いせ九条の会

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安心感が持てない小沢一郎民主党代表/山崎孝

2009-03-07 | ご投稿
東京地検特捜部は、小沢一郎民主党代表の公設第一秘書で資金管理団体の陸山会事務所の会計責任者を政治資金規正法違反(虚偽記載など)で逮捕しました。小沢一郎氏のスタッフで重要な位置にいた人物が逮捕されるような疑惑を持たれたことについて、小沢一郎氏に全く責任がないとは言い切れません。

私は以前から小沢一郎氏に安心感を持つことが出来ませんでした。近年では、2007年10月から11月かけての自民党福田前首相との大連合の会談は、2007年7月の参院選挙で政治の刷新を民主党に求めた意思をないがしろにしようとした行動でした。

本年2月の小沢一郎氏の発言は、東南アジアに必要な米軍は第7艦隊だけで十分、米軍の引くことによる日本の安全保障、防衛は日本が責任を果たすと述べ、日本の軍拡の懸念を抱かせました。

これは現在、国の借金である国債残高が、一般会計税収の約10年分に相当し総人口で割ると国民一人当たり約433万円の借金を抱えているとされる財政の状況と、今日の国費を民生支援に特段に必要な状況があることを深く認識した上での発言とは思えません。

私が一番望んでいるのは、現在の民主党、共産党、社民党などの政治家を含めて、憲法9条に基づく外交政策、憲法25条の理念を実現していくことを柱にした国民連合戦線を結成し、そこから立候補した政治家を増やす形で、与党の議席を大幅に減らすことが出来ればと考えています。

または、総選挙に立候補する政治家にアンケートを配布して前記の理念に賛同する政治家を選択して投票するような運動を起こせばと良いのではと思っています。