臨済宗天龍寺派大本山。正式には「霊亀山天龍資聖禅寺」と言う名前です。
嵐山へ訪れられた方は必ず一度は参拝されると思います。
暦応2年(1339年)吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏が夢窓疎石を開山として創建しました。
正面が庫裏でここから入り「大方丈」の座敷やお庭をゆっくりと拝観出来ます。
夢窓疎石は堂塔建立の資金調達のため「天龍寺船」による元との貿易を進言して、康永2年(1342年)にほぼ七堂伽藍を整いました。その甲斐あって、隆盛して、天龍寺は京都五山第一位の寺格を誇りました。
まず、庫裏から入ると、このような屏風が迎えてくれます。
しかし、その後天龍寺は八回もの大火に見舞われ、現在の多くは明治初期の再建です。
しかし、夢窓疎石による庭園(曹源池)は平成6年(1994年)には世界文化遺産に登録されました。
さっそく、庫裏から入り多くのお部屋やお庭を見物します。
右京区嵯峨天龍寺茅芒ノ馬場町68