コイノアカシ

育児中の専業主婦の気持ちにも、働くママの気持ちにも優しいかと。近頃は発達障害+不登校=天使か悪魔かわが子達?!な記事を。

ぐぅの手のひらの中には。

2010-04-14 12:06:18 | Weblog
 昨日は、学童クラブ新一年生の親の交代での仕事で、学校下校後時から、学童まで子供たち3人の引率でした。人様のお子様を連れてって、慣れてないから緊張します。
 長男のSKYは、母親の私が引率だったから、気持ちがいつもと違ったのかもしれない。彼が昨日はトラブルメーカーで。下り坂でこけて、結構しっかり転んじゃったから、顔も手足も擦り傷+鼻血で。他の2人もいたから、優しい母親な対応は出来ていなかったなぁって。これまた、泣かないんだ、うちのこ。大人だって泣きたいくらいなこけ方してるのに。赤ちゃんの時からだけど、うちの3人の子って、あんまり泣かないの。泣くときはしっかり泣くけど、些細なことでは泣かない。
 まぁ、このこけた時からが不調の始まりだったのか、

SKY「こっちの道の方が早いよ。」
母「そっちは、人気がないから、大人と一緒に歩くときじゃないと駄目なんだ。学童に帰る道はこっちだよ。」
SKY「だって、保育園のとき歩いたもん。」
そのうち、他の子がトイレ行きたいとか言い出して、
母「じゃぁ、○○ちゃんたち、先に連れて行くから、学童の先生も心配するし、だから、   SKYはちょっと待ってて。」
SKY「(大声泣き声で)お母さん、ちょっと待ってて!!」

学童はすぐそこだったから、SKYはぐずりながらも一緒に辿りついたんだけど、既に学童にいた顔見知りの子供たちから、心配してかわるがわる声かけてもらっても、なかなか室内に入ろうとせず、で、結局、先生がさとしてくれて、母退散。

でもね、お迎えに行ったら、先生から説明があって、

先生「あの後、元気に遊べましたよ。ぎゅって、手をぐぅにしていたから、痛いって言ってたんですけど、その中に、たんぽぽがあって、ママに渡したかったみたいなんです。しおれちゃうから、袋にお水をいれて、お土産にもたせてますね。」

泣きましたよ、母。帰宅して、SKYの話をちゃんと聞いて、「お母さんが、ごめんね」って、しっかり抱っこしました。

手探りで育児して、きっと、これは正解じゃないだろう育児な時もあったはずなのに、ちゃんと優しい気持ちをもって大きくなってくれて、母は本当に嬉しくて、感動して、母親としての愚かさに反省して、昨夜は泣きました。