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NYC警官の中国スパイ疑惑。証拠固まらず釈放    こんなときにCIA長官が極秘訪中していた

2023-06-03 22:15:50 | 日記
 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)6月4日(日曜日)
       通巻第7780号 <前日発行>
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 NYC警官の中国スパイ疑惑。証拠固まらず釈放
   こんなときにCIA長官が極秘訪中していた
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 英紙フィナンシャルタイムズがすっぱ抜いた。ジョーンズCIA長官が五月に北京を秘密裏に訪問していた。中国側の誰とあったかは不明ながら米中間の緊張激化の状況下、コミュニケーションの維持が重要とのことで意見の一致があった。

 中国スパイ衛星の撃墜事件以後、ブリンケン国務長官は二月に予定していた訪中を延期した。
シャングリラ対話で中国の李尚福国防相はオースチン米国防長官との会談を拒否した。前年に訪中したシャーマン国務副長官は対話の成果を挙げられず、六月に退官する。

 米国で話題となった中国のスパイ事件は、ハーバード大学教授からGEのエンジニアで航空技術を盗み出したシュー・ヤンジュアン(音訳不明)事件にも及んでいるが、他方で、スパイ容疑の証拠が固まらず、釈放されていたケースがでた。

 2020年九月にNYCクィーンスの警察官だったバイマクジ・アンワン(昴旺)が中国のスパイとしてチベット独立運動のNYコミュニティに潜り込んで内情を探り中国に通報していたというスパイ容疑だった。
 アンワンは17歳で米国に渡り、政治亡命が認められて国籍も取得していた。チベット独立組織の偵察報告を数十回にわたり在NYの中国領事館に報告し、その「謝礼」が彼の口座に振り込まれていた。

 ところが半年の拘留後、証拠不純分として釈放され、本人はNYC警察への服飾を希望しているという。

 アンワンによれば出身がチベット族なので、NYC警官の「当然の任務としてあらゆる外国人組織を調査するのは義務であると解釈していた」と主張してきた。
 ちなみにアンワンの父親は中国軍兵士であり、拷問されてとして難民申請が認められ、米国の大学を卒業、海兵隊にも勤務した経験がある。


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