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化生の海


題名:化生の海
作者:内田康夫
頁:約570

探偵:浅見
ヒロイン:三井所園子

舞台:北海道余市、松前、加賀、福岡津屋崎、下関

概説:
加賀の海から水死体で発見された男。
北海道・余市の自宅には、底に「卯」の字のある一体の古い素焼き人形が残されていた。
事件から五年。かすかに残った男の足跡を辿る浅見光彦は、北九州・北陸・北海道をむすぶ長大なラインに行き当たる。
それは江戸から明治期に栄華を極めた、北前船の航路と重なっていた。、列島を縦断し歴史を遡る光彦の推理。
ついに驚愕の真実が、日本海から姿を現す。

感想、覚書:
娘の進学費用を工面する為、自宅の余市を出た男が、何故か加賀で死体で見つかり、捜査は進展しないまま五年経過。
浅見は知人に頼まれ、娘と接触し、形見の人形を手がかりに、各地へ飛びまわって真相を探り当てる。
途中、関係ない地方の記者が巻き添えで殺られたりしつつ、
ほとんど話の中に出てこなかった人が犯人。

とりあえず、松前城にいつか行くことがあったら、人形の有無を確認しよう。

買ってすぐと、弘前の空き時間とで、二回読んだので、三回目は五年後くらいかな。

個人評価:★★★
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