のリビングルームを思わせる、待合室でヒコーキ出してくるまで待機。
今回は、NKさんと計3人しか乗らないのですけれど、いつもの6人乗りの双発機「パートナビア」です。
さああ!乗った乗った! エンジンスタート! 双発機は、スロットルレバーが2本ある!(あたりまえか?)  まず、右のエンジンをかけて続いて左をかける。ちゃんと回転数が合うように調整する。この辺が単発には無いところ。
正面からの風、10ノット(10m/s)結構風が強い。
4RのFで、待機。目の前を古い大きなレシプロ双発機が、横切る。4Rを横断して4Lにでた。「クリアー フォー テイクオフ」がもう出ている。
「離陸してもいいよ」というより「早く離陸しちまえ!」って聞こえるのは私だけ?
双発エンジンの轟音を上げながら、離陸!すぐに右旋回。かっこいい!航空母艦みたい!!
そうなんです!おらには、初体験の「ショーライン・デパーチャー」なんです。高度は低いけど、ジェット旅客機と同じコースです。ワイキキ海岸の海の上をホテル群を左手に見ながら、高度1500FT(450m)くらいで、東に向かいます。ダイヤモンドヘッドを過ぎ、ココヘッド岬の陰のハナウマ湾を過ぎたところで、モロカイ島「パンダ・フィールド」(航空地図に、こう載っている。「パンダ離着陸場」だな。モロカイ空港の管制を受ける。J.W社長の本宅の庭の草むらです。)に直行!
機長はNKさん。副操縦士はddk。機長の後ろの席はJJU奥さん。奥さんの脇にビデオカメラに三脚を付けて立ててある。DDKか時々カメラの方向をかえて、ワイキキやハナウマ湾を撮影。もちろんうれしそうな搭乗者も撮影。
おや?JJUが、オープンカーに乗ったときみたいに髪の毛を風になびかせている?  涼しそうでいいんだけど? なんか変?  これって、一応、時速200kmで飛んでる、航空機の一種なんですけど??
あらら。窓が少し開いてる!(ドアは、閉まってるのでご安心を!)
NK曰く「風圧で、女性の力で閉めるの無理ですね。まあいいでしょう!」だって。
時速800kmのジェット機じゃなくて良かったね!  それにしても、そこの奥さん!車じゃないんだから、涼しい!なんて言ってる場合では、なかったのではないのか? なに、ニコニコしてんの?

対気速度130ノット(230km/h)。機長席の操縦桿についているGPSによると、110ノット!??  そうです。20ノット(20m/s)の向かい風!です。うひょーっ。
とにかく、海岸の目標物をねらって、ひたすら、高度と方位を維持します。(そうです。先ほどから「副操縦士様」が、操縦してます。自動操縦にすればいいのにって?なにを言うか!結構コントロール難しいよ!なにせ、風が!!!速度が!!!!
モロカイの海岸が近づいてきました。「500ft/minで降下。500ftまで。」「パンダの滑走路見えますか?」「はい!」「ほんとに見えてます?」「あれ?あれは、道路だった!。左に見える緑のところですね!対角線に見える!。見えました!」
左旋回して滑走路の方向に向ける。いかにも短い!白鷹の河川敷のむつみ飛行場より短そう!でもあの草むら500mあるっていうし。おらしらねえぞお。
やっぱり最後は「ユーハブ!」(操縦代わって!)「アイハブ」(おれする)
ぐらぐら羽をゆらしながら、狭くて短いパンダフィールドに、着陸。ゴルフ場のフェアウェイみたいな、草むらの滑走路をもどって、お屋敷前の三角屋根の格納庫へ。
「ようこそ! パンダ・ランチヘ」

つづく