沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

「台湾の声」【日台関係の過去、現在と未来】謝長廷大使と鼎談

2023-01-26 21:18:21 | 日記
【日台関係の過去、現在と未来】謝長廷大使と鼎談

1月25日は藤井厳喜氏との台湾ボイス収録日。
今回は、特別ゲストに謝長廷大使をお招きし、台湾を巡る最新情勢、日台関係について忌憚なく語り合い、大盛り上がりとなりました。
謝長廷大使も早速、Facebookに投稿してくださいました。
ありがとうございました。

林建良

謝長廷大使Facebookより
http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=rJCJmEN+1Si1cJRhwFxFYfvCZVcHDw/KtmxqbE85NH2toPZ0nJXpa674vTtHYffk


今天參加「Taiwan
Voice」節目錄影,暢談台日關係的過去、現況和未來,主持人是藤井嚴喜和林建良先生,我在論述時,強調中國自古強調「遠交近攻」,鄰國間衝突打戰居多,台灣跟日本這種鄰國的友好關係,可以做世界和平的典範,推展到全世界,守護世界和平才能守護台灣,日本也一樣。

林和藤井都是知名的政治評論家,著作很多,非常愛台灣,林建良也是有名的醫師。他們的聽眾群據說以中產階級為多,每個月都出版「Taiwan
Voice
Report」節目專刊,報導台灣最近動態,內容頗為豐富,這種默默為台灣發聲的精神和執行力,實在令人欽佩。

(和訳)
本日、Taiwan
Voiceの収録に参加し、台日関係の過去・現在・未来について、番組の司会者である藤井厳喜氏と林建良氏と存分に語り合いました。私からはとくに、中国が古来より「遠交近攻(遠きと交わり近きを攻める)」という性質を持ち、隣国と幾多の紛争や戦争を行なってきたこと、また、台湾と日本のような隣国同士の友好関係は世界平和の模範となれること、世界に広めて、世界平和を守ってこそ初めて台湾と日本も同じく守ることができるということについて、お話させていただきました。

林氏と藤井氏はお2人とも著名な政治評論家であり、著作も多く、大変台湾を愛しておられます。林建良氏は医師としても有名です。彼らの視聴者は中産階級の方が多く、毎月、Taiwan
Voice
Reportという番組を収録した冊子も発行、台湾の最新情勢を豊かな内容とともに報道しています。台湾のために黙々と声を上げてくださる精神とその実行力に、大変感服しています。

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台湾の声

ウクライナの上層部で権力闘争が起きている 汚職スキャンダル発覚し、政府高官がつぎつぎと辞任、もしくは解任された

2023-01-26 21:16:03 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)1月26日(木曜日)
       通巻第7606号  
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ウクライナの上層部で権力闘争が起きている
汚職スキャンダル発覚し、政府高官がつぎつぎと辞任、もしくは解任された
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 1月18日、キエフ近郊でウクライナの内務大臣らが乗ったヘリコプターが墜落し、デニス・モナスティルスキー大臣、副大臣ら多数が死亡したことは大きく報じられた。
 直前、ゼレンスキー大統領顧問で、ロシア侵略を正確に予想したオレクシー・アレストヴィッチが辞任を表明した。

 ロシアの『プラウダ』紙(英語版)によれば「ウクライナの上層部で権力闘争が起きている証拠だ」と分析した。

混乱が続いた。
ウクライナ政権の上層部では機能不全を引き起こしたかのようだ。
1月24日、ウクライナの国防省で汚職スキャンダルが発覚し、ゼレンスキー政権の政府高官がつぎつぎと辞任、もしくは解任された
  ヴャチェスラフ・シャポバロフ国防次官は兵站支援を担当していた。国防省の役人がダミー企業を使って軍用の食料品の価格を高く設定した詐欺の疑いによる。

 ゼレンスキー大統領は引き続き、ティモシェンコの解任に関する大統領令に署名した。ティモシェンコ氏は昨年、約10万ドル相当のポルシェ・タイカン2021を運転していたといわれ、辞任を余儀なくされた。ゼレンスキー大統領の初期、ティモシェンコは、ウクライナの老朽化したインフラ再建のため大規模建設プログラムの顔だった。

 オレクシー・シモネンコ、ウクライナ副検事総長にも及んだ。
  検事総長室は、シモネンコが「自分の意思で」辞任したことを明らかにした。部長のアンドレイ・コスティンは辞任を受け入れた。

 同じく副長官であるヴァシル・ロジンスキーが解雇された。国家汚職防止局 (NABU) はロジンスキが高騰した価格で設備や機械を購入するための契約をロビー活動した疑惑とした。
 ビタリー・ムズチェンコ(社会政策担当副大臣)が解任され、ついでビアシェフラブ・ネホダ(準州の開発副大臣)が解任された。

 アナトリー・イワケビッチ(海運および河川輸送副局長)解任され、ヴィクター・ビシノフ(デジタル開発、DX問題担当)副局長も解任された。

 地方行政長官の解任にも発展した。
バレンティン・レズニチェンコ、ドニプロペトロウシク地方行政長官。オレクサンダー・シュタルク、ザポリージャ地方行政長官。オレキシ・クレバ、キエフ地方行政長官。ドミトロ・ジヴィツキー、スミ地方行政長官。ヤロスラフ・ヤヌシェビッチ、ヘルソン地方行政長官らが次々と解任され、行政システムの混乱を露呈した。

 ウクライナはもともとマフィアが蔓延り、凶暴なアゾフ軍団など中央の統制から離れて戦闘を展開していた。
ウクライナ政治は汚職が付きもので、ゼレンスキー大統領の不正蓄財も欧米のメディアが報じている。

AC 論説No. 925 ハンターのパソコンから機密の新証拠

2023-01-26 21:15:05 | 日記
AC通信No.925 (2023/01/24)
AC 論説No. 925 ハンターのパソコンから機密の新証拠

1月14日にバイデン大統領はウィルミントンの自宅のガレージでボール箱に入っていた機密文書が発見
されたあと、翌日には自宅のオフイスでも5件の機密文書が発見された。しかもこのことについてバイデ
ンは19日にカリフォルニアで、「何も問題がないことがわかると思う。後悔はない(No Regret)、何も
ない(No there, there)」と大見得を切った。

機密文書を勝手に持ち出しただけでなく、ボール箱に入れた機密文書を自宅のガレージに放置したの
に、後悔はないと言ったので大問題になった。バイデンと側近たちは彼らはバイデンが放置したのでは
ない、バイデンには「覚えがない」と言い張るつもりだったらしい。

ところがバイデンの「後悔はない」発言の2日後21日に、FBIがバイデンの同意のもとで自宅を捜査した
結果、新たに6件の機密文書が発見された。この機密文書はバイデンが副大統領時代だけでなく、上院議
員時代のものも含まれていた。しかもハワイとハウスは事を過小に報道するため「6件(Six items)」と
発表したのである。つまり6件とは機密書類を入れた6個の箱だったのか、或いは複数の機密文書を含む
6件の包みだったかも知れない。バイデンが「探しても何も出てこない、ノーゼアゼア」と大見得を
切った直後に新たな証拠が見つかったのである。

バイデンが上院議員時代にも機密文書を勝手に持ち出した挙句、あちこちに放置していた証拠はかなり
重大な責任問題である。上院議員でも機密扱い許可を取得できる。しかし勝手に自宅に持ち出した上に
15年も放置していた罪は重い。副大統領時代の文書ならオバマ大統領が機密解除をした文書と言う事
もできるが、上院時代では言い訳ができない。

機密文書の種類にもよるが、一般には機密扱い許可のある部屋でしか閲覧できない。トップシークレッ
トなら尚更のことだ。私個人の経験ではトップシークレットの仕事をする時は、二重に鍵のかかった部
屋で周囲の壁と天井と床は全て鉄板で外部に仕事の電波が漏れないようにし、空調の通気口は二重の鉄
格子で、もちろん電話もない部屋だった。

新しい6件の機密が見つかったのは21日、そして今日24日にNew York Post誌が、ハンターバイデンの
パソコンから、「Important Doc's + Photos」と蓋に書いたボール箱が蓋を開けたままテーブルに置か
れている写真を発見したと報道した。「重要書類と写真」と書かかれた箱とはバイデンのガレージに放置
されていた機密文書の箱かも知れない。ガレージにあった箱はすでにFBIが押収したから実物かどうか写真
と比べたらわかる。実物だったら重大事件だ。ハンターが機密の入った箱を開けてしかもテーブルの上
に置いて蓋を開けたまま写真を撮ったのなら、機密扱い許可のないハンターが勝手に機密書類を読んで
いた証拠、父親のジョーバイデンが許可した証拠である。

この箱には写真も入っているから、写真を調べればジョーバイデンが息子ハンターのウクライナ、ロシ
アおよび中国との関係に関わっていた証拠がハッキリする。バイデンは数年前からハンターの外国との
仕事に関与していないと何度も述べたが、写真で嘘と分かったらバイデンの政治生涯はオワリだ。


英米のロシア専門家は「プーチン退場」「ロシア崩壊、もしくは弱体化」を予測    「ロシアは中国の弱い属国と化す可能性が高い」

2023-01-26 21:13:25 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)1月25日(水曜日)弐
       通巻第7605号  
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英米のロシア専門家は「プーチン退場」「ロシア崩壊、もしくは弱体化」を予測
   「ロシアは中国の弱い属国と化す可能性が高い」
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 英米のロシア専門家のあいだでは「プーチン退場」「ロシア崩壊、もしくは弱体化」という近未来のシナリオが声高に語られるようになった。

 『フォーリン・アフェアーズ』最新号は「三つのシナリオ」を提示した。
(1)和解成立の可能性は低い。
(2)苦戦を強いられたロシアは核を使用する可能性がある。
(3)中国の属国として生き延びる
と暗い見通しが述べられている。

 プーチンが率いる現在の「ロシア連邦」は21の共和国、6つの地方、2つの連邦直轄都市(モスクワとサンクトペテルブルグ)、49の州、1つの自治州と10の自治管区によって構成されている。
 プーチンが去り、分裂の津波がおこれば、ロシアは20の「国家」に分裂する予測も成り立つとする。

「プーチンはロシアの領土拡大を企図してウクライナに攻め込んだ筈だった。ところがウクライナの抵抗が強く、背後にNATOの強力な支援があって予測は狂った。次の見通しはと言えば、むしろ、ロシアが領土を縮小させることになる。したがってロシア崩壊の可能性がある」と専門家の多くが予測する。

 もっとも蓋然性が高い近未来のシナリオは戦争の長期化、泥沼化であり、NATOと全面対決となると、プーチンは核兵器、生物化学兵器を使用する。「ならず者」国家としてひらきなおるのである。

 この場合、プーチンが権力の座から滑りおち、クレムリンは内ゲバの暗闘となり、あろうことか、ワグネル軍団、あるいは凶暴チェチェン部隊が権力を握る可能性もある。

 第一に政治に意欲を燃やす若手が少数であり予備役をかき集めた軍は意気消沈しており、しかも若者の多くがロシアを捨てた。
 第二にならず者国家に転落すればならず者が支配するのは歴史の法則である。
 「考えられない?」。1917年ロシア革命は少数の暴力集団が多数派のメンシェビキを斃して、ボルシェビキの独裁権力を確立させたではないか。

 いずれにしてもプーチンが大祖国主義とロシア正教の威厳を梃子に政権を掌握してきたが、そのシステムが崩壊する。石油ガス企業は利権の取り合いとなり、強欲資本主義の中国がしゃしゃり出る可能性もある。

 この場合、連鎖の津波が東欧、バルカン、カフカスに押し寄せる。内戦・内紛が混沌となって泥沼化し、NATOの立て直しも迫られる。ルカシェンコのベラルーシには政変がおこるだろう。モルドバは沿ドニエステル奪回に動き、ジョージアはオセチアなどの領土問題に、アルメニアとアゼルバイジャンは「ナゴルノ・カラバフ戦争」の再燃。
しかしロシアはもはや調停能力を失っているだろう。

「ロシアは中国の弱い属国と化す可能性が高い」(アレクサンダー・モティル米ラトガーズ大学教授)
 ──当たるも八卦、当たらぬも八卦。

なぜこのタイミングを選んで?   イスラエルと米軍が大規模な軍事演習を展開

2023-01-24 15:13:48 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)1月25日(水曜日)
       通巻第7604号  <前日発行>
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 なぜこのタイミングを選んで?
  イスラエルと米軍が大規模な軍事演習を展開
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 1月23日、イスラエル軍と米軍合同の大規模な演習が開始された。
「ジュニパー オーク」作戦と銘打たれた軍事演習には6400の米兵、12 隻の船舶ならびに戦闘機が142機、それにドローンが加わった。
嘗てこれほど大規模な軍事演習がイスラエル軍と米軍の共同で行われたことはない。

 表向きの発表では「米国とイスラエルの軍隊間の統合を実証し、深めることを意図する」とされたが、本当のところ、イランの核施設破壊作戦の実験演習ではないか。
 トランプ政権はイランとの核合意を白紙に戻したが、バイデン政権はこれをまた元に戻そうとしている。

 注目すべきポイントは、米軍からKC46など空中給油機が含まれていることだ。現有のイスラエル戦闘機の航続距離はイランの核施設攻撃後、帰国することができないため途中で給油が必要とされる。

 また「ジュニパー オーク」作戦に米軍は最新鋭のハイマース (HIMARS) を投入した。こればウクライナに供与したハイマースとは同型ではなく、射程480 キロメートルという最高度なものが使われる。

 B52 爆撃機のはか、最新鋭F35が演習に参加してF15、F16、F18 の戦列に加わった。直前にイスラエルのネタニヤフ首相は、エルサレムを訪問したジェイク・サリバン米大統領補佐官と会談した。
 イランの核計画は依然として深刻な懸念材料である。