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岐阜県の山に来ないでください

2020年04月27日 | 登山
GW中、本県での登山自粛のお願いです。
どうかよろしくお願いします。


私は岐阜県職員で構成する労働組合の委員長です。
こういう形での呼びかけが適切ではないかもしれませんが、登山を楽しむ皆様方にお願いがあります。
既に、国をあげて自粛要請が出てますが、本県から念押しでのお願いになります。
このGWを迎えるにあたり、写真資料のとおり、県外から岐阜県の登山にお越しいただくことなどへの自粛要請を発出しております。
現在岐阜県でも多くのクラスターが発生し、医療現場、保健所、県庁では職員が日夜対策に従事していますが、報道等にありますように、体制崩壊の危機に直面しています。・・・本当に直面しています。
したがいまして、これ以上の感染拡大をどうしても防がないと、県民の命を守ることができません。
また、北アルプスの麓の飛騨地方では、まだ感染者が発生しておらず、賢明な対策を続けています。
 
このGWにすでに登山を計画されている方もあるかもしれませんが、記載にもありますように、安全な救助ができなくなる恐れや、怪我などされた場合は、医療現場に多大な負担をかけることになります。
そして何より、そういうことが起きた場合、現在自粛を余儀なくされている山小屋の皆さん、麓の旅館の皆さん、そのほか多くの関係者を裏切ることになりますし、今後かけるご迷惑は、計り知れないものがあります。
「自分は大丈夫だ・・」そうだと思います。そうかもしれませんが、そういうときにこそ、遭難事故は起こるのではないでしょうか。
私は、10年前、仲間3人をジャンダルムで救助中の防災ヘリ墜落で亡くしています。
その思いもあり、今回、ここに皆様へお願いを記載させていただきました。
私も登山が好きで、今年も北アルプスに登山をしたいと思っていますが、今は、三密を避けて自宅の裏山で我慢しているところです。
どうか岐阜県はじめ山岳地を有する各県へのご協力をよろしくお願いいたします。
コロナが終息しましたら、どうかどうか本県の山に登りに来てください。

関係サイトです










金華山

2020年04月24日 | 登山
今朝の中日新聞から
私は昨年29回金華山に登りましたが、3月22日を最後に諦めました。
登山道や山頂は狭いため、どうしても密集が発生するからです。
記事の内容からもロープウェイが休止されている状況で、なお多くの登山者が登っています。
岐阜公園や金華山は概ね岐阜市の管理下にあるようですが、入山禁止、入山禁止呼びかけなど、人を使ってでもGWを乗り切らないと、多くの皆さんの努力に水を差す事態になりかねないと思います。
記事の最後に山岳連盟理事長のコメントがあります。
本格的登山と軽い運動としてのハイキングを分けた上で「緊急事態宣言中は登山を自粛してほしい。ジョギングと同等の健康維持で裏山などに登る際は、風向きなどを考慮して社会的距離に注意を払い、感染対策に留意してほしい」と述べてみえます。
そういう意味では、金華山はハイキングであり、歩いて行ける方にとっては裏山であるわけですが、密集の恐れがある以上、行く事を諦めてもらうしかないです。
そして何らかの入山規制対策を行うことが必要と思われます。
私が行く裏山というか表山は、家から歩いて15分、全く有名でないため、人とも出会いません。
裏山以外の北アルプスなどの登山は、山小屋は既に営業自粛を決めた所もありますし、何より遭難などで医療に負担をかけるリスクもあり、行ってはいけないわけです。
私自身、昨年から登山を始めて今年は行きたい山だらけなんですが、前述のとおり金華山も諦めました。

ふるさとの山に向かひて言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな

収束するまでは、眺めるだけで感謝したいと思います。





公園駐車場

2020年04月22日 | インラインスケート
というか、緊急事態宣言出た時点で駐車場は閉鎖だし、現状、長良川公園高橋尚子ロードは昨日も子供達で密集しているという投稿もあり、
各自治体は、タクシー会社に委託して車にスピーカー付けて注意喚起をするとか、委託して呼びかける人員を配置するとか、コロナ対策&経済対策をやれば良いのにと思う。その仕事委託先はイベント会社だろうに。
新聞見ない、ネット見ない、ニュース見ない、そういう方は相当いるはず。
守るべき子供を密集させてはいけない。

※今朝の中日新聞の報道です。
注意喚起の趣旨で貼り付けました。
参考
長良公園→岐阜市長良
長良川公園→岐阜市長良桃林 高橋尚子ロード





「本田よの」さんと「さくら道国際ネイチャーラン」

2020年04月21日 | マラソン
今年27回目のさくら道国際ネイチャーランの長い歴史の中で、「よのさん」はいつから大和町のエイドに立たれるようになったのでしょうか。
 
第一回大会、「よのさん」は自宅近くのコースで声を張り上げ応援していました。
当時は60人程度のエントリー。
ランナーに自衛隊の車が伴走していたようです。
実は「よのさん」自身はランナーではありません。
息子のIsao Hondaさんがランナーであったことから、いつしかランナーを応援することが人生の楽しみとなっていました。
この時「よのさん」は72歳でした。十分ご高齢でいらしたわけです。
そして、第2回大会から、エイドステーションが設置され。本田さんが担当する大和町のエイドに、それから四半世紀25年間、ランナーを温かく迎え、そして時には厳しく声をかけ送り出してきたのです。
この大和町のエイドがいつから「本田よの のおふくろエイド」という名称になったのかについては、本田さんは正確に覚えていなかったのですが10回目くらいではないだろうかと話されていました。
ここ10年くらい前までは、ほぼ全選手のお迎えができていたのですが、高齢により足腰が弱くなられたことから、体調にも考慮し徐々に時間は短くなり、昨年の大会では2時間程度しか従事できませんでした。
それでも「よのさん」のランナーを迎える明るい声は、おふくろエイドに響き、地元、大和中の生徒たちとの交流も続いていました。
また、大会翌日、月曜日に開催されている表彰式にも出席されていました。
昨年は体調を考慮して欠席となりましたが、2018年の第25回まで皆勤賞でした。
 「よのさん」は完走ランナーの各テーブルを一つ一つ回り、祝福の声を掛けられ、またランナーも表彰式の「よのさん」に会うことが楽しみでもあり、完走後の欠かせないセレモニーであったということをお聞きしています。 
  
「よのさん」は昨年の大会後の夏過ぎに、ご自宅で転倒され、腰を骨折されたことから、寝たきりとなられ、98歳と8ヶ月で天国に旅立たれました。
 
「本田よの」さんにとって「さくら道国際ネイチャーラン」は、一年に一度、日本全国・世界から集まる家族に会うための大切で、貴重な時間だったのだと思います。
そして、「さくら道国際ネイチャーラン」にとって「本田よの」さんは、ランナーとエイド、ランナーとボランティア、そしてランナーとランナーをつなぐための、とても大切な人だったのだと思います。
 
本田よのさん 長い間本当にありがとうございました。
 
最後に 
この記事を読んでいただいた「さくら道国際ネイチャーラン」に関わる皆さんの中で、「よのさん」への思い出や写真などを、この記事のコメント欄、または私へメッセンジャーでお送りいただけないでしょうか。
私から責任をもって、本田勲さん、長年一緒に従事した本田さんのお兄さんご家族にお送りしたいと思います。
 よろしくお願いいたします。
#さくら道
#本田よの























本田よの さん逝く

2020年04月21日 | マラソン
さくら道国際ネイチャーラン
郡上市大和町「本田よの のおふくろエイド」
「本田よの」さんが今月2日にご逝去されました。
享年98歳でした。
 
「本田よの」さんは、25年間、四半世紀の長きにわたり、さくら道国際ネイチャーランの大和町のエイドに従事されました。
いつしか、さくら道のエイドの顔となった「よのさん」
「よのさん」にとってさくら道のランナーは皆、息子や娘でした。
名城公園から100キロの道のりを走ってきたランナーが「おばぁちゃん元気やった!」「よ~頑張って来た!」と握手をし、そして抱擁する。
どれだけのランナーが励まされ、そして「よのさん」に会うために頑張ってきたことでしょうか。
この風景が昨年2019年で最後となってしまいました。
 「よのさん」がいない今年の大会は中止となってしまいましたが、「よのさん」の、さくら道国際ネイチャーランと大会に関わる全ての皆様への想いは、この先もずっと走り続けていくことでしょう。
 
多くのさくら道ランナー、地元の皆さん、そしてご家族に愛された「よのさん」。
本当に長い間ありがとうございました。
どうか安らかにお眠りください。
 
※ この度のご訃報の皆さんへのお知らせは、ご家族が新型コロナウイルスの関係や2020大会の中止のことも考慮され、大会予定日終了後の本日となりました。
私は、息子さんのIsao Hondaさんとの長い付き合いの中で、「よのさん」とはさくら道だけではなく多くのマラソン大会で一緒にボランティアに従事し、可愛がっていただいた経緯もあり、このご報告を書かせていただきました。
写真は昨年最後にエイドに従事された時のよのさんです。
#さくら道
#本田よの