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 第二十回中国共産党大会の人事予測がはやくも熱っぽく語られ始めた   栗戦書、韓正は年齢制限で引退。ダークホースは誰か?

2021-05-26 09:35:29 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)5月21日(金曜日)
  通巻第6917号
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 第二十回中国共産党大会の人事予測がはやくも熱っぽく語られ始めた
  栗戦書、韓正は年齢制限で引退。ダークホースは誰か?
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 第十五回党大会(1997)では喬石と劉華清が引退し、政治局二十四名中の六名が退任したものの、比較的小幅に終わった人事刷新だった。喬石は、引退後も長老会議で重きをなした。劉華清は「中国海軍再建の父」として、いまも高く評価されている。

 第十八回党大会では政治局の五分の三が交替という大幅な人事が行われ、また第十九回で留任したのは習近平と李克強の二人だけだった。政治局常務委員には習派が四名、のこり三名という構成になった。

 2022年に開催予定の第二十回中国共産党大会では人事が最大の「議題」だ。
 「七上八下」(68歳以上は年齢制限)で、栗戦書、韓正は引退するから、ダークホースは誰か? というのが政治論議の筆頭にくる。
なにしろ中国は法治国家ではなく人治の国である。

 政治局常任委委員入りが確実視されるのは胡春華(政治局員。副総理)、陳敏爾(重慶市書記)の二人。加えて、李強(上海市書記)、李鴻忠(天津市書記)、李希(広東省書記)らである。この三人は次期副総理あたりを希望しているという。

また政治局入りが有力とされるのは蔡奇(北京特別市書記)のほか、軍人からは宇宙航空畑からら、ダークホースが昇格してくると噂される。
 ウイグル族弾圧の陳全国は健康問題があって、引退に追い込まれるだろうという観測も有力である。


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