伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

京都御所の紅葉

2023年11月27日 | 京都


京都で紅葉が見ごろになって来た。

どこか名所へ行って紅葉を見たいと思ったものの、どこも混み合っている気がする。
テレビニュースで清水寺が見ごろになっているのを見ると行きたくなる。
しかし、清水寺行きのバスのあの異常なほどの混雑を考えると、
とても行けるものではない。

東福寺も新聞の写真で見ているととても美しい。
しかし東福寺もあの混雑ぶりを知っていると、とても行く気になれない。
嵯峨嵐山、二尊院もJR嵯峨野線はすごく混雑しているそうだ。
とても気楽には行けない。
どこがいいだろうか、どこか行ける所はないだろうか。


そんなことを考えるうち、植物園はどうだろうと思った。
府立植物園なら紅葉もあるだろう。
観光地よりは多少味気ないかもしれないが。

いや、それなら植物園より近い京都御所はどうだろうか。
御所ならあまり人はいないだろう、
それで地下鉄の今出川駅から京都御所へ行くことにした。
きっとそれなりに紅葉はあるだろう、と期待して。





地下鉄今出川駅を降り、今出川通を東に歩き、
同志社大学の向かいの今出川御門(多分)から南へ歩いた。

京都御所(京都御苑)はとても広いので、
北は今出川通から、南は丸太町通まで面している。
広すぎるのでほんの一角だけ、北側を歩くことにした。

するとすぐにあちこちで色づいた紅葉があった。
銀杏もあった。
広い所なので広さに比べて人もそれほど多くない。







砂利道を歩きながらあちこちの紅葉を写真に撮った。



どれだけ広大かというと、内御所だけでもかなりの距離がある…。



そして内御所の北東の鬼門に「猿が辻」を発見。
ここは以前、軒下に実際に猿の置物が置いてあったはず。
「猿が辻」は御所の鬼門でそこだけ塀を90度内側に切り取ってあるのだ。
京都の古い習わしだ。



そして「御所の細道」を発見!
(命名:赤瀬川源平)
御所の細道とは、御所の砂利道に発生したけもの道のことで、
自転車等がその部分に集中的に走ることで砂利がよけられて出来た、
走りやすくなった細く続く場所のことだ。
砂利を歩くより歩きやすいので、自分も当然そこを歩いたのだ。
御所の名物の一つなのだ。






そしてまた歩きながらあちこちの紅葉を映す。
写真より色はきれいだったのだが…






あちこちに紅葉や銀杏があるが、人があまりいない。
時々カメラを向けたり、ベンチで休んでいる人はいるけど、
みなのんびりしている。
ここは確かに穴場だ。








御所の中は広いので人にそれほど邪魔されずに撮影出来たし
散歩も出来た(ような?)

御所の中でも北側のみ(内御所の北側)を歩いたのに、
沢山の紅葉と銀杏が見られたし、それをカメラに収めることが出来た。
それほど時間もかからなかった。
来て良かった。
町の真ん中に心がゆったり出来る自然の空間があって良かった。




門の出口付近に案内図があり、…
乾御門というところから外に出た。




外は烏丸通・・・(今出川)


ここから丸太町通まで御所の塀は続くのだ。

きれいな銀杏もあったし紅葉もあった。
人があまりいない中で、紅葉をしばし楽しめた。


気分転換のためにも
自然に触れ、自然の空気を感じることは大事なように思った。



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