LSD

InlineSkate and FC GIFU and Run

ウイール何使おうか

2005年10月28日 | インポート
長良川カップでどのウイールを使用するか検討中
gyro
昨年、カザックスから発売と同時に長良の定番となったGYRO。長良では、練習などではおそらく半分くらいのスケーターがGYROを使用している。
私自身、昨年の長良川カップでGYROを使用し、シニアエキスパートで2位入賞。オープンエキスパートで優勝のS水君、3位のトミーもGYROを使用した。長良川の路面では、83a以上の硬さが合っており、GYROは85a。・・転がりが軽くて、抜けも良い。長良の路面にはとても相性が良い。使う人によっては、折り返しで滑るというスケーターもいるが、僕自身はそんな感じはしない。何と言ってもコストパフォーマンスが高い。7、875円 (ウィールケース付き)って本当にありがたい価格。練習にもどんどんおろせるしね。ちなみに、今年の1月の渡良瀬シニア10キロで1位になったが、その時に使用したのはGYROMARATHONの100ミリ83a。アスファルトには僕にはやや柔らかめがヨカッタです。
Ocra
次にOCRAウイール。
アイススケートで言えば、スラップが出たときのようなインパクトかな・・
OCRA独自のハブ(車輪の中央)の内部にスプリングが入り、高速になると遠心力の力で、さらにスピードアップする特殊技術を採用。・・・これって反則じゃん(笑)
この反則を試してみたくて、先日の長良川カップ練習会で使用してみた。「高速で安定する。」というか、やはりスプリングの効果か、中間地点の坂をパックでの高速走行中も、従前であれば足がばたつく感があったが、OCRAではまったくなし。
高速での伸びが違う。もう一つOCRAでヨカッタのは、折り返しでのグリップは、横滑りの恐れがないくらい安定しているということである。85aという硬さであるが、グリップ感はそれを感じさせない。
練習会ではSエキ2位、エキ8位とまずまずの結果。
そして、先日のさいたまカップでもOCRAを使用してみた。アスファルトでもとても伸びるという感触である。結果はシニア2位。OCRAはオールマイティーって感じかな。ちょっぴり値段が高め(13,650円、84ミリ)なのが難点かな。
100ミリは使ったことないののだけど、使っている人に聞くとさらに伸びが良いとか・・反則(笑)
Looka
最後はLookaウイール。
この秋から、@papaさんが取り扱いを開始した韓国製ウイールである。
さいたまカップに行ったときに、コアの美しさに惹かれてPRIDE ORANGE 88mm 85Aを購入した。重さは97.38gで、上の二つのウイールよりも数グラム思い程度である。(上2種は84ミリだからね)
重いはずなのに、滑ってみると感触としては3種の中でも最も軽い感覚である。なぜだ~。今日初めて使用して20キロ程度滑ってみたが、軽い感じというのがまず印象に残った。
長良の路面との相性は、まったく問題ない。よく転がるという印象である。その感覚が「軽い」という印象につながったのかな。
Lookaも85aであるが、OCRAよりは硬い感じで、GYROとは同じくらいだろうか・・折り返しでのグリップ感も問題なかった。そして、ありがたいのが値段である。 88ミリで7800円(10月中は6500円!)ですからね。
日曜日に実戦形式で使ってみて、その実力について詳しく調べてみたいと思います。

僕にとっては、実績と安定度ではGYRO。高速での伸びに期待すればOCRA。転がり感覚良好そして目立ち度でLooka。
悩むな~。
日曜日の練習で最終決定します。


さいたまカップ

2005年10月25日 | インラインスケート
saitama1
1月の渡良瀬以来、久しぶりの遠征。
関東初の市民スケーターのためのロードレース大会「さいたまカップ」に行ってきました。
土曜日昼に5時間かけて熊谷に到着・・雨をやり過ごそうと昼食を取って時間をつぶしたが、晴れ間が出ないことから路面はウエット。
スタッフの皆さんは準備で集合されてみえて、すーGさん、ogawaさん、マサさんたちにご挨拶し、みなさんとしばし談笑。
ネット上ではよく知っている方のお名前を伺って、ご挨拶・・以前より友人であったかのようにお話をしていただけます。
ウルトラにきてくれた、bakaちゃん、いのえう君、あきさんにもお礼のご挨拶。
狭い世界とはいえ、長良組を皆さん歓迎して迎え入れてくださって感激です。
やや、乾いたこともあり、ほどほどに試走しましたが、山あり谷あり、右行ったり左行ったり・・・第一印象は「難しいコース」?!
ウェットだったこと、ブーツが汚れるのがいや(笑)で、あまりコーナーを攻めるようなスピードを出さなかったのですが、結果的にはそれが翌日の惨敗へとつながりました(泣)・・って、もともとクロス入らないから同じだったけどね。
路面は、きめの細かいアスファルトで、高速リンクです。練習ではジャイロとオクラを使用。まったく問題なくよく回る。グリップ感で本番はオクラ84を使用することに決定。
そして、夜は今回のメインイベント「夜のクラス」に参戦です。
私の場合、大会前日は諸々の最終確認のためとても飲むことなどできないのに、マサさんはじめ皆さんが長良組のために一部門設けてくださったわけです。
しかも、突然の出席表明が2名いたことで、マサさんには立ち飲みトレーニングまでやってもらってしまいました。ホントすいませんでした。(実は翌日のために疲れさせる作戦(笑))
本当なら、エキスパートに参戦して飲みつぶれたかったのですが、実は、僕の場合アルコールを入れますと翌日まったく体が動かないという体質でして、よだれを垂らしながらビール我慢してました・・一杯だけ。真面目にゆっくり飲んでもっとお話ししたかったです・・試合じゃないLRの時なんかであれば、これも可能・・INAちゃんいつか参加しような。
おやじRSのだじゃれ漫画ネタも随所に飛び出し・・長良組の実態が暴かれたところでお開きでした。

さぁ、そして日曜当日です。雨の心配はなし。私が参戦した最大の目的と目標は「晴れ」を持ってくること。この日、なんと岐阜は雨。
でも熊谷は、やや風は強いながらも「晴れ渡り」ました。・・晴れ男継続~やった。ogawaさんの心配は何だったんだ!(笑)
そんなことで、皆さんが待ちに待った大会が始まりました。
最初は500mです。今回、この大会で良かったのは、短距離と中距離の両方を採用したことです。
また、この500という距離も、200や300という超短距離ではなく、やや長めの500・・これが良い。
以前から言ってますが、インラインは選手が少ないこともあって、短距離も長距離も両方の滑りを求められてしまいますが、そんなことほかのスポーツでは考えられないこと。オールラウンダーなんて難しい。筋肉から、練習の仕方から何から何まで違うわけで、それを同じ土俵で語られてしまうほど、まだ、インラインは発展途上ということですね。ま、要するに500ならダッシュ力と多少の持久力?が求められるということで、良いんじゃないということです。
午後の5000は、僕的には短距離になってしまうので、できればもっと長く最低でも1万mがほしいのですが、これも1万mを超えてくると長距離持久派有利はあきらかなわけですから、この5000って距離も、短距離派にも長距離派にも、両者の駆け引きができる適当な距離と言えるのではないでしょうか。
そういう意味では、今回の距離設定は第一回目としてスケーターが参加しやすい距離設定だったと思います。
でも、将来的には、ロードということで10キロ超も採用していただくことを検討願いたいです。時間的制約はありますが、見せるレース、パックで楽しむレースを考えますと、もう少し長くてもいいかなって感じですね。最終的にはフルかな(笑)
レースが始まって感じたのは、子供たちのスピードもさることながら、技術的、フォーム・・とてもレベルが高いと思いました。関東方面のHP、ブログなどチェックしてますと、子供を指導しながら練習されている方が多いと感じてましたが、そういったところが現れているんだなと感じました。とにかく、速い!!
こういった高いレベルで練習していれば、速くなる選手も出てくると思います。
ただ、一方で、子供の頃から狭い世界が高いレベルのみとなってしまうと、それはそれで敷居が高い・・難しそう・・やっても勝てない・・そういうことになってしまい、かえって悪循環。そういうこともあり、今回、ビギナークラスも設けてあり、これもすばらしいことだったと思います。
ちなみに、今年の長良川でもスピードブーツ禁止の小学生部門を新設しています。
さて、500の私はどうだったかと言いますと、なんとクロス入れていません。平行移動・・しかできなかった。クロスなしでは1番だったかも。
来年はスキー系のように「クロス走法禁止」クラスの創設を切に願います(笑)
オープンのステファン選手はともかく、500だと差が出ません。誰が勝ってもおかしくない感じで、全体でレベルが高かったと思います。
それと、もう一つ気づいたこと。みんな良いブーツ履いていますね。ここ数年急速に・・というかホント昨年ぐらいから急速にマテリアルの性能が進化し、普及し、一般の選手のほとんどがすばらしい用具を使用しています。こういったことも、レベルの向上に拍車をかけているのは明らかだと思います。
オジンは道具で勝とうと思っていたけど、それもままなりません(泣)
話は飛びますが、今回の大会に一昔前、バリバリ日本代表で活躍されていた方が、参戦されました。
以前から教えていただいていたりしていて、よく存じている方です。
今回5年ぶりくらいでスケートを履き、しかも練習したのは1回だけ・・(笑)
会場でお会いして、昔話と使っている80ミリの古いウイールで盛り上がり(失礼)、とても楽しい時間を過ごすことができました。
5000はさすがに練習不足でしたが、500では華麗なフォームとスピードを見せていただくことができました。滑りは、僕らとはまったくレベルが違う技術でした。80ミリであの滑りはすごいです。大会中、ず~っと「ブーツ購入」「100ミリ購入」と呪文をかけて(笑)お別れしましたが、多くのトップ選手がスケートを脱いで消えてしまう中、こういった形で復帰されて、苦しいだけではない楽しむスケートを再開していただくことが、スケート界には必要だと思うのです。また、遊んでくださいね。
午後の部の前に1時間強の休憩時間・・多くの協賛ブースを回る時間としてもよかったです。
各協賛ブースの皆さん大忙し・・。
そして、午後からは長い方の距離になります。
右に行ったり左に行ったりのコースを使用します。右回りコーナーは1カ所ですが、インライン競技でで本格的な右回りは
初体験。将来の公道レースを考えれば、右クロスくらいできないと・・って、そんなこと急にできるわけもない。
で、今回、最終レースが私の参加したシニアの2レース目・・・メインイベントがシニアなのか!?いや、多分違う。単にシニアおじんレーサーの休憩時間を長く取らないと死んでしまう・・という主催者のご配慮ですね。
5000mはコースを6周回するのですが、次から次へと坂とカーブがやってきますから、長良のように落ち着いてパック組んだり「ふぉー」って休憩する時間もなく、常に神経を集中しながらとなります。・・そして最終周回に入るコーナーで、S選手をさようなら~って見送って、レース終了。ここまで負ければすっきりしたもの。コーナーで離れ、直線で追いつくという長良組独特の非効率的な走法の限界でした。(笑)
オープン男子では、こちらもステファン選手がスタート直後から、逃げ切りを図りそのままゴール。2~4番手争いが面白く繰り広げられたが、5位以下の選手の皆さんも速い選手が多かったです。
このテクニカルなコースを10分切るということは、長良だったら9分台の前半になるのだろうか。・・今回オープンに参加された選手のうち何人が長良川カップに参戦されているかわからないが、もし参加されたら楽しいレースが見られることと思う。
長くなってしまい、とりとめのないさいたまカップ参戦記になりましたが、ほんと手作りの大会は参加していてとても気持ちがよいです。スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
来年は是非とも日程調整をお互いにして「東のさいたまカップ」、「西の長良川カップ」とインラインのお祭りが年2回できるようになることを願います。












練習会などいろいろ

2005年10月18日 | インラインスケート
worksHop
15日土曜日は、カザックスワークショップが開催された。
あいにくの天候であったため、参加者は10名程度であったが、そこは参加者にとっては超ラッキー・・会場となった、市内某長良川の橋の下でみっちりと教えて頂いた。今回は大翼さんだけではなく、草太さんも来岐。2人揃うとやはり何かが違う。今回、レース中のアタックのタイミングや、逃げた選手の追い方等々、実技ではできなかったが、二人の熱い語りが続きました。本当に参加したスケーターはヨカッタと思う。日本で、このように指導できる人はほとんどいない。年齢的には若い二人であるが、今までいったい何人の選手を育ててきたのか。本当はもっと参加して頂きたいのだが、どうしても日程的に競技の前日になるため、皆さん遠慮してしまうようである。昨年とこの春ワークショップのみ開催すると40名程集まるわけだから、間違いない・・開催方法考えないと。・・
思い出してみれば、昨年初めて開催したワークショップも「台風」・・カザックス風巻さんだから、その名のとおり(笑)
でもその時も、今回も、雨がかえって基礎練習に集中することになり、参加者にはヨカッタのではないかと思う。・・ということは、そうなんです。今年も昨年同様翌日はピーカン・・・なりすぎ。
岐阜県内は降水確率0%・・最高気温26度。晴れ男って言われるのが気が引けるのですが、一応、日程を決める際には過去の岐阜県内の天候を調べているので、ま、確率的には低くなっているわけです。ですから、梅雨時などは絶対に大会はやりません。・・選手のことを考えれば、「条件が一緒だからいいんだ」なんてことは到底考えられません。
それはともかく、練習会ですが、想像以上に内容が濃いものでした。
参加者は70名弱と少なめでしたが、重複エントリーを可能にしたことから延べ参加者は100名程度になりました。また、小中学生の希望者には、どんどん大人のクラスに混じってもらいましたので、子ども達にとっては普段体験できないレース展開を味わうことができたと思います。
bont_pink
私自身はシニアエキスパートと男子エキスパートに参戦。大会初登場のピンクボントです。(写真はいさ2より拝借)
和也君とおそろいで、チームピンクボントジャパン??!
エキスパートには和也君、先の全州インラインマラソンで優勝した丸山奈津ちゃん、大阪からは宮下君、愛知からはカトタクさん、マサキ君、若いS井君と・・ほぼ本番並のメンバーが勢揃い。私も久しぶりにエキスパートクラスに参戦できた。
レース展開はいさ2ブログを参照していただくとしまして、自分はどうだったかといいますと、3周回目の折り返し後のダッシュであっさり置いて行かれました。その後2周回は一人旅、タイムは15分46秒。参考にもならない・・。今年は、あまり練習ができていないので、こんなものであろう。巡航にはついていけるが、スピードのアップダウンに対応できない・・これは長良のメンバー全員の課題でもある。1つ収穫は、ピンクは目立つこと(笑)
パックの後ろから和也君がどこにいるのかすぐわかったし、折り返しで和也君が私とすれ違うときも、見ていないのに色の通過がわかった・・らしい(笑) チームで動くにはいいかもしれないが、マークされるにはされやすいかもね。
シニアエキスパートは、最年少シニアのS井君に最後の坂でアタックかけられ終わり・・ま、いいわけですが、いつものアップとストレッチ無しスタートでしたので、準備さえしっかりすれば、もうちょっと対応はできるかもしれないですが。・・自分も2年前はそういう立場でしたが、これから若い?40代がどんどん上がってくるので、レース展開は苦しくなるばかりです。(汗)
今回の練習会でのMVPは、シニア男子1位のよちよちスケーターさんである。なんと50代後半(失礼)にして4分12秒・・出し過ぎじゃないですか。今年は、昨年よりも練習されているようですし、何よりよちよちさんは研究熱心です。それが結果に出ました。本番も、期待できますね。ちなみに、よちよちさんは前日のワークショップ受講されてました。結果がすぐに出ましたね。
あ~それにしても、スキンスーツ集団で滑るのは気持ちいい。















速報「岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場」

2005年10月06日 | インラインスケート
中央道恵那インターチェンジから多治見方面へ車で10分程度、JR中央線武並駅から線路をくぐり山の中へ向かうこと少し、それは突然目の前に現れました。
「岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場」です。
ENA1緑の中のクリーム色の建物はひときわ目立ちます。
今日は、岐阜県の完成検査があり、このあとリンクは12月3日のオープンに向けアイス準備が始まるということでした。
来春の夏シーズンオープン(インライン、フットサル等々)まで、リンクの確認ができなくなることから、GIA代表で私と水野さんで試走してきました。
ENA5
水野さんが写っている写真は、リンク側からセンターハウスを撮影したものです。センターハウスのエントランスはとても明るく、開放的です。ミーティングルームや食堂などがあるほか、デッキには観戦用のベンチが設置されています。テラス部分もあるので、雨天時の大会などの際には競技以外の時間、選手は濡れずに済みそうです。
ENA2センターハウスデッキから見たリンクです。写真では表現できないのですが、「とにかくきれいで美しいリンク」です。アスファルト部分の2本の白いラインが一周400mになります。その内側がアスコン舗装による滑らかな路面で、距離は未確認ですが1周300m台のようです。右端に記録棟、真ん中のグリーンはフットサルなどに利用できる施設となっています。外周の柵はアイス時のマットを設置するためのものであり、取り外しが可能です。
ENA6記録棟の手前のスタンド席ですが、何と2000席!あります。観客席はいろいろ合わせると2500席程度となるそうです。全国規模の大会が開催されても大丈夫です。
ENA3
ブーツを履いてワクワクしながらリンクに入ります。気になる路面を説明します。400mコースはいわゆるアスファルトです。荒さは写真のとおりで、もう少しきめ細かい舗装でもヨカッタかなとは思いますが、これでも十分速い路面です。木島平の路面よりは荒くなりますね。この先車は通らないわけですから(笑)路面が荒れることもなく将来的にこの状態が続くことでしょう。ENA4そして、茶色の部分がアスコン舗装となっています。感じとしては尚子ロードよりも高速路面で、蘇南公園スケートリンクとほぼ同じ感触です。
そして、試走です。インラインスケーターとしてはおそらく初の滑走をさせてもらったことに感動しながら、最初はゆっくり回ります。リンクには5箇所ほど幅50センチの側溝がありますが、段差もほとんどなく、競技であっても76ミリ以上のウィールであれば問題なく通過できます。400mという距離は考えてみたら初体験になります。ENA7国際ローラースケート連盟の競技規則ではこうなっています。トラックとはレースコースのことで、長さが125m以上400m以下であること・・・つまり規則上最も長いトラック(リンク)になります。その最も長いリンクは最初はクロスがうまく入らなかったのですが、数周回のうちにはRにも慣れスピードを上げることができるようになってきました。200mのリンクなどとはRはまったく違いますので、400はロード派にも十分戦えるリンクになりそうです。私の前を滑っているのは地元の強豪「岩村高校」アイススケート部の選手です。滑っているのがアスコン舗装の部分で、これはかなり回ります。気持ちよいくらいに滑れる感じです。高校生がインターバル練習をやっていたので、10本程度参加させてもらいましたが、生きの良い滑りと路面の良さに出るのは笑顔のみ・・
この恵那スケート場ができて一番喜んでいるのは、この地元の高校生達でしょう。
岐阜県スケート連盟の光岡理事長が指導されている彼らは、今まで岡谷とかMウエーブへ行かないと本格的な練習ができない状況でした。そのような悪条件の中でもインターハイや国体で好成績を残してきたわけですが、もうそんな苦労はいらないわけです。しかも夏場にもインラインで練習ができるのです。
さぁ、この恵那スケート場ですが、いろいろ楽しめそうです。今日滑ってみてあれこれ浮かんできます。
もちろんリンクでの大会は当然ですし、夜間照明も完備されていることから大自然の中で「サンセットインラインスケート大会」なんていうことも夏場にはできそうです。夜間照明の中を大勢のスキンスーツが滑る姿は、想像するだけでワクワクします。:でも、夜間使用は当面はダメのようですから、これは夢ですが・・・
いつもやっているワークショップも、ミーティングルームで講義をやり、その足でリンクに出れて実習が可能となります。
このようにハードとしてはとても楽しみなスケート場ですが、不安もあります。岐阜県のインライン愛好者はやはり岐阜方面が多いことから、高速で1時間30分という距離は近くはないということです。現在、東濃方面で活動しているスタッフがいないということもあります。しかし、このことは、今後講習会などを開催して地元愛好者が増加していけば自然と解決できることだとは思います。・・
そして何より期待することは、アイスとインラインの交流です。インラインからアイスに参戦したチャドヘドリックはあっという間に世界オールラウンド選手権で優勝しましたし、そのほかにも多くのインラインスケーターがアイスに参戦しています。
また、日本でも2004までの日本代表「風巻大翼選手」は、昨年からアイス(ショート)に参戦し、国体出場はもちろん都道府県対抗で8位に入賞しています。そして、私の多くの友人が冬のアイススケートと夏のインラインスケートを両立させています。
インラインの歴史は、アイスに比較すれば比較することもできないほど歴史は浅いわけですが、こういった結果を見ていると両方行うことはマイナスではなく、かなりプラスになると思えるのです。
夏のインラインスケートをここまで考慮したアイススケート場は全国初だと思います。インラインスケート界では岐阜は全国でも最も盛んな場所です。その岐阜にできた恵那スケート場はアイスばかりでなくインラインにとっても競技力の向上と、そして何よりインラインの普及のために活躍してくれることでしょう。












審判

2005年10月01日 | インラインスケート
サッカーで誤審が頻発している。
先日はワールドカップ最終予選のバーレーンVSウズベキスタンで、再試合にまで発展した。
そして昨日のJ1神戸VS柏で発生。;交替中の選手が遅延行為で2枚目のイエローを受け、本来であれば退場で交替は認められないはずが、認められてそのまま最後までプレー・・・

その国でスポーツがどのレベルにあるかを判定するのに、審判の能力が基準にされることは多々ある。
日本のサッカーはFIFFAの順位では確か15位前後になっていると思うが、それでもこういったことがあり、いつも大きく問題として取り上げられている。じゃあほかの国内スポーツではどうかというと同様であり、インラインもしかりである。

GIA関連の大会は市民スケーター向けの大会であり、ルールは規定していてもそれを判定するための環境はお世辞にも整っていない。参加選手がそのことを承知していただき、スポーツマン精神に則って、大会が進んでいるということである。
大会のレベルが上がるつれてルールを明確にし、それをジャッジする審判員も必要となってくるが、インラインの市民レベルの大会では正直、審判員をやる人材はもとより、スタッフそのものを確保するにもやっとという状況。・・
ただ、そろそろそうばかりは言ってられない感じとなってきている。
じゃあこの先どうしていったらよいのか・・・・スピード競技でもいろんな問題がありそうだ。人的な問題ばかりではない。
計測機1つをとっても、他の団体のようにメーカーを指定するなどしないと、公式記録としては認めるわけにはいかないと思う。光電管の高さ、幅、どれをとっても基準は必要である。リンクもしっかりとした基準が必要であろう。実際、正確に計測したら距離が違っていたなんて話になったらシャレにならない。
また、自然をどう判断に入れるのか・・室内競技でないスポーツのタイムトライアルであれば、風速によってはとんでもない記録が出てしまう。
着順にだけ徹するのであればよいが、やはり100分の1秒単位で記録として残す以上、こういったことをしっかりしていかないと、選手のモチベーションにも影響してしまう。・・・
こういったことをクリアしてはじめて、審判が適正に判断できるということではないだろうか。いずれにしても大変なこと・・