いせ九条の会

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国連が重要と考えるのは非軍事的な貢献/山崎孝

2008-09-05 | ご投稿
(2008年9月4日NHKのニュースより)各国の首脳や外相による国連総会の一般討論が今月23日からニューヨークの国連本部で始まるのを前に、パン・ギムン事務総長は、世界の貧困と格差の問題を主要な議題にするとしたうえで、各国の指導者に、具体的な解決策を持ち寄るよう呼びかけました。

国連総会では、今月23日から来月1日まで、各国の首脳や外相による一般討論が行われ、25日には、事務総長の主催で「ミレニアム開発目標」をテーマにした首脳級の特別会合が予定されています。ミレニアム開発目標は、貧困人口の半減や初等教育の完全普及、それに援助の増額など、各国が格差の解消を目指して2000年の国連サミットで約束した8つの目標のことで、ことしは、2015年とされる達成期限の折り返しの年です。4日、記者会見したパン事務総長は、総会で、ミレニアム開発目標で定めた貧困と格差の問題を主要議題にするとしたうえで、「いくつかの前進が見られるが、約束を守るための各国の努力は依然、不十分だ」と指摘しました。そして、「指導者に、目標達成に向けた具体的な計画と提案を持ち寄ってもらいたい」と述べ、援助の増額など各国に、これまで以上の取り組みを呼びかけました。

国連によりますと、世界で一日1ドル以下の収入で暮らす、きわめて貧しい人は10億人以上に上り、最も豊かな人たちと貧しい人たちの間の格差も拡大し続けています。