一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

ナイロン100℃「ノーアート ノーライフ」とみそパン

2011-11-17 | 観劇記録
下北沢 本多劇場。
恒例の「ナイロン100℃」公演。
最近はナイロンのメンバーもメディアの露出度が多きので嬉しい。
中でも大倉孝二さんはたぶん一番知られている。
(最近はデカワンコ)
今回も、実は大倉さんが出るので・・・という理由でチケットを取った。
物語は、1970年代のパリ。
夢を持って来た日本人が、結局夢に破れ、嫉妬や挫折などを経験しながらそれでも生きていく・・・という話。
ゲストが温水洋一さんと山崎一さん。
ケラ作品にはなにげに著名なゲストが出てくるので、これも楽しみなのである。
ちなみに本日の客席には木野花さんが来ていた。

皆さんモチロン、熱演だし凄いけど、やはり大倉さんの演技は格別に良い。
ただの滑稽な役回りだけではなく、必ずシリアスな立場に立ってシリアスな台詞を言う。
この笑いと真剣さのギャップがたまらない。
テレビや映画では滑稽な役柄が多いので残念である。
また、次回チケット取ろうかなあ~

お昼は渋谷の「すずみのお宿」でワンコインランチ。
海鮮丼。これでおなかがいっぱいになるので助かる。


観劇後はせっかく来たので、南口にあるパン屋さん「アンジェリカ」でみそパンお買い上げ。
これは偶然見つけたのだが、結構有名らしいというのは後から知った。





ちょっと昔風のあまりバターなどを使っていなさそうなあっさりしたパン。
ちなみに、それほど味噌味はしません。

本日も幸せな1日だった。

スリムになる

2011-11-15 | がん治療に関わる日常生活
抗ガン剤を入れるには、体重の申告がある。
だから、知らず知らずのうちに体重を気にすることとなる。
7月の時に比べて5kgちかく減っている。

この病気には肥満が大敵らしいし、いままでがちょっと太りすぎ、贅肉(本当に無駄)がつきすぎでヤバイ状態だったので、休職中なことを利用してスリム化を図っている。
特に、背中の肉。
こんな部分に肉は要らないよ~

願わくば洋服サイズLLを目指したい。(LLになると結構選択肢が広がる)

なぜ減ったか?
水飲みダイエット+間食ゼロ+ベジタリアンなった(たぶん副作用?)から。
何せ、仕事のストレスで間食し放題だったしね。

今日もお昼にガストでキノコ雑炊を食べたけど、半分でギブアップだった。
お米勘弁。

今は、家でゆったりしているので、困ることはない。
却って、身体が軽くなって、左右の身体ひねりも軽やかだ。

などと考えつつ、今もキュウリをボリボリ。
ミニトマトつまみ食い


ザ・タイガースのコンサート(IN  松戸・森のホール)

2011-11-15 | コンサート
以下のお話はある年齢以上限定。
でも、実はスマップ以上に熱狂されたグループの再結成。

松戸でのコンサート。
正確にはジュリー(沢田研二)のコンサートにゲストとしてピー(瞳みのる)、タロー(森本太郎)サリー(岸部おさみ)が呼ばれたという形。
結局トッポ(加橋かつみ)は出ないので、残念。

むかし田舎でグループサウンズに熱狂していた女子中学生がようやく本物をステージの上で見られたうれしさ。
映画やテレビを見て、月刊「明星」や「平凡」の写真をうっとり眺めているだけで都会で行うコンサートなんか絶対行けなかった人間としては、感無量。
初めて買ったレコードが彼らの映画のもの。(世界は僕らを待っている)


コンサートが始まると、もはや脳内では数十年前の彼らが立っていた。
実際、歌いながら、ギター弾きながらステップ踏んでいたし、
ピーなんかすごい勢いでドラムをたたいていた(年を感じさせない)
サリーも真面目な感じでベースを弾き、俳優の岸部一徳ではない、やっぱりサリーだった。

5人は前半渋い色のスーツを着て、それが時の流れを物語っていた。
ピー赤いジャケットが派手だけど、似合っていた。
本当に彼は変わらない。

ダンナは「イットクさん」と言うけど、自分はサリー(岸部おさみさん)だろう、やっぱり、とちょっと不満。

あの頃の歌を聴くと、一足飛びにあのころの中学生になってしまうのが不思議だ。
たぶん、周囲の人たちもきっと、あの頃コンサートに行けなくてようやく今実現している人たちが多いに違いない。
隣の人も、たまにいっしょに歌っていたが、許せた。
少女だった頃のあこがれ。
青春の歌。
歌いたいのもわかる。
いい歌が多いのだ。

生きているうちに彼らのコンサートが見られるなんて夢のようだ。
ピーが慶応高校の先生になってしまった時やサリーが俳優として大活躍し始めた時、もう彼らは音楽に見切りを付けたのかなと思っていた。

でも、実は彼らも音楽やりたかったんだ・・・と思った。
実際、本当に嬉しそうだった。

今回、ほんとうに感激した。
そして
願わくば、早いうちにトッポも参加して完全な「ザ・ターガース」を復活させて欲しい。

ポスターも作って欲しい。
(シワがあろうと、髪の毛がなかろうと、それはもう・・・)

通院日で、免疫UP。そして来週から・・・

2011-11-14 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
本日の通院は、抗ガン剤後の免疫UPの注射が目的。
診察では、木曜日に心臓の超音波検査。
そして来週の木曜日に次の抗ガン剤についての説明。
3週間おきにおよそ3ヶ月して、しこりが小さくなったら手術するとのこと。
いったいドンだけ大きなしこりだったのか・・・(は~っ)

という予定表をいただいた。

今度の物は副作用が緩いらしい。
でも、どんな物かは実体験しないと、わかりませんね。

先週点滴をして、今回は胃に来ているらしく、もうご飯物がダメ。(あれだけ好きだったのに)
その代り、キュウリをばりばりとか、リンゴ食べたい・・・・とか
思いもよらなかったベジタリアン気分。

水が一番美味しいという、自分にとって不思議な感覚。
どうやら、今まで好きだった物が好きでなくなり、嫌いな物が好きになるという魔法がかかっているらしい。
でも、おかげで肥満防止には役立っている。

庭の秋トマトも、ここへ来て俄然張り切って実を付けている。
もう秋も終わっちゃうから、早く赤くなっておくれ・・・





味覚がおかしいけど、夕飯頑張って作った

2011-11-10 | 料理
Cpicon 子供も大好き☆肉団子の甘酢あん by rie1029


今日の夕飯は上の献立がメイン。
一緒に使うはずだったレンコンがなぜか、煮物に変身しちゃった。
あとは水餃子。


そして、ちらし寿司。

自分はこういう物は食べられない。
たぶん、考がっざいの副作用。
だって、大好きなご飯が・・・・だめなんだもの。

それに、醤油関係はつらい。

自分でも食べられたら、うれしいのに・・・

なんだか、あまり好きでなかった野菜類がおいしく食べられるようになったのも、不思議だ。

明日はどうだろう?

朝早く起きた時は・・・

2011-11-10 | 日記
4時半に目が覚めてしまった。
布団の中にいても眠れないので、思い切って起きてしまう。
眠くなったら、昼寝もできるし・・・と思うと気は楽だ。
仕事をしていたときは、居眠りなんかとんでもなかったので・・・今は寝たいときに寝てもイイのがうれしい。

テレビでショップチャンネルの番組を小声にして、それをBGMとして勉強している。
朝は心地よい。
一人で考える時間があるから・・・

そしてコーヒーを飲みながら夜明けを待つ。
すご~く幸せな感じがする。

それにしても、昨日あたりからいよいよ冬の気配。
寒さには弱い方なので、防寒は必修。
ついに電気式毛布を敷いてしまった。

今はエアコン設定温度27℃。

節電・・・・出来そうにもない。
寒がりな人間。

現地をみるということ

2011-11-09 | 旅行
山形で親戚の法事。
行く途中いわき市の「マリンパーク福島」へ。


大震災でかなりの魚類などが死んだりしてかなりダメージがあったところ。
今も、まだ種類が少なかったり、苦労している様子が知れた。
でも、水族館の方々は皆一生懸命な感じがして、また完全な復活が出来るといいなと思った。

法事が終わった後は、宮城県に行った。
あの大震災で壊滅的なダメージを受けた地域も回った。



思ったのは

やっぱりテレビや新聞などのマスメディアを通しては、伝わらないことがあるということだ。
実際、現場に立ったときの感覚は荒涼たるものだった。
こんな写真を載せても、あのむなしさは伝わらない。
決して物見遊山ではないが、助けにならない自分の無力さを感じてしまった時間だった。
一番ショックだったのは、ガランとした跡地の裏山に生えていた林の木に布きれがたくさん引っかかって風にはためいている風景。
あそこまで水があがって、誰かが身につけていた洋服なども引っかかっているのだろうか、と想像すると、凄く哀しくなった。
とても、写真に撮ることは出来なかった。
また、移動の途中で「遺体安置所」という看板も見た。
もう安置所はなかったが、これも印象的だった。

また、世界遺産で湧く平泉「中尊寺」にも行った。
以前行ったことがあるが、今回はさらににぎわっていたような気がした。



仙台市内のメインストリートはごく普通ににぎわっていた。


山形はまったく何事もなかったような生活。

東北地方の各県には意外に温度差があるという印象を持った。

素敵な金縛り

2011-11-08 | 映画鑑賞記録
三谷さんの映画を映画館で観たのは、「マジックアワー」が最初。
今回の映画は別の映画を観に行ったとき、予告がガンガン流されて「面白そう」と思っていたので、いつかは・・・・と思い、ようやく先日行ってきた。

相変わらず、豪華な人々が短い時間にちょい役で出てくる。
さすが三谷幸喜の人脈。

話の内容はどう見ても「あり得ないだろう」という設定で・・・まあ、それが面白いところでもある。

裁判官はじめ傍聴人や記者達も、幽霊の証人(しかも、ほとんどの人には見えないんだぞ)を認めている雰囲気になるのなんて究極の「ありえなさ」だ。

現実なら「トリック、インチキ」で批判されるのが落ちなのだろうけれど、みんな理解者だなあ。

最後が、嫌な終わり方でなく、ほっこりしておわるのが良かった。私生活でも、日本全体でも、なんだか今ひとつ活気ない毎日なので、せめて映画くらいは幸せで終わりたいしね。

それにしても、今回の映画はほぼ西田敏行さんの存在感に助けられていた気がする。
彼は、本当にすばらしい。
西田さんがいなかったら、もっと軽い映画になっていたと思う。
あと、TKOの木下さん、いい人ぶりが自然で良かった。
これからも本職以外で出てきそうな気がする。

秋になってから、観たい映画もたくさん出てきている。
体調にお良い時には、たくさん観て楽しみたい。

次はサラリーマンNEOなんてどうかな?


EC療法6回目終了~次は・・・

2011-11-08 | 乳がん治療(術前抗がん剤)
昨日、EC療法6回目実施。
体調も良かったので、化学療法室へ。

早い早い・・で、あっという間に終わった。
最初に血管がダメになったので、早く落とすようになっているようだ。
そして、またマスク、手洗いの欠かせない生活。

診察では、EC療法は今回で終わり。
12月からは「ドセタキセル」を開始するというお話だった。
3ヶ月継続で、もしかしたらその間に手術に踏み切るかも知れないとのこと。

非常にアイマイな気がするが、何しろ10年くらいしこりサマを成長させてしまった身の上としてはお任せするしかない。
まだまだ、長丁場の闘病生活。

今のところは、増えすぎた体重を減らすことなので、とにかく余分に食べないを合い言葉に食生活をしていく。
間食を一切せず、ご飯をおじや式にして食べると効果はあるようだ。
最盛期に比べて2kgは減った。
点滴前に申告する紙には前回より2kg少ない体重で書けた。
次回はさらに少ない数字で書きたいものだ。

そして資格の勉強とたまに行く映画鑑賞と舞台観劇と楽しみを見つけてゆったり心穏やかに過ごそう。
以前仕事をしていたときは疲れると「どもり」の現象があらわれて「ありがとうございます」すらはっきり言えなくて苦しかったのだが、今はそんな心配ない。
毎朝、起きるときにしていた頭痛もない。
そういう意味では、今までできなかった穏やかな暮らしができる。
それを幸せと感じて、前向きに治療していこうと思う。

伏兵~眉毛がかゆい~

2011-11-06 | がん治療に関わる日常生活
眉毛がかゆい。
抗ガン剤のために眉毛が薄くなっているので(というより、ないので)怖い顔。
そのため、お出かけの時にはペンシルで描いている。

でも、アレルギーで生まれてこの方お化粧をまったくしなかった自分が、眉だけでも描くとどうなるか・・・

もう、かゆい、かゆい・・・
以前は夕方になると、ボリボリかいていたのだが、
今はなにもしていなくても、ボリボリ・・・ボリボリ・・・

いやだ~
仕方ないので、今は何もせず、キャップを深く被って下を向きがちにして、買い物に出ている。

とにかく、怖い顔をさらすわけにはいかないけど、顔がかゆいのは嫌だし。

最近は、ウイッグの毛が顔にかかったところもかゆくなる。
額とやっぱり「眉毛」のあたり。

いや~困った。

とんだ伏兵。