伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

京都文化博物館・別館内部

2022年03月20日 | 京都の社寺と文化財


京都文化博物館は三条通に面していて、
住所は京都市中京区三条通高倉角にある。

いつも美術展でよく行くが、建物自体も重要文化財に指定されている。





設計は、東京駅を設計したことでも知られる、有名な辰野金吾と
長野宇平治という人の共同設計で、明治39年に竣工された。

もとは日本銀行の京都支店として、銀行だった。
当時の京都のメインストリート、三条通に建てられた。

建て増しされた本館(新館)は高倉通に面した所に玄関があり、そこから入る。
銀行だった部分は文化博物館の別館として、
今ではいろんなイベントに活用されている。








三条通は有数の近代建築が立ち並ぶ、
近代建築好きにはたまらないストリートで、
その中でもひときわ目を引く美しい建物がこの京都文化博物館・別館だ。



ただ、この別館は建物の外観だけではなく、
内装も極めて美しく、細部まで丁寧にデザインされていて、
とても贅沢な空間である。







フラッシュなしなら写真撮影はオッケーなので、
いつも行くたびに撮っているが、
何かのパンフレットにとても美しい内部の写真が掲載されていたことがあり、
自分はあんなにいつも撮っているのに、
その写真のようなきれいな写真が撮れたことがない。
その写真にすごく嫉妬した(笑)。


それで、それから行くたび、何とかあの写真のような内部を撮りたいと、
ずっと撮りためていたものである。


何度も見た写真と同じアングルで撮ってみた。






内部は銀行だった時の名残りがそのまま残されていて、
柱の一つ一つや窓などが、とてもきれいに磨き上げられており、
今も新築のような美しい空間そのままを堪能できる。


とにかく保存状態がとても良いのだ。
手入れを入念にしているのだろう。









かつての人はこのような贅沢で美しい空間で、
お金のやり取りをしていたのかと思うと、
それはそれで羨ましい限りである。




天井も美しく…




薄暗い内部にシャンデリアなどの照明が輝いているのも美しい。


一つ一つのディテールが細やかで雰囲気があり、美しい。
この空間がとても好き。




京都文化博物館の内部は撮影可能なのがうれしい。


ほかの施設では撮影不可の方が多いので、それが残念。

重要文化財でもこのように撮影が自由な場所もあるので、
ほかの建物でもぜひ撮影が出来るようになればいいのにな、と思ってる。

いっぱい写したい所があるのだ…



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