「すみだ水族館」に行った。
東京スカイツリーの施設内にある水族館で、今、「Fairy tale in Aquarium〜水と幻想の世界〜」と称して、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を清川あさみの映像に投影したファンタジー空間の展示が開催中。
東京使いツリーは初めて行くので、地下鉄の駅(私は押上駅)からすぐそのままスカイツリー施設に繋がるのだが、なんせ広いし、水族館があるウエストヤードまで、どこをどう通ったら。。。?
一旦屋上庭園風の外にでて、スカイツリーの入り口を通り過ぎて後ろ側に水族館入り口がある。
水族館入り口に巨大な水槽があり、澄み切った水の中に、まるで設計された日本庭園のような整然と美しく、多彩な緑色の水草が揺れ、小さな小さな魚達が泳いでいる。。
これだけでも、もう、十分に気持ちが洗われるような気分。身体が透き通った魚や、頭が黄色い魚、青い細いラインがある魚、尻尾だけが赤い魚・・・・広々と、悠々と、水の中を泳ぎ回っている。気持ちいい〜!
中に入ると、暗い館内すぐにクラゲの水槽がある。
これも透明でひらひらしたいろいろな種類のクラゲが悠然と漂って浮かんでいる。。いいなぁ〜。。
なかに、「サカサクラゲ」の水槽があり、「ホントにサカサクラゲっているんだ〜!?」と喋っていたら、スタッフの人が「気に入った場所があれば、ホントにサカサになったままそこにくっついている」と!
薄いピンク色とブルーの裏側を見せている様子は、まるで宝石のよう。。。
奥に歩いて行くと、『ウミキノコ』という珊瑚の一種が、高級宝飾店のウィンドウに飾られた小さなオブジェのように展示されている。
チンアナゴが並ぶ水槽は、黄色のボーダー柄だったり黒の斑点柄だったりするチンアナゴ達が、砂地の中から顔を出してゆらゆら揺れながら、伸びたり縮んだり。
最初は気持ち悪〜なのだが、よくよく見ると顔が可愛いし、なんだか会話しているような、他の仲間にちょっかい出しているような、動作と表情の豊かさに見入ってしまう。。これ、はまりそうです。。。
回遊式の展示館内の奥に、宮沢賢治の世界と清川あさみのコラボレーション空間があるのだが、私的には、クラゲと珊瑚とチンアナゴを見ただけで大満足!
見ているこちらも気持ちがほどけて、気持ちよくゆらゆらしてきそうな、開放感たっぷりの水族館でありました。