一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

思いがけず復帰していた知り合い

2013-07-20 | がん治療に関わる日常生活
 今、各種大会真っ盛り。自分も、名ばかりの顧問として参加した。ただ座っているだけ。
 会場に行ったら、思いがけない人に出会った。
 昨年乳がんだと聞いて、今年病院の待合で会った元同僚。
旦那さんと来ていたから、きっと今後の治療方針などを聞きに行っていたのだと思う。
てっきり、休職して抗がん剤などの治療をしているのかと思っていた。
 今日あった彼女は、見たところ元気そうだった。というか、こうしているということは、もう復帰したということだ。思わず、髪の毛を見てしまったが、しっかり地毛だった。
ということは、抗がん剤をしていないということだろうか?
それとも髪の毛の抜けない薬か?
なんて、余計な想像をしてしまった。
彼女にしてみたら、まったく余計なお世話だ。
乳がんだって、その治療だっていろいろあるのだし、他人があれこれ妄想するべきことではないだろう。

 でも、本音を言うとちょっとうらやましかった。
少なくても、自分のような長いブランクなしに復帰している。脱毛も経験していない。その状態は・・・ウラヤマシイ、と思ってしまった。決して彼女を自分と同じ程度の病人にしたいわけではない、断じて。
でもうらやましかった。
本当に人生いろいろである。

 そして夕方、携帯に見知らぬ番号の着信履歴。
SMをおくったら、また電話がかかってきた。退職した同僚だった。
結構親しくしていたという自負があるので、「久しぶり」という感覚で話していた。
また会って話したいね~なんて上機嫌で話していたら
「ところで、明日の選挙はもう決めてる?」と切り出してきた。
・・・
やっぱり
某政党への投票依頼。
久しぶり、の電話には相変わらずガッカリさせられることが多い。
「考えておくわ。」と返事するのも毎度同じ。

でも、個人的には嫌いでないので、8月にランチでもしようか?ということにはなった。
まったく人生いろいろである。