izumishのBody & Soul

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目黒・雅叙園の百段階段を見学。お正月は雅叙園がいいかも

2011-12-16 14:32:54 | 日記・エッセイ・コラム
用事があって目黒の福根ショップ http://www.fuku-ne.co.jp/ へ。
ここは太極拳のウエアを扱っていて、アトリエとショールームを兼ねたスペースがある。
デザイナーの西脇さんご夫婦は、太極拳のウエアばかりでなく、日本の着物のファッションショーなども企画している。
ここで、お正月の目黒・雅叙園のイベントで「きのもファッションショー」をやるとのこと。
DMやパンフレットを見ると、「MIYABI 遊園」というイベントはとっても華やかで、お正月気分いっぱいの感じ。
特に2日は、「きのもファッションショー」に弾き語りライブ、スティールパンの演奏、さらに花魁道中もあるとかで、"豪華絢爛~!!"が期待できそう。


年ごとに街中から正月気分がなくなっているが、(それに東日本大災害の記憶は残りはするが)、今度のお正月はせめて見た目だけでも雅な気分に浸りたいね。
詳しくは雅叙園のHPで http://www.megurogajoen.co.jp/event/miyabi_yuen/index.htmlで。


それでね、ついでに聞いたのが、雅叙園の百段階段で、源氏物語衣装展をやってる、ということ。
雅叙園の百段階段は東京都の文化財になっていて普段は入れないのだが、11月26日から1月15日までの「百段階段×源氏物語~衣装が織りなす恋愛絵巻」開催期間は入れるのだとか。
それは見たい!と、雅叙園に。


今の雅叙園は、見上げるような大きな近代的な建物だが、正面入り口の左手に、昔を思わせる白壁があって、百段階段はその裏側に当たるようだ。
昔ながらの木造の建物の中に階段が延々続き、途中に小部屋が、重なるようにいくつか連なっている。
そこで、源氏物語にちなんだ「藤壷」とか「夕顔」etc.の衣装を着た人体が立っている。


衣装はともかく,天井に描かれた日本画や壁の絵や、螺鈿や浮き彫りの柱、銘木など、どの部屋も素晴らしい装飾に彩られている。
窓ガラスも暖かみのある昔のままの柔らかいガラスで、外の景色が揺らいで見える。。。
古い日本家屋同様、寒いんだけど、靴を脱ぐから冷たいんだけど、当時の一流の作家たち職人たちが作った芸術作品は本当に見事!
修復が行き届かないのか、一部には、欄間が剥がれかけていたり、天井がの色が褪せていたり、壁に染みが出たりしているところもあった。木と、紙と、土とで作った日本家屋は、なかなか保存が難しいのかも。。
でも、古い日本家屋は、そこにいるだけで静かな空気に包まれる感じがする。
建物がどんどん近代的になるにつれて、街もうるさくなってきたのかな。。。。
子供の頃のお正月は、華やいでいても静かだったもの。。



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