LSD

InlineSkate and FC GIFU and Run

今年1年

2005年12月31日 | インラインスケート

今年ももう終わろうとしている。歳を取るごとに1年の経過が速くなっていくわけであるが、今年は特にそうであった。いろんなことがありすぎたという感じです。おそらく・・・生まれて初めて正月に摂生して臨んだ「渡良瀬の大会」。結果としてはよかったですが、正月の大会は天皇杯なみに、それこそ元旦にやってもらわないとね。(笑)4月は転勤があり、久しぶりに岐阜市以外での勤務となり、通勤に往復2時間かかることとなった。県民と直接接する仕事は毎日があわただしかったという感じである。そんな中、初めて開催した合宿形式のワークショップは、70点ぐらいの出来であっただろうか。これは運営面の話しで、内容としては以前も書きましたが「大成功」。シーズンインの時期に集中して実施したということで、参加者のレベルアップときっかけ作りに大きな影響を与えたワークショップだったと思います。そして、その後大会ごとにワークショップを開催しました。昨年からのKazaxさんとのコラボが、少しずつではありますが、この地域に根付いてすばらしい結果を生みつつあります。Kazaxさんには感謝してもしきれません。ワークショップでは・・何より、多くの友人達と交流を図ることができました。5月の尚子ロードでは、初の100mタイムトライアルを開催。これが想像以上に盛り上がる結果となりました。遠路、関東方面、関西方面からも多くのご参加をいただきました。短距離種目が多いインラインであるが、やはりその中でもさらに短距離派はいるわけです。集中力と瞬発力が要求される難しい競技であるということもわかりました。この100mは今後も続けていかなければならない種目であると思います。9月はウルトラです。ウルトラは私にとって最も好きな大会です。それぞれのレベルで楽しみながら、限界に挑戦するシーンは見ているだけでうれしくなります。・・それにしても、レベルアップがすざましいと思います。ほとんどのスケーターが完走しました。昨年失敗したスケーターも作戦と練習によって成功しています。この大会、北海道・九州からもご参加いただいています。感謝致します。そして11月の長良川カップが、初の雨天途中中止となってしまいました。私が主に担当する大会では、今年もかなり微妙な天候もクリアして開催してこれましたが、さすがにダメでした・・・こうなると長良川カップも完全に運営側に回らなければならなくなるのかも・・。遠路からご参加頂きました皆さんには本当に残念だったと思います。それから、まだ詳しく報告していませんが長良川カップの前日に全国でインラインに携わる皆さんに声をおかけし「全国インラインスケート連絡協議会」を板東先生発起人のもと、私もお手伝させていただきまして立ち上げることができました。第1回のミーティングも開催し、多くの貴重なご意見をいただきました。先日、板東先生のご尽力により報告書も完成したところですが、今後のインラインの普及発展のために、市民レベルでのつながりがさらに必要かつ不可欠になっていくと思われますので、この協議会を定期的に開催していかなければならないと思っています。12月は、もうダメかという天候の中、初のフルマラソンレースを開催することができました。西日本唯一のフルマラソンレースとして今後も開催していかなければならないと思います。そして、岐阜にとって一番大きなできごとは、クリスタルパーク恵那スケート場の完成ではないでしょうか。もちろんアイスリンクではありますが、年間半分はインラインがメインでの使用となります。この完成によってアイスからインライン、インラインからアイスへの交流が始まって、岐阜県のみならず、東海地区のスケート人口増加に好影響となることは間違いないでしょう。今後は、どのように利用させていただくかをみんなで考えていかなければなりません。2005年のインラインは、このような感じで1年が終わりました。そして、プライベートでは、先月父を亡くしました。父は、モンデウスの麓で生まれ生涯を山で過ごしました。夏は山で木を育て、切り、冬はモンデウススキー場で働いていました。趣味も盆栽であり、生活そのものが「山」であり「木」でした。父との思いでも山で過ごした時間が一番残っています。子どもの頃実家の風呂は「まき」でわかしていました。その木を山から切り出す作業を父と二人でやりました。秋には早朝から父と「こけ(キノコ)」取りに毎日出かけました。秘密の場所を父に教えてもらいました。何もしゃべらない父でしたが、何でもできる父が好きでした。今年の夏入院し、医者より年内はもたないと言われていましたが、気をつかったのでしょうか・・・父は私の日程に合わせるかのように・・・長良川カップとチャレンジの間にこの世を去りました。先日、三十五日を済ませてきましたが、その際親戚より父が「息子達には屋根の下で働く仕事に就かせたい」と言っていたということを初めて聞きました。何も言わない父でしたが、息子達に注ぐ愛情は人一倍であったと思います。 春になったら、モンデウス(位山)の山頂に連れて行ってあげたいと思っています。 いずれにしましても、この1年、多くの皆さんにお世話になり無事大晦日を迎えることとなりました。本当にありがとうございました。来年もどうかよろしくお願い致します。


プロジェクトX終了

2005年12月28日 | インラインスケート

NHKで数少ない好きな番組であったプロジェクトXが先ほど最終回を終えました。毎回感動しながら見てました。いろんな批判・・「昔を懐かしむだけの番組」等々ありましたけど、自分自身のプロジェクトX(笑)を番組に重ねながら見ていたと思います。警備会社の創始者がおっしゃっていた、「大事なことは止めないこと、信念を持って続けることが大切・・」の言葉がとても印象に残りました。自分を信じることはとても難しいことですが、自分を信じなかったら何もできません。何事も信念を持って行動していける人間になりたいものです。


恵那スケート場2回目

2005年12月27日 | インラインスケート

Skate27

今日は予定どおり恵那スケート場に行ってきました。2時少し前に到着し、ロビーで休憩しているとスケート場の中から場違いな背広姿・・しかも見たことあるぞって「かめちゃん」ではないですか。何でココにいるの?!・・・今日は恵那に出張ということで、見学されていたようです。その後恵那体育連盟の担当者の方と打ち合わせを行いました。来年度何ができそうか、だいたい見えてきたというところです。夏シーズンは4月中旬から9月中旬までの6ヶ月間という限られた時間になります。真夏、岐阜では暑すぎてインラインができないのですが、恵那は少しは涼しい土地ですから、この夏に「何か」できないかと思っています。打ち合わせ終了後はもちろんアイススケートです。今日は先日のオープニングの際に取り付けできなかったラップスのブレードをおろすことができました。で、氷上に上がると、やけに不安定。3日のオープニングから20日以上経過していて、ほとんど初日ということなのですが、やはりスラップということが原因でしょうか。・・スラップは難しいというお話しを伺っていましたが、どうもそんな感じです。それと、今日は写真でもわかると思いますが、一般の方はほとんどいなくて、4時を回る頃には地元高校生の部活動スケート場となっていました。毎日、こうやって練習しているのでしょう。このすばらしい環境があれば、絶対速くなります。そんな状況ですので、氷の状態も良いのでしょう。そして、貸しブーツとは違うブレードの性能でしょうか、とても軽く、一蹴りでスピードが明らかに先日とは異なっています。全力で滑ったら壁に激突しそうで、恐怖感すらありました。そんなことで、なかなかクロスが入らず、ひたすら直線を滑ることに専念。やはり気持ちいい!静かなので、ブレードが氷を削る金属音のような音がとてもよく聞こえます。見た目はともかく、自分としてはとても「速い」つもり(笑)。でも、クロスが・・(泣)高校生バリバリの練習の中を、よちよちと滑る異様なオッサンがそこにいました。ライトに照らされた氷はとにかくきれいでした。恵那スケート場に行くのなら、間違いなく平日の午後5時過ぎが良いと思います。


明日は恵那スケート場

2005年12月26日 | インラインスケート

明日は久しぶりに恵那スケート場へ行ってきます。本当ならこの3連休スケート三昧だったはずなのに、大雪のおかげで筋トレになっちゃったので、楽しみです。で、平日なのになぜ行けるか・・って、実は、来年度の恵那スケート場でのインライン活用についての打ち合わせに行きますので、ついでに滑ってこようという算段です。もちろん仕事のあるり平日です・・年末押し迫って忙しいのですが、午後から年休いただいて行ってきます。

ここのところ来年度の事業をどうするのか、いろいろ思いを巡らせています。やりたいことは山ほどありますが、問題は自分の動きが年々難しくなっていること・・スタッフもストレスがたまっていること・・等々運営サイドでの障害が多くなっています。そんな中ではありますが、新しい恵那スケート場での活動はできる限りGIAとして協力していけるよう考えていきたいと思っています。僕の大好きな?リンクではありますが400mという微妙な距離は誰でも参加しがいのある大きさかもしれません。路面は雨が降っても大丈夫ですし、シャワー室、食堂、会議室等々、選手にとっても主催者にとっても、とても使いやすい施設だと思います。そして、なりより楽しみなのはアイススケーターが多い恵那ですから、新たな選手が夏のインラインに登場してくれるのではないかということです。インラインからアイスに参戦する選手も増えてきています。(私もいずれは・・(汗))ですから、逆もしかりです。サマーシーズン、ウインターシーズン共々、岐阜のスケートを全国にアピールしたいものです。


アイスできないっす

2005年12月24日 | インラインスケート

Yuki1 今朝(というか正確には昨日の朝)起きるとやたら静か・・イヤな予感。20年ぶりの豪雪の予報の朝です。6時の自宅前の状況ですが、私の右足で太ももまであります。左足側は車庫の屋根下になりますので、若干少なくなってますが、おおよそ70センチくらいでしょうか。 Yuki4_1 近所の車の埋没状態はこんな感じです。車を掘り起こすのにも一苦労ですね。ここは一応岐阜市なんですが、岐阜市の北部には山がありまして、私の団地の裏にも山が2方にあるわけです。その山に雪雲が引っかかってこのような雪の状態となります。故郷で雪なんて慣れきっているわけですが、まず違うのは雪が湿っていて重いこと・・・雪捨て場が無いこと・・そして最悪は除雪車が来ないこと・・。昨年までは家の前も除雪してくれていたのに、今年からは来なったわけで(泣) Yuki2

そんなわけで、近所の皆さんと共同で除雪作業です。私の家にはスノーダンプという大きめの雪かき道具があるのですが、皆さんはそんなの持ってなくてひたすらスコップによる除雪のため、効率があがりません。 Yuki3 下の娘も雪どけ作業をやらせながら、ひとまず車が出せるようになったのが9時過ぎ。 家内をパート先まで送っていくのにも4駆だから何とか脱出できましたが、1台しか通れない道でひやひやものです。戻ってきてからは、車庫の雪下ろしと近所の老夫婦宅のカーポートの雪下ろしをしました。カーポートが耐えられるのはせいぜい20センチくらいのため、きしみ音がする中必死で作業しました。団地の中には、車が入っている状態でつぶれてしまったカーポートがありました。そんなこんなで、除雪作業が終わったのが午後3時過ぎ・・途中、家内の迎えを入れて休憩時間は2時間程度・・口に入れたのは菓子パン1個のみで、もうヘトヘトでした。除雪完了の写真を撮ることすら忘れました・・3連休中、京都のB☆さんにスケートに誘われていたのですが、それどころでは無くなってしまいました・・今も雪が降り続いていまして、ま、幸い今夜は今のところ10センチ程度ですが、明日は倉庫の雪下ろしです。大事なインラインの道具が入っているのでつぶれる前にやらないとまずい状況です。先週から、全身運動による体力強化が続いています。・・・何のための連休なんでしょうね。(泣)


長良川フルマラソンその4

2005年12月17日 | インラインスケート
女子エキスパートは5人のエントリーとなった。
愛知の伊藤選手は、日頃はバイク練習を取り入れ(というか、逆かもですが・・)ここ数年着実に力をつけてきている。
山下選手は、力はあるものの、練習不足。
この二人の争いかと思われたが・・
結果は、伊藤選手が男子パックを上手く利用しつつも積極的なレースを行い、1時間38分16秒で独走の優勝をさらった。
2位には、何とシニアの北村選手が制限時間ぎりぎりながら入ってきた。今年のウルトラ130での完走以来、実力と自信がついてきた・・そんな感じである。スピードはないが、着実に距離を刻んでいく・・シニアの滑り(笑)
山下選手は、3位に入賞したものの、やはり練習不足であった。彼女の力からすればもう少し速いタイムが出せるはずである。
果敢にエキスパートクラスに挑戦した椿井選手は、残念ながら制限時間でのオミットとなったが、この大会での挑戦は来春にきっとつながると思います。

全国的にどの大会も女性のエントリーが少ないというのが課題となっているが、GIAにしてもしかりである。
しかし、幻となった長良川カップでは20名を超えるエントリーがあったわけであり、単に「少ない」だけではない、大会の魅力も大きく影響しているということで、・・考えなければならない。
考えなければならないのが、フルマラソンレースの運営である。今回はとにかく周回数カウントに相当手こずってしまった。
これは、スタッフ数を増やすことにより解決できるとは思うが、困難さは周回コースでのレースでの宿命である。
チップでの計測を導入すれば、さらに容易となるわけであるが、チップを導入したとしても、人間の目による補足計測は必要であるから、同じであるし・・・来年度は「いかに周回数をカウントするか」が最大の課題となる。
それと、「周回遅れによるオミットは行わない」ということはこれからも続けていきたいと思うのであるが、ちょっと困ったことが発生した。周回カウントにも関係してくるのだが、先頭パックに周回遅れの選手が入ってきてしまうということである。レースであるから、それもレースかもしれないが、やはり周回遅れの選手が先頭パックに入ってしまうことは、レース展開の面から行っても、あまり好ましいことではないというのが僕の思いである。意図的にレースを壊そうと思えば、できてしまうわけで・・くどいですがそれもレースなんだけど・・やはり、よくない。
来年度は、この点をどうするか考えなければならない。
GIA初のマラソンレースは、皆さんにご迷惑かけながらも、何とか終了することができた。
来年度は時期的な問題等も含め、ウルトラスケートとの関係をどうするか・・・・チャレンジクラスはウルトラ(フル、50、100、140)に吸収して、12月はフルマラソンレースのみとしてしまうということもどうだろうか・・その方が大会の位置づけとしてはより明確となりそうだ。
いずれにしても、市民スケーターのためのフルマラソンレースは絶対に必要であると思う。


















長良川フルマラソンその3

2005年12月16日 | インラインスケート
大会レポートに1週間もかかっている。というのも、ここのところ仕事が忙しく、昨日も急きょ東京へ出張し、夜のイベント(飲み会ではないですよ(笑))で10時過ぎまでかかって撤収、今日は午後から会議でさきほど帰宅したところ・・風邪も引いているしもうヘトヘト。
そんなわけで遅くなってます。
今回日本初?の4輪オープンのフルマラソンクラスを設けた。4輪クラスというと、いまや100ミリ4輪主流で誤解があるので、ピッタリの名称と言えば「フィットネススピードブーツ」クラスであろうか。
とにかく、こんなカテゴリーでフルマラソンをやったレースは過去、日本ではないでしょうし、世界でも珍しいと思う。
であるが、やはり1時間50分というタイム制限は厳しいということであろうか、・・当初思っていたよりもかなり少ない参加者となってしまった。さらに、ナガラレーシングの本田選手、九州のタク選手というオープンで実力ある選手の欠場により、さらに淋しくなってしまった。また、優勝争いをすると思われた愛知・大石選手が故障により途中棄権、シニアのよちよちさんも足が攣るハプニングで残念ながら脱落し追い打ちをかけた・・・が、それを打ち消す滑りをKING-T上田選手がやってのけてくれた。な、なんと最終周回のオーバルまでトップ集団を形成し、総合でも2位、1時間25分31秒をマークした。
ブーツの性能が向上していることは間違いなく、上田選手の使用しているサロモンはフィットネススピード系ではトップの性能と思われるが、それでも、それを差し引いても通常のスピードブーツと互角に・・互角以上に戦ったわけであるから、スゴイとしか表現する言葉はない。上田選手のレベルの高さがさらに実証されたわけである。・・日本記録と言ってしまいましょう。
2位には愛知の石倉選手が入った。制限時間ぎりぎりではあるが、4輪ブーツである。本当にすばらしい滑りだったと思います。
長良川独自のカテゴリーであるオープンクラスの楽しみがまた増えたと思う。
7人エントリー、2名時間内完走。







長良川フルマラソンその2

2005年12月14日 | インラインスケート
シニアエキスパートは、ヒゲさん、おやじRS、そして私の欠場により6名の争いとなった。
何より楽しみだったのは、2004の木島平以来(違うかな・・)の風巻さんの登場である。レースは久しぶりで、さらにフルマラソンというのは4,5年ぶりとのことで、どういったレースを見せていただけるのかという興味であった。
優勝争いは、風巻さん、最近力をつけてきた北村さん、B☆の長谷川さん、そしてどんな大会でも常に上位に顔を出している河野さん、・・誰が勝ってもおかしくないレースと思われた。
スタート後残り数周回まで第1パックに残ったのは、風巻さん、北村さん、長谷川さんの3人であった。が、あとで判明したのは、周回数があまり進んでいない段階で、長谷川さんが足をつって1周回完全にロスしていたと言うことである。河野さんはやはり短距離というか中距離スケーターであり、フルマラソンではやや持久力の面で遅れをとったようである。
結局、風巻さんと北村さんの第1パック内でのシニア争いという状態が残り3周回(くらいだったかと)程度まで続いた。
最終的には、北村さんが第1パックから先にこぼれ、優勝争いから1時間30分を切るかどうかの興味に切り替わり、風巻選手の優勝が早々と決まるレースとなった。最終的に第1パックから遅れは取ったものの、タイムは1時間27分35秒でゴール。こちらも折り返しロスタイムを考えると1時間25分程度のタイムに匹敵するのではないだろうか。久しぶりのレースで、完走されることだけでもすばらしいことなのに、息子さんである風巻Brosが「感動」するほどの熱い滑りを風巻選手は岐阜でやってのけたのである。いや、すばらしい。初代チャンプおめでとうございます。
そして、長良川レーシングの北村選手も、1時間29分56秒でゴール。30分切ってきました。これも本当にすばらしいタイムだと思います。2週間前の合同練習の成果といえるのではないでしょうか。これで、心残りなくスキーに移行できますね(笑)
そして、可知選手も1時間45分代で5位入賞。アイス出身の可知選手であるが、明らかに短距離選手である中、制限時間内完走、そして入賞です。おめでとうございます。6位今里選手も、制限時間内完走。結局シニアエキスパートは6名という少ない人数ながら、6名全員がオミットされずに完走である。本当にレベルが高くなり、益々、シニアは熱くなる・・ということですね。
来年は、もっともっとシニアレーサーに集まってもらって、日本唯一のシニアクラスフルマラソンレースを楽しみたいものである。









長良川フルマラソンその1

2005年12月14日 | インラインスケート
初のフルマラソンレースの朝はあいにくの雨。
前日から雨が降っており、長良川カップに続いての「中止」なんてことも正直思いながら、4時に起床。
金曜日は夕方から荷物の積み込みや、最後の書類整理などで寝たのが12時回っていたので、起きても頭の中も雨模様。
6時に公園に到着したが、雨は上がらず準備すらできない。半分あきらめながらも、集まったスタッフでテントの設営から始めた。僕の携帯が鳴った。着メロはユーミンの「12月の雨」・・・ヤバ・・ピッタリの着メロ(笑)そんなつもりで設定していたわけではないのに。
そんなこんなで、時間は経過していったが、さすがはというか、自分でも信じられないが、10時過ぎから30分程度顔を出した太陽のおかげで11時スタートの目処がついた。これで、毎回ではあるが僕が主担当となった大会は全てギリギリながら開催することができたことになる。本当に天候だけは何とも気苦労が多い。しかも・・・この1時間遅れが運営上本当にきつかった。
さぁ、初のフルマラソンレースであるが、残念だったのはエスタディオの小川・大嶽両選手がアジアローラーマラソンの日本代表で台湾に遠征中であったこと(アジア戦参加はもちろん喜ばしい!)、また、エキスパートの長良の秘密(いつまで秘密や?)兵器、黒いS井君が体調不良、Sエキのヒゲさんが飛行機時刻勘違い(笑)による不参加、オープンの九州タク君、トミーも都合により不参加ということで、各クラスのキーマンが不在ということであったことである。
そんな中、エキスパートの予想はコスモスのカトタク選手と、EB大阪支店(いや、B☆かな)宮下選手の一騎打ちに、地元のマサキ君、S水君、埼玉のバカちゃんがどんな戦いをするかということであったが、結果はまさにそのとおりとなったが、一人だけ僕がわかっていなかったのが群馬の小池選手であった。さいたまカップの小池選手と、今回参加した小池選手が同じ人ということを当日までわかっていなかったのである。(すいません。)
レース展開であるが、実は、周回数カウントが忙しすぎて、ラップタイムをしっかり取ることができなかったのであるが、最初からほぼ、5分前後で刻んでいたようである。「ちょっと遅いかな~」って感じであった。なぜなら、僕の予想では宮下選手が最初から4分50秒くらいでガンガン飛ばしてくるだろうと思っていたからである。もちろん宮下選手は機関車を何回もやっていたのであるが、何となくいつもより滑りにも元気がない感じ・・「好タイムは宮下君しだい」と主催者の立場で勝手に期待していた自分であるが(宮下君ゴメン)、終わった後に今日の滑りのことを確認するとやはり「最近の練習の疲労がかなり残っていた・・」とのことであった。
そんな感じで、ほぼ5分ペースでレースは経過して行った。そこで、驚いたのが小池選手である。最初の1、2周回だったと思うが、先頭パックからかなり遅れてカザックスの関君と滑っていたのであるが、それは準備運動?・・途中から先頭パックに追いついて優勝争いに加わってきたことである。そして先頭パックにはシニアエキの風巻選手、北村選手、オープンの上田選手が加わっていて、残り3周回(と思う)くらいまでは、大きな変化もなく推移していたようである。で、僕は確認できなかったのであるが、いつものマサキ君のアタックがあってペースアップし、エキスパートの上位5人による最終回ガチンコになっていったようである。・・マサキ君のアタックはいつものことであるが、本当にレースを面白くしてくれる(笑)
勝負は結局、最終ラップのオーバルまで持ち込まれたが、そうなるともともと短距離が得意のカトタクさんがポンと抜け出し宮下君を押さえて初代長良川チャンピオンとなった。カトタクさんのイメージとしては上述の通り「短距離選手」というイメージが強かったので、ここまでもってこられたのには相当練習を積まれたのではないかと思います。本当におめでとうございました。タイムは1時間25分30秒・・・本当に5分ペースです。尚子ロードの折り返しロスタイム1回あたり短く見積もって10秒として想定すると、170秒・・約3分短縮として1時間22分~23分相当の記録と思われますので、すばらしい記録ではないでしょうか。(ちなみに、今回、スタート地点を下流にずらして42.195のフルマラソンの距離としています。)
2位の宮下選手は、疲れが取れてきて、ちょうど渡良瀬がピークになることを願ってます。
そして、あっぱれS水選手。もちろん自己ベストの25分32秒はやりました。夜の部も絶好調で、この日は実はS水デーだったかもしれません(笑)
4位のマサキ君は、いつもながらアタック(いや、かき回し(笑))したあとですからね。仕方ないでしょうか・・・
そして、5位に小池選手です。僕が言える立場ではないですが、フォームはまだ荒削りだと思います。でも、ここまでもってきた実力は、このあとの「伸びしろ」が大きいと思われますから、また一人、関東に長良の強敵が現れたという感じでした。
入賞おめでとうございます。そして6位入賞にバカちゃん(小竹選手)です。今回も何か事件(笑)をやってくれるのではと期待していましたが、普通のレースでしたね。
今回、制限時間を45分に設定していましたが・・これは「1時間45分を超えて次の周回に入ることはできない」という隠し時間がありまして(笑)、それをしっかりいのエウ選手が活用・・・しかし、風邪引きながらの積極的なレース、本当にお疲れ様でした。この「いのエウ選手」ですがレース終了10分後にスタートしたチャレンジクラスに何とアグブーツで参戦。ワンピ+アグブーツという前代未聞(単に着替えの時間がなかっただけかも)のレーススタイルに、一同脱帽致しました。(笑)
エキスパートクラス、参加選手12名、うち時間内完走者11名。
・・・その2に続く




























眠れない夜

2005年12月09日 | インラインスケート
どうしてこうも今年の天候は不順になるのだろう。
5年以上イベントを担当していて、天候を気にせず眠れた日はない・・・疲れます。正直。
明日は、曇りでもってくれることを願ってます。最後ですし、長良川カップのリベンジです。
明日の夜は交流会の後、長良川スポーツプラザで宿泊になりますので、結果などは日曜日の後片づけ後になります。


間もなく長良川フルマラソン

2005年12月08日 | インラインスケート
間もなく長良川フルマラソン当日となる。
気象庁の天気予報では今のところ降水確率20%。
これでどうやら私が直接担当する大会については、晴れ伝説が継続しそうである。
今回、初の土曜日開催とし、メイン事業である交流会(笑)、翌日のスピードワークショップを企画したのだが、やはり土曜日であった。・・まだまだ仕事という方も多いようで、参加者は昨年より20名程度減る結果となった。レース開始を午前10時、チャレンジを12時(受付時間も応相談)として、当日の来場に便宜を図ったつもりではあったが、日曜日開催での土曜日の存在は大きかった・・。
これは、準備にも言えることで、土曜日にいろいろやっていたことが今回はできないため、今週に入って買い物などをあわただしくこなしている。かなり辛い状況であるが、自分が仕組んだことなので我慢である。
この大会はもう6回を迎えた。GIAの中でもっとも継続している大会である。ウルトラもそうなのであるが、僕自身がロングディスタンスが大好きなため、思い入れも大きい。
それが、今年初の「レース」導入となったわけである。
第1回目、果たして何人の選手が42キロを走りきれるんだろうか・・「レース」なんてとんでもない、とにかくスケートを楽しむイベントにしようということで、チャレンジというネーミングをつけたわけであるが、その後ウルトラが始まって、ある程度滑れるスケーターにとってはチャレンジではなくなってしまった。もちろん、「チャレンジ」する方は多くて、そういう方々のためにこれからも「チャレンジ42」は続けていきたい。
チャレンジを卒業すれば「レース」となることは当然であり、今年初の開催となった。
西日本では唯一、市民スケーター向けでは日本で唯一、誰もが参加できる(時間制限を除いては)オミット無しの大会である。長良川独自のカテゴリー「オープン4輪クラス」については、明らかに日本記録となる。(笑)
ネーミングであるが本当は「長良川マラソン」にしたかったのであるが、実は3月に足で走る岐阜新聞主催の「長良川マラソン」が既に存在しているため、「長良川フルマラソン」とした。これは失敗か、よかったのか「長良川」が最初と最後についてしまった・・・「長良川フルマラソン・チャレンジ42長良川」ま・・いいか。
とにかくGIA初のフルマラソンレースであり、どんなレースとなるのか楽しみである。
折り返しコースであるため、タイム的には期待できないのであるが、・・・今年実現できなかったが将来的には長良川沿いの別のコースを設定し、よりタイムが出るようにしていきたいと思っている。
今回、初の開催であり、運営がとても難しいこともあり私は選手としては参加できない・・本当は一番の得意種目と思っているのだが・・



クリスタルパーク恵那スケート場オープン

2005年12月03日 | インラインスケート
cristal2
岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場ついにオープンしました。総事業費32億5千8百万円を投じた岐阜県期待の施設です。
午前10時、知事の挨拶から開場式の開始です。もちろん知事の挨拶の中には「インラインスケート」が出てきました。
思わず柳瀬GIA事務局長と顔を合わせて「にっこり」。そしてオープニング滑走は「堀井学」さんと「三宮恵利子」さんです。
顔が写るくらいきれいに整備されたリンクを元オリンピック選手が滑走してきます。速く滑っているわけではないですが「堀井」さんの滑りは現役時代のパワフルな滑りを思い出しました・・
その後模範滑走などがあって、その間に自分のブレードをセッティングしようとしたのですが・・
あらかじめセットしておけばこんな事にはならなかったのですが・・・今週は忙しくて、今日、初めてセッティングしようとしていたわけで・・・な、なんとボルトが短くてブレードが取り付けできない・・ガ・ガ~ン。こんなことって・・暗雲立ちこめる・・・
気落ちして、思わず帰ろうかなとすら思っていましたが・・場内にはいつもの見慣れた顔、顔、顔。インラインスケーター勢揃いです。
エスタディオのカズくん親子とサリナちゃん親子。浅井さんファミリー、可知さん、鈴木イチローさん、まこと@GIAスタッフ、明智のOZAKIさん(お久しぶり)・・何でみんなそこにいるの(笑)
帰るわけにはいきませんよね。レンタルブーツを借りるための行列に30分くらい並びましたが、新品!のスピードブーツを借りることができました。(スタッフの川上君お疲れ様)・・そして腹が減っては何もできないということで、食堂へGO・・大盛りうどんが300円・・おお、安い(驚)・・オープニングだけではないようだ。全てのメニューが格安設定。しかも、サービスのトウモロコシまで置いてある(笑)
近くにはコンビニなどがありませんから、こういった庶民のための価格設定は本当にありがたい。でも土日くらいしかお客さんは多くないはずであるが、こんな価格設定で大丈夫なんだろうか。・・・土日だけのオープンなのかな?でもうれしい。
そして午後1時、さぁ、NIKEのアイスデビューです。緊張しながらコースに入ります。
そして・・氷上に立てた!動けた!おお・・プッシュできるぞ・・感動。氷の上ってこんなに抵抗がないのか。気持ちいい。いや面白い。リンク大嫌いなのに回ることが楽しい。・・・初めてのアイスはこうして始まりました。
cristal1
楽しいながら、冷静に分析。
いつもの僕のような腰高のフォームではブレードが安定しない。
インラインでは第4,5ウイールのプッシュで仕上げというイメージだが、アイスでは親指の付け根あたりで最後まで押していかないと伸びがない。
コーナーでは、怖がらずにエッジに乗っからないと、逆に不安定になる。
僕のようにストライドが短いと、まったく安定しない。・・大きく大きく行くことが、氷をとらえる感じがわかる。
ま、そういうことだが、何はともあれ楽しい。
そうこうしているうちに、極めつけ・・元祖サメさん@滋賀県登場。予想はしていたものの、本当に現れた(笑)
サメさんと話しながら歩いていると、地元の高校生とか、いろんな人がサメさんに挨拶。サメさん、この世界でもサメさんのようだ。(笑)そして、サメさんの滑りはというと・・「インラインと同じ」・・イヤ違う「インラインがアイスと同じ」なのだろう。大きくダイナミックなフォームは、周りのスケーターとは全く違い存在感がある。
では、いつものようにパックで・・・って、つけるわけない。
そんなわけで、まこと君とくっちゃべりながらスケートを続けた。何とかクロスも少しは入れれるようになり、相変わらず直線番長。直線ではまずまずスピードも出せるようになってきた。
アイスやったことがないインラインスケーター皆さんにお伝えします。「いきなり滑れます」間違いないです。
少し自慢ですが(笑)、休憩していたら親子連れのかたが隣に来て「お上手ですね・・」僕が「そうですね。みんな上手いですね」って答えると「いや、あなたが・・」、「今日初めてアイスやりました。インラインスケーターです」、「???」
誠君もアイスすいすいです。いや、インラインよりもスムーズだったかも(ゴメン)でも、本当にうまく滑ってました。
そして、驚いたのは、カズ君とサリナちゃん。はっきり言って、地元の子ども達よりも相当うまいよ君たち。
カズ君、アイスで細かいクロスやらないように(笑)
講習会の先生がカズ君を呼び止めて「上手いね。どこから来たの。明日も来ないか」と声をかけてましたが、小学生であそこまで滑っていたのは2人だけでした。・・アイスも真剣にやるべきでは・・恵那は遠くない。やるべき。
そうこうして、休憩もほとんど入れずに時間は4時。太もも、ふくらはぎパンパン。楽しいながらも神経を集中していないと、うまくブレードに乗れないため、気持ちもパンパン・・・人生初のアイス終了となりました。
今日1日スケート場にいて思ったのは「スピードスケーターが多い」ということです。おそらく地元のスケート連盟の方々と思いますが、講師の先生方はじめ、年配の方でもマイブーツで滑っている人が相当いました。そして、来場者はかなりの数だったと思います。
地元の皆さん長年待ちこがれたスケート場なんだなってことが、1日いてとても感じました。
子ども達にとっても毎日スピード練習ができます。絶対に速くなります。底上げにもなります。ということは、夏のインラインも必然的に競技人口が増加してくるはずです。
来春が本当に楽しみです。
イベント仕込み中・・・

本日までご尽力されました、岐阜県スポーツ課の職員の皆さん、恵那市の職員の皆さん、本当にお疲れ様でした。















恵那スケート場間もなくオープン

2005年12月01日 | インポート
iceslap
何回となく書いてますが、12月3日に岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場がオープンします。
自分としてはこれ以上家庭を犠牲にしてはいけないのに・・あ~それなのにアイススラップが手元にあります。
ネーブルの小松先生のご配慮によりまして、インラインとアイスの両方で活躍している群馬のトップスケーターのお下がりを使わせていただくことになりました。
取り付け方もよくわからないわけで、付属している赤いスペーサーらしき物は、スペーサーとして使えば良いのだろうか・・(汗)先日は研ぎ方がわからないと書きましたけど、直面することは取り付け方法・・・
もちろん、人生初のアイスは不安だらけ。
こんな状態なのに、徳島の板東先生から「全日本マスターズ」にエントリーせよとの命令・・ヤバイです。そんなことできるわけない(泣)
3日は午前中記念式典に出席し、午後からは滑りまくる(まくれるかは不明)予定です。
4日は天候が雨のようなので、滑るのでしたら3日です。
インラインスケーターの皆さん、恵那に出かけましょう。
先日も書きましたが・・・誰か教えてください。