沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

エルサレム「巡礼」は米国共和党指導者の「義務」?   ニッキー・ヘーレイ(元国連大使)もイスラエルを訪問、激励

2021-06-27 18:17:41 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)6月21日(月曜日)参
通巻第6958号
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 エルサレム「巡礼」は米国共和党指導者の「義務」?
  ニッキー・ヘーレイ(元国連大使)もイスラエルを訪問、激励
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 2024年の米国大統領選挙に臨むのはポンペオ(前国務長官)、ペンス(前副大統領)、そして茶会系のテッド・クルーズ(テキサス州選出上院議員)。
むろん、トランプ前大統領の再挑戦もあるだろうが、共和党内支持者の熱狂的なトランプ熱はすこし冷えた。

 エルサレム訪問は共和党候補にとって欠かせない儀式である。
以前も大統領選挙に挑んだジョン・マケイン、ミット・ロムニー候補らが、選挙キャンペーンを兼ねてイスラエル訪問を繰り返した。
米国メディアは国内のユダヤ人票向けにこうした大物政治家のエルサレム訪問を大きく伝える。

 6月18日、今度はニッキー・ヘーレイ(元国連大使、サウスカロライナ元州知事)がエルサレムを訪問し、被災者を慰問した。
へーレーは現地紙のインタビューに「ハマスが4500発のロケットを飛ばしたのだから、イスラエル軍が空爆したのは当然の国家の権利よ」と語った。

 じつは大統領選挙予定候補のなかで、すでにポンペオとクルーズ議員、リンゼイーグラハム議員らが、「11日戦争」直後にエルサレムを訪問しており、ニッキー・へーレーの訪問は四番目となる。

ハンガリーのオルバン首相、「チャイナ」で窮地に   中国の欧州戦略「17+1」は、もはや失敗と言わざるを得ない

2021-06-27 18:15:34 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)6月21日(月曜日)弐
通巻第6957号
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 ハンガリーのオルバン首相、「チャイナ」で窮地に
  中国の欧州戦略「17+1」は、もはや失敗と言わざるを得ない
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中国は東欧諸国を抱き込むために「一帯一路」を宣伝し、東欧諸国の権力トップに積極的に接近してきた。その構想の具現化が「17+1」だった。
ところが、香港に国家安全維持法を強行導入した事態を目撃し、東欧諸国は中国を脅威と見なしたばかりか、「17+1」を「トロイの木馬」と位置づけ、二月に開催されたオンラインサミットに、リトアニア、ラトビア、エストニアのバルト三国とルーマニアは出席しなかった。

その後、リトアニアは正式に脱退を表明した。
中欧諸国が「17+1」枠組みに疑問を抱くようになったのはモンテネグロの高速道路建設の汚職と遅延などを契機に、約束の不履行に失望したことが大きい。また中国は東欧諸国の不満解消のため「輸入展覧会」を大々的に開催したが、肝心のハンガリーのブースはがら空きだった。

17+1の加盟国はバルト三国(リトアニア脱退、ラトビア、エストニアも脱退予定)、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、セルビア、アルバニア、スロベニア、クロアチア、ボスニア、北マケドニア、モンテネグロ、ギリシア。

またハンガリーはオルバン首相が中国の復丹大学国際学部をブタペストに誘致するとしたことに国民が激怒し、反対運動が燎原の火のごとくに拡がって「オルバン=毛沢東」のプラカードを持つ若者らの抗議集会、デモが行われている。
 反米、反EU、親露、親中のウルトラナショナリストで知られるオルバンの強権政治も、中国の「一帯一路」スキャンダルに巻き込まれ、政治的に窮地に追い込まれたようだ。

AC 論説No.847 バイデンの「此地無銀三百両」

2021-06-27 18:14:37 | 日記
AC通信 No.847 (2021/06/19)
AC 論説No.847 バイデンの「此地無銀三百両」

16日にスイスのバーゼルで行われたバイデンとロシアのプーチンの3時間余りの会談のあと、バイデン
は記者会見でアメリカがロシア人のハッカーグループに攻撃されたこどでサイバーセキュリティについて
話し合ったことを聞かれ、次のように答えた:「私はプーチンのアメリカ国内の16部門のリストヲ挙げ
て、この16部門はアメリカの政治経済に最重要な部門であるレッドラインだ。若しハッカーがここを
攻撃すれば我々は必ず反撃する。」

私はFoxnewsのチャンネルで見ていたのだがこれを聞いてすぐに「なんたるバカなことを…」と思った。
会見に参加した記者たちもビックリして会場がすこし騒がしくなった。

バイデン記者会見の前にプーチンがすでに55分の記者会見を済ませていて、彼がロシア人のハッキング
についてバイデンに「ロシアはハッキングとは関係ない、アメリカこそ世界各国でハッキングしているで
はないか」と反論したと述べた。それなのにバイデンはハッキングを否定したプーチンに対して16カ所
のアメリカの最も大切な弱点を「教えてあげた」である。バイデンはいったい何を考えているのか?この
16カ所はレッドラインだ、ノータッチだと言うなら、この16カ所以外のところならいくらハッキング
してもよいのか?

中国の笑い話に次のようなものがある:

ある男が家にあるお金の隠しどころをいろいろ考えた挙句、裏の畑に埋めることにした。
それでも不安なので、「此地無銀三百兩」と書いた立て札を立てた。
すると数日後に「鄰居老王沒有拿」と書いた立て札が傍に建てられた。

バイデン大統領は本当にこの笑い話の男と同じことをやったのである。

「台湾の声」【NEWS】米国、台湾に250万回分のモデルナ提供

2021-06-27 18:13:13 | 日記
「台湾の声」【NEWS】米国、台湾に250万回分のモデルナ提供

台湾の声ニュース2021.6.20 8:30 担当:多田恵

 6月6日に米国の上院議員が米軍輸送機で訪台し、モデルナ社のワクチン75万回分の提供を約束していたが、175万回分を加えた250万回分が、すでに台湾へ向けて飛び立った。本日、台湾時間の午後5時到着予定とされている。これらはすべて米国政府からの無償提供である。米国の対台湾窓口機関である「米国在台協会」は、「このワクチン寄贈は米国の台湾への約束を示すものであり、台湾は信頼できる友人で、国際的な民主大家族の一員である」とコメントした。

 米国は、G7でも「台湾海峡の平和」を求めることの合意形成を主導し、対中包囲網形成のために積極的に動いている。台湾はこの「対中国戦」の最前線であり、今回のワクチン供与は前線で戦う兵士の安全を確保するための強力な支援である。

 ビオンテック社からのワクチン輸入が、中国に妨害されている件について、18日、蔡英文総統は、ワクチン入手に協力を申し出ているTSMCの劉徳音会長、およびフォックスコン社の創業者で「永齢」財団の郭台銘会長と会談し、ビオンテック社のワクチン入手に際して、それぞれに500万回分ずつの交渉を委託すること、これに関し「ビオンテック社の工場で生産、梱包し台湾へ直送されたもの」を入手するという方針で合意した。これは、「大中華圏」での代理権を持つ「上海復星医業」を通じた中国の手を経ることを懸念しての条件だとみられる。

 この対中国戦で、自らが誰と手を組むのか、台湾の半導体産業も、世界の国々も、認識する必要がある。



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【 黄 文雄】台湾で広がる中国代理人による情報操作

2021-06-27 18:12:04 | 日記
【 黄 文雄】台湾で広がる中国代理人による情報操作

【黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」】

  黄 文雄(文明史家)

◆中国がフェイクニュースを広げる手法

 中国による情報操作の典型的な例の構図としては、中国側からの何らかの方法によるフェイクニュース
→ 台湾側の協力
者がフェイクニュースを本当のニュースらしく加工して拡散
→ 日本をはじめとする諸外国で取り上げての拡散。

 こうしてフェイクニュースは、もっともらしい記事として拡散されていく一方で、情報源はだんだんと曖昧にされていき
ます。

・実は中国でワクチン接種する人急増の台湾、「中国嫌い」は本当か
 http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=zwEpYy3g6ReLkj/Nb+l4TUspD+mIOtRali+tHg7mrQOtoPZ0nJVZa674vTtHYffk

 上記の記事によれば、現在、台湾のメディアでは、多くの台湾人が個人的に中国へ行ってコロナのワクチンを接種してい
ると報じているというのです。

 そして、台湾政府はそういうことには触れず、ワクチンが足りないことをアピールしている上に、中国にワクチン購入を
妨害されたりパイナップルの輸出を拒否されたりしたことを大げさに言っています。

 さらに、世界、または日本に媚びているようにさえ見える蔡英文政権は、実は「尖閣諸島」の領有権を主張しているし、
福島をはじめとする周辺5県の農産品を「核食」と呼び、未だに輸入を解禁しない。蔡英文政権は、親日なだけではなく、
もっとしたたかな政治をしている、というのがこの記事の内容です。

 政治家ですから、対立軸を煽ったり、親日一辺倒ではなく、国外と国内でアピールポイントを変えたりすることはありう
ることです。また、国内の世論にも配慮しなくてはならない部分もあります。日本人も、そういう部分を理解しておく必要
はあります。

 気になるのは、この記事が作られたきっかけとなったと思われる「多くの台湾人が大陸でワクチン接種を受けている」と
いうニュースです。そして、そのニュースは台湾メディアが発信しているものとのこと。

 探してみるとありました。以下のものです。
・http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=IH6ztpUxbDeBr+C+eq7VV0spD+mIOkRali+tHg7mrQOtoPZ0nJX5a674vTtHYffk

 この記事を配信しているのは、台湾の「ETtoday新聞雲」というメディアです。確かに、多くの台商が中国に行ってワク
チンを打っていると報じています。ご丁寧に、「桃園空港で出堺を待つ多くの人」という説明で、防護服を着た多くの人
が空港並んでいる写真まで載っています。

 この報道を読むと、そのことを証言しているのは「台商會長徐正文」という人物です。記事内で、この人物は、以下のよ
うな証言をしています。

<原先台灣疫情控制不錯,很多台商朋友因為不想來回隔離,都留在台灣,但現在台灣疫苗不?,飛美國距離比較遠,大陸比
較近,就決定過去大陸,順便接種疫苗,『大陸對台胞、台商、台幹都比較友善,只要有預約登記就能免費施打。>

<以前、台湾のコロナ対策は成功していて、中国を往復する人は隔離されるため、多くの台商が台湾に残っていたが、今の
台湾はワクチンが不足している。アメリカは遠いが中国は近いことから、中国に行ってワクチンを打とうと考える人が多い。
「中国は台湾同胞に対して友好的なため、予約をするだけで無料でワクチンを打つことができるからだ」>

 中国政府の宣伝文句のようなコメントですね。それもそのはずで、コメントをしている徐正文という人物は、国民党党員
であると同時に、頻繁に中国と台湾を往復している中国のスパイ的な存在です。日本でも経済人は親中・媚中派が多いもの
です。

 そんな人物のコメントを積極的に取り上げている台湾メディア「ETtoday新聞雲」も、言わずもがなの中国のプロパガンダ
機関です。が、媒体が「台湾メディア」ということから、台湾からの発信という印象を受けます。さらに、このニュースは
冒頭のように、日本でも取り上げられ、蔡英文政権は親日なのではなく「したたか外交」を繰り広げている、という結論に至
るわけです。

◆「西瓜(すいか)」に似ている今の台湾

 台湾は民進党政権になってから、蔡英文総統と民進党の動向にばかり注目が集まり、国民党の動向についてはあまりメデ
ィアでは取り上げられなくなりました。

 しかし、国民党勢力は依然として台湾政界に根強く残っているし、既得権益にしがみついている国民党員はたくさんいま
す。また、政策推進の際も国民党勢力は無視できない存在です。なにしろ、終戦からずっと台湾を牛耳ってきた政権です。
そう簡単に権力を手放すわけがありません。

 権力を持つが故の甘い汁の味を知っている国民党員たちは、私利私欲を満たすために必死です。

 国民党は、終戦後、台湾を接収した際に、日本が残していったインフラや財力をすべて接収し、自分たちのために役立て
ました。一方で、台湾人たちをかたっぱしから逮捕、投獄し、多くの犠牲者を出しました。白色テロ時代です。

 今の台湾は、まるでスイカのようです。外側は民進党政権が象徴する民主という緑の皮で包まれていますが、その中身は
まだまだ国民党時代の独裁政権で満ちています。蔡英文率いる民進党政権は、実はその部分での闘いの最中なのです。

 それでも、政権の透明性に努め、国民の安心、安全を最優先するために必死にやっています。今はコロナのこともあり、
尖閣や核食などの問題に手をつけられないかもしれませんが、時間とともに台湾が解決すべき問題です。蔡英文政権には時
間が必要なのです。

◆中国プロパガンダの限界

 民進党政権は、一時、中国からのフェイクニュースに打撃を受けました。しかし、それも多すぎると効果は激減するもの
です。2020年11月の総統選挙で民進党が勝利し、2020年6月に台湾史上初のリコール成功で高雄市長の韓国瑜が罷免されたの
を最後に、台湾はフェイクニュースにも勝利しました。

 戦後の日本は、政府も言論人も中国のプロパガンダを吹聴する風潮がありました。政権内やマスメディア内に潜む媚中派
と呼ばれる人々が、今でも中国のプロパガンダを日本で吹聴しています。しかし、そろそろそんな時代錯誤なことは主流で
はなくなったようです。その結果が以下の報道です。以下、報道の見出しと記事の一部を引用します。

・日本参議院、台湾支持の決議を全員起立で可決
游立法院長「感動した」

<日本の参議院で、台湾の国際機関参加を求める決議が全会一致で可決されたのを受け、游錫?(ゆうしゃくこん)立法院
長(国会議長)は12日、全員が起立し、拍手した場面に「非常に感動した」とフェイスブックにつづり、立法院(国会)の
超党派議員連盟「台日交流聯誼会」の会長を兼ねる身として、改めて参議院に謝意を表明した。

 決議案は、台湾の世界保健機関(WHO)総会参加を次回から認めるよう各国に求める内容で、先月下旬に開催された総会に
台湾が招かれなかったのを受けて、超党派議員が提出し11日の本会議で採決された。>

 時代の自然な流れでしょう。自己中心的な中華思想を持つが故に、ウイグル、チベット、台湾などの周辺地域とトラブル
を起こしてばかりの中国の本質が、世界に知られています。中華思想の限界です。


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台湾の声