筑西市議会議員 仁平正巳

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スピカ問題

2014年05月05日 | Weblog
 流石に今日は、仕事は休みを取って少しのんびりしています。
でも、正解だったなぁ~  今日は雨模様で、もし 塗装工事が伸びていたら..昨日で終って良かった。
 さて、スピカ問題について、私の考えですが・・・
いわゆる、本庁舎機能を スピカビルに移転すべきか否かでありますが、須藤市長は私の議会での一般質問にも答弁している通り、下館駅前の活性化を図っていくことを重要かつ優先すべき課題の一つとして捉え、本庁舎移転を含め複合的ビルとして有効活用が図られれば、下館駅前の活性化につながると考えています。
 そして、昨年の11月頃から「スピカビル活用プラン検討委員会」を21名の委員で構成し6回開催し「スピカビル活用プラン(案)」を作成しました。
 それを受けて、6月の議会に本庁舎移転を議会に提案するようです。
 委員については、いわゆる市長の諮問機関的委員会ですので、各界各層からとは言っても、市長の応援団的方が多いのは致し方ありません。
 新聞やピープルを読んだ市民の中には、スピカビルに本庁舎が移転することが決まったように思っている方もおられますが、本庁舎移転は議会の3分の2の賛成者がなければ可決できない、重要な問題でありますが、意外に市民は関心が薄く、決まってしまえばそんなもんか・・と考えている方が多いようです。
 そこで私の考えですが、もともと吉澤市長時代は、本庁舎ではなくあくまで商業ビルとして、活用すべきと考えていました。
 しかし、あの大震災があったため、今の本庁舎が耐震がなく今後同じような地震が来ると、倒壊の危険があるとのこと、スピカビルはその点安心して利活用できるとのことです。
 今、筑西市は、新中核病院とスピカの問題が2大懸案事項です。
それぞれ別の問題と捉えがちですが、私は 連動して考えています。スピカビルに本庁舎を移転すれば、駅前の活性化が図れると検討委員会では結論づけしているようですが、それは、間違いだと思います。
 なぜなら、本庁舎を駅前にたかが200メートルほど、 動いたからって、駅前の交流人口はほとんんど変わらないと考えます。仮に、スピカに本庁移転して、今の庁舎跡地利用計画はどう考えているのでしょうか
 更に、いくら耐震がなってないからといって、2年後に移転するのに 今、8900万もかけて耐震補強する必要性があるのでしょうか・・
 合併して10年 やっと旧3町の市民も、市役所に慣れてきたところだと思います。統計では市民が市役所本庁舎に来るのは、ひとりあたり、年に3回程度だそうです。
 駅前の活性化を図るなら、ズバリ、新中核病院は今の本庁舎跡地に建てるべきだと、私は思います。そうすれば、下館駅前は昔のような賑わいが戻ってくることは間違いありません。
 本庁舎を移転して、跡地利用策も考えていないなんて、ナンセンスです。
まあ、市長公約当初は、スピカの改修費用を6億と見積もっていたようですが、活用プランでは当初より大幅にリクエストが盛り込まれているようですので、13億と想定したようですが・・
 兎に角、あの立体駐車場を何とかしなければならないことは、市長も委員会もわかっているようです。
 駅前に市役所 昔なら考えられませんが、近年では土浦市や栃木市の例もあるし・・売却したくても、買い手もいないし、絶対反対という理由も見つからないのが、今の気持ちですが、
 先ほども申し上げましたが、今の本庁舎の場所に新中核病院を建設するならば、スピカに本庁舎を移転することに反対ではありませんが・・・
 桜川市との2市での病院建設がチャラになり、筑西市単独での(補助金13億)建設は、特に建設場所については、2市での時より何倍も大変だと思います。
 ですから、今の市役所の場所なら市のほぼ中心で、誰も文句の付けようがないと思いますし、駅前の活性化は図れるし、正に2石3鳥だと思います。
 今の本庁舎跡地は、旧市民会館跡地も含めて約1万7千平米あり、病院の地下駐車場、屋上にヘリポートを備えたら、市民のための3次医療も備えたいい病院が将来できると思いますが・・ 何より土地代がタダで済みます。
 現時点では、スピカビルに本庁舎を移転することに、賛成でもなければ反対でもありません。
あくまで、跡地利用の条件付きです。

 
コメント
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