LSD

InlineSkate and FC GIFU and Run

尚子ロード大会終了その1

2005年05月30日 | インラインスケート
昨日尚子ロード大会が無事終了しました。
今回のエントリー総数は過去最高の138名・・いろんなレースがありました。
雰囲気はもうミニ「長良川大会」という感じでした。
時間が無い中でも皆さんとお話しすることができました。
「春のこの大会と秋の長良川大会を目標に頑張っている」、「レース参加が面白い」、「みんなと会えるのが楽しい」・・・・
掲示板にも数々の書き込みをいただいております。本当にありがとうございました。スタッフ一同皆さんのお言葉で頑張ることができます。
さて、全員のリザルトにつきましては既にアップされていますが、各レースの感想などを思いつくまま書かせてください。
まずは、自分のレースの反省です。
シニアエキスパートは事前の予想では、スローペースなら高山選手の有利となり、ハイペースなら長良レーシングとみてましたが、そのとおりとなりました。僕自身はストレッチとウォーミングアップの時間がなかったので、スタート前には2周は後ろに付かせてもらうことを考えていました。・・・この時点で勝敗は決していたと思います。
ヒゲさんの果敢な引っぱりに反応もできず、もちろん高山選手のスピードアップにも反応できず、気力なく終わってしまいました。最後には河野さんにも抜かれ、以前でしたらやけくそもありましたが、それをする集中力すらありませんでした。そんな感じです。・・また頑張ります。
エキスパートクラスは、カザックスの飛び出しが1周回目から始まりました。・・実は後から風巻さんに確認すると、カザックスとして飛び出したのではなく、1周目折り返しの時点でハイペースに息が上がっている選手が多かったので、折り返し後ペースをあげたところ、結果として宇田川選手と丸山選手の二人のみがついてきた・・・というのが本当のようです。
このカザックスの飛び出しは、残り2周回で大翼さんがアタックをかけるまで続きました。エキスパートは3時頃だったかと思いますが、相当風が吹いていまして、さすがの風巻さんでもずーっと一人旅は辛いということで、6周回まではパックを選ばれたということのようです。
その3人を追う第2パックも、最終的には宮下選手、白井選手、大嶽選手の3人となり、相生選手は苦労の一人旅、それに続いて野村選手、山下選手、稲葉選手がパックを組んで追いかけていたと思います。そのうしろに清水選手と加藤選手が最後は一人旅となりました。この11名が最終的にゴールすることができたわけです。それで、結果としては丸山選手が2位を大きく(26秒)引き離し圧倒的な強さを見せました。土曜日に丸山選手とお話しをしたんですが「練習あまりしてません?!」ということでしたので、もう貫禄勝ちというしかありません。全日本などを都合により欠場されてますが、女性の日本NO1に最も近いスケーターではないでしょうか。宇田川選手は、体調が思わしくない中でのレースでした。その宇田川選手を第2パックから1人とらえたのが宮下選手です。残り2周回でカザックスのパックがばらけるまで、後方で宮下選手と白井選手が先頭交代しながら追いかけたと聞いています。宮下選手は今回初めてローラーブレードのオール100ブーツを使用しましたが、まだ数回しか履いていない状況でこの結果は見事です。職場環境が変わり練習不足の中でここまでもってきたところに宮下選手のすごさがあります。
その3人に続いて4位に入った白井選手も「見事」です。渡良瀬の転倒で披露できなかった長良レーシングの秘密兵器が、この大会で初めてベールを脱ぎました。昨年からの風巻さんの指導で急激に成長したのがこの白井選手です。実はこの秋からはシニアエイジなので、年齢的な面でも「あっぱれ」ではないでしょうか。大嶽選手もアジア大会から休み無しでこの大会に臨んでいる中では納得の滑りだったのではないでしょうか。でも、来年は丸山さんとの勝負を期待しています。
相生選手は超低空姿勢を保ったまま20キロを一人旅でそのまま終えてしまうわけですから、パックにさえ入れば入賞争いに絡んでいたのではないかと思います。そして、驚きは風巻草太さんが「敢闘賞」に選出した野村選手の滑りです。並み居る強豪を抑えての7位という結果はこちらも「見事」の言葉しかありません。今回の「伏兵」は野村選手だったということですね。続いて8位の山下選手はいつもながら淡々と滑り続けているという感じでした、そして9位の稲葉選手は最近やや練習不足の中でしたので、それでも41分で戻ってきたのは、今後さらに速くなる予感がします。10位の清水選手は最近は長良に住んでいるのではないかというくらい練習してましたので、この結果は当然だと思います。今回初のエキスパート挑戦でしたから、まずはさい先良いスタートを切ったと思います。
11位の加藤選手は本来はもっと上位に顔を出すわけですが、今回は滑り込みが不足しているという状況とお聞きしてましたので、やむを得ない結果だったのではなかったでしょうか。
今回は25名の選手がスタートし、残念ながら12名の選手はゴールできませんでしたが、普段はなかなか体験できない日本のトップとのレースは必ず次につながる経験になったのではないかと思います。
最後に、ゲストの風巻さんの滑りですが最後2周回ロケットは、いつもながらため息が出ました。
その2に続く























晴れ

2005年05月26日 | インラインスケート
hare
大会開催前にこれを書いちゃうと、何となくまた雨になっちゃうかもしれないので心配なのですが・・でも書いてしまいます。
29日、降水確率30%になりました。やれそうです。
毎度の事ながら、今回は「もうダメ」かと思いました。週間予報が出てからずーっと雨の予報でしたからね。
それが、昨日、祈りのメールを書いたら「曇り時々晴れ」に変わったんです。
昨年のこの大会では、当日発表でさえ降水確率70%超・・だったのに晴れて開催にこぎつけました。
そこまですごくはないですけど、今回もかなり神がかり的な予報変更でした。
ここ数年「晴れ男」と呼ばれてますけど、ほんと信じてもいいのかなと、思ってしまいます。
インラインの場合、何が心配かと言えば雨です。
他の大会関係者の皆様、私をスタッフとしてお迎えいただければ「晴れます」・・いかがでしょうか。(笑)

29日は、いつもお世話になっている神奈川のmasaさんが事務局を担当する、第7回彩湖道満カップが開催されます。
埼玉はもっと快晴のようです。お互い一安心・・・






勝手に大会予想

2005年05月24日 | インラインスケート
29日の尚子ロード大会、予報は曇り一時雨・・・毎年毎年、同じ心配。何とかしてほしい。昨年のように降水確率を完全に逆転してやるつもりである。
さて、大会出走者リストは協会掲示板のNO1998に発表しておりますが、ここで勝手に競技予想をさせてください。
事務局員ではありますが、ここから下は1人のスケートファンとして書きますので、その点よろしくお願いします。
子供達の部は、予想は必要なし・・・みんな頑張れ!
オープン男子は、上田選手が当然ながら抜け出ている。今年の渡良瀬10キロでもしぶとく2位に入るなど、相変わらずの試合巧者である。次に来るのが昨年の長良川オープン1位の大石選手か・・先日の練習会でも4輪でありながら5輪集団と同じスピードで対応していた。本来であれば長良川オープンエキスパート3位の本田選手と予想したいが、練習不足は避けられず、10キロの距離が不安材料である。続いては長良川オープン2位の伊藤選手と続く・・が、ダークホースは草野選手である。最近バイクトレーニングを十二分に積んでおり、体力に関して言えば上位を十分伺える。
オープン女子は伊藤選手で決まりか。4名という少ない参加選手の中、記録を狙うレースをしてほしい。オープンシニア男子は、オープンの草野選手と一緒にバイクトレーニングを積んでいる藤本選手を中心とした争いになりそう。体力的には藤本選手が有利と見る。そこに続くのが、長良川2位の岡沢選手と3位の浅井選手と予想。大橋選手はクラス中最高齢となるが、上位に食い込む実力を持っている。シニアはダークホースが必ず現れるクラスであり、楽しみである。
スーパーシニアは、もう順位とかタイムとか・・そんなこと何も言えないです。敬服致します。
エキスパート女子は4名がエントリー。山下選手、木下選手、北村選手と続くか・・・。初のカテゴリーであり、女子エキスパートとして初代チャンピオン誕生である。
シニアエキスパートは、昨年の長良川上位3人のほか、一昨年1位の高山選手、過去優勝経験のある門川選手・・・国内の有名どころおっさんスケーターが集結した。序盤から高速レースになれば体力勝負となり地元勢有利と見るが、遅いレース展開の場合は、スプリント力で抜けている高山選手、鶴田選手が有利となる。昨年は内記選手が3周目から独走となったが今年はどのようなレースになるのか。相変わらず巧者の田中選手、河野選手・・誰が勝ってもおかしくないメンバーである。
エキスパートクラスは、ゲストの風巻選手が高速で突っ走った場合、レース展開が大きく変わってくる。無理に付いていくことで、体力的に消耗する選手が続出しそうだ。したがって、おそらく一昨年の長良川カップの時のように風巻選手が1人独走し、一般選手はそれにかまわず(笑)パックを形成することになるだろう。レーススピードをコントロールするのは、やはり宮下選手か。ここのところ練習不足のようであるが、それでも先頭を引くと思われる。そこから抜け出るのが、長良川優勝の宇田川選手、同2位の相生選手、渡良瀬3位の加藤選手になるであろうか・・・。そこに割って入るのが、体力十分の山下選手と白井(利)選手か。白井選手は渡良瀬転倒の借りをこのレースで返そうと猛練習を積んでいる。
その男性陣の中に、きっちり入り込んでくるのが丸山、大嶽の両女性選手である。20キロという中距離を日本の男性女性のトップクラスが一緒に滑るというケースは今回が初めてではないだろうか。興味がつきない。
番外としては、小学生が1人エキスパートにチャレンジする。岐阜の子安選手だ。先日のワークショップではただ1人風巻兄弟からフォームの完成度を絶賛されていた。先日の合同練習会でも、大人顔負け・・・余裕で20キロをこなしていた。
どこまで大人に食い込んでくるか楽しみである。
今回、安全確保のためやむを得ず最終周回に入る段階で1周回の差がある場合はオミットとなる。完走するだけでも十分価値あるレースではないだろうか。
このようなレースを長良で開催できることが本当に感激である。















参加断念

2005年05月22日 | インラインスケート
 bouts1
6月の日ロ連ロード大会(木島平村)、7月の富士登山競争・・断念しました。
 理由は、いろいろあるんですが、仕事の関係が一番大きいです。
 4月に転勤して、慣れない職場になったのですが、今月に入って2人しかいない部下の1人が急病で長期病休になってしまい、現在ほぼ2人分の仕事をこなしています(泣)
残業と通勤時間往復2時間がプラスされ、平日はほとんど練習する時間が取れなくなってしまいました。・・それでも、夜中にジョギングはしてますが。普通だったら、それでも頑張って・・って話になるんですが、頑張りすぎるとストレスがたまって全てがイヤになりそうなので、今回の決断をしました。富士登山競争は完走率50%以下の過酷なレースで、絶対に完走したいし、中途半端で棄権するようなことは避けたかったです。
まぁ、これも言い訳かな~。
木島平は、昨年から実力がどの程度上がったかを見るのに良いレースだったんですが・・。・・雨の中で新型ヴァイパー濡らすのはイヤだし(笑)、
尚子ロードが終われば、当分大会準備からは開放されますので、子供を連れてキャンプにでも行きたいなと思ってます。
でも、基礎練習は続けますよ。


尚子ロード大会

2005年05月21日 | インラインスケート
あ~それにしても、こう残業が続いていますと、ブログの更新が滞ってしまいます(泣)
ブログよりも大事なことは、尚子ロード大会の準備です。
その尚子ロード大会は、138名の申し込みをいただきました。昨年は110名でしたので、前年比125%!!
本当にありがとうございました。
一番多いクラスはエキスパートの23名ですが、幅の狭い尚子ロードに20名を超えるスキンスーツ軍団が滑走するシーンは想像するだけでも思わず笑みがこぼれます。
参加者リストは準備できしだい公開したいと思ってますが、この23名の皆さんの中には日本を代表するスケーターが女性を含めて5名入っています。この5名を中心に主に東海から関西にかけてのスピードスケーターが入賞を狙って滑るわけです。昨年の優勝タイム38分39秒(小川大介・T・エスタディオ)1周回(2.5キロ)あたりのラップタイムは4分49秒となりますので、このタイムが目標となります。確か昨年の1周目は4分40秒切って回ってきたかと記憶してますが、折り返しコースを考慮すれば、なかなかよいタイムではないでしょうか。今年は、昨年の記録を破って誰が優勝するか!もう目が離せません。
 また、私のカテゴリーでもあるシニアエキスパートも12名のエントリーとなってまして、東海から関西の主要なシニアスケーターはほぼ全員が入っています。また、今回は関東から某有名スケーターがエントリーしていますので、ひょっとしたら昨年の長良川よりも盛り上がってしまうかもしれません。(笑)
 そして、今回の大会の目玉はこのロードではなくて、100タイムトライアルになるような予感です。
 さて、記録は何秒が総合ラップとなるでしょうか。
 アイススピードスケートでも9秒台はなかなか出ませんので、9秒台というのはやはり難しいのではないかと思っています。希望としては10秒台の前半が出ないか・・・ですね。
 スタートからスケーティングに移るまでのタイミング・・腕ふり、ピッチ、そして何より気合い。
 また、チョット気になるのが、スピードスケーターの中に某プロアグレッシブスケーターがエントリーしていることです。ダッシュを見ている限り、あなどれません。初めての競技だけに何が起きるかわからないというのが正直なところです。
ウイールと路面との相性がそのまま結果にもつながりそうだし、こりゃ参加する選手はしばらく憂鬱になるんじゃないでしょうか(笑)
 このような尚子ロード大会ですが、今年、何故こんなに選手が増加したのかということですか、いろんな要因が考えられます。
 その中で間違いなく言えることは「昨年からのワークショップの積み重ね」にあるということです。
 昨年秋に風巻大翼さんををお迎えし、その後先月の合宿型ワークショップまで、延べ5日間をKazaxさんとのコラボにより開催しましたが、その中でスケーターは何をつかんだかと言いますと、もちろん技術的なことや理論的なことは学びましたが、何より得たものは「自分で考える、考えて滑る」ということです。・・・いろんなスケーターのブログを見ますと、そんなことが見て取れます。(僕もそうですが・・)
 そういったスケーターが、さらにどん欲に速くなることを追求する結果が、今回の140名弱のスケーターにつながったと思っています。以心伝心で、ワークショップを受けていないスケーターにまで、そんな気持ちが伝わっているような・・そんな感じが最近の尚子ロードの週末の風景にあります。
 今まで日本のスピード界の構図は、一部の連盟に登録されている選手をのぞいて、指導者不在の状況が続き、その結果、本来ピラミッド型であるべき競技者の構成が、ヒョウタン型(真ん中よりもやや上がくびれて細くなっている)のような形になっていたと思われます。その結果、そのくびれが障害となり、選手の底上げができないばかりか、底辺すらおぼつかない状態になっていた。・・のではないでしょうか。
そこの、くびれを太くしてきれいなピラミッド型にしていく力を持っているのが、我々市民スケーターであり、そのきっかけを与えてくれたのが、昨年からのワークショップだったのではないかということです。
ただ、これもほんの始まったばかりの動きであり、以前にも書きましたが、この「指導者不足」は何ともしがたいものがあります。
先日のアジア大会・・代表選手は厳しい環境の中、持てる力を出し切られたと思いますが、その結果は益々アジアから置いて行かれている日本・・が明確となってしまいました。
僕らが頑張れば、日本代表は速くなる。
頑張りましょう。








今週は疲れた

2005年05月14日 | インラインスケート
今週は、12日(火)と今日の2日間、可児市で開催されている「花フェスタ2005ぎふ」の仕事でした。
このイベントは、6月12日までで、愛・地球博と重なっていることから、果たしてお客さんは来るのだろうか・・・という不安もありましたが、始まってみれば「人・人・人」。万博のような待ち時間何時間というようなイベントではありませんが、今日も2万人くらいはお越しいただいたようです。
「お客さんが来てくれるのだろうか・・・」と書きましたが、実はこういったイベントは、前売りがどれだけ出るかで、成功か失敗かが開会前にわかってしまいます。その点では、両者ともまったく問題ないということでした。
そんな花フェスタですが、今日の仕事は朝9時から夕方5時までほぼ立ちっぱなし。(泣)
走ったり動いたりするのならまだ我慢できるのですが、ほとんど定位置のため足はむくむは、腰は痛くなるは・・疲労度はスケートで100キロ滑った後くらいの感覚でした。
今週は、花フェスタ以外の日は毎日残業で、帰宅はいつも10時か11時。残業10時までやって1時間運転して帰ってくるのは辛い辛い。しばらくはこんな生活が続きそうで、尚子ロード大会の準備もやばくなってきました。・・(泣)
その尚子ロード大会ですが、今日現在で91名のエントリーをいただきました!ですから、ヤバイなんてもう言ってられません。今日は、スタッフのクワマンといさ2で、光電管計測機のチェックを終了しました。千分の1秒計測バッチリです。
今回の大会は、ロードよりも100トライアルの方が盛り上がるような・・そんな気がします。






女子選手頑張れ

2005年05月13日 | インラインスケート
 今日は女性スケーターのことについて少しだけ書きます。このことはいずれゆっくり書きたいと思ってます。
 申し込み終了まで1週間を切った29日の尚子ロード大会のエントリーですが、女子エキスパート2、女子オープンは1名、シニア女子は「0」という状況です。
 このように、秋の長良川大会をのぞいて岐阜県協会が主催する大会では、常に女性参加者が少ないという問題があります。・・・これは当協会だけの問題ではなく、日ロ連の大会でも女性参加者の少なさというのは同じなのです。

 インラインだけでなく女性競技者が少ないというのは、どのスポーツでも同じ傾向にあるようです。
 理由は何があるんでしょうか。・・・
 結婚後の家庭環境・・あるでしょう。男性と違い無理なことは避けるという女性特有の生理的なこと・・あるでしょう。
 気になる新聞記事がありました。8日付け中日新聞「レスリング」の記事です。
 アテネで盛り上がった女子レスリンクですが、全日本女子連盟への登録者は3月末でわずか174人。未登録区域が20県もあるというのです。オリンピック種目である競技でもこのような状況なのです。レスリングという格闘技系のスポーツという特殊性を考慮しても、いかにも少ないという感じです。
さらに、インラインを考えますと174人という数字にははるか及ばないでしょう・・・
それほど、インラインはまだまだ普及していないのです。
インラインの場合、競技やっていない層は多いと思われるかも知れませんが、底辺が厚ければおのずとトップも多くなるはずですから、それも違うような気がします。
最近、足で走るマラソン大会でも女性参加者が激減しているような気がします・・・以前より女性ランナーを追いかけて走ることが少なくなりましたからね・・・
女性スケーターをいかに増加させるか。!?
みんなで対策を考えましょう。
今日の所は問題提起です。




 



日本スポーツ仲裁機構

2005年05月08日 | インラインスケート
日本スポーツ仲裁機構が5月6日、日本ローラースケート連盟に対して、あるフィギュア選手が申し立てた「第11回アジアローラースケート選手権のフィギュア競技日本代表の明確な選考基準に従って選考をやり直せ。」などについて、 申し立てを却下した。
詳しくは、機構のHPを見ていただくとしまして・・・
私は、連盟に登録をした選手ではないので、意見を言える立場にないが、気になるところは次の部分です。
(抜粋)
日本スポーツ仲裁機構におけるスポーツ仲裁は、競技団体の決定が取り消される場合に関する上記の先例基準に顕れているように、代表選考等における競技団体の選考基準の透明性・公平性を高め、選考手続の公正さを担保するために設けられたものである。そして、その背景には、国際競技等に日本を代表して出場する選手の選考にあたって、現代においては、各競技団体は大きな責任を負っており、また、その選考基準や選考過程に外部からみて不明な点があれば、これにつき十分な説明を行う責任を負わなくてはならないという倫理意識がある。しかし、大型連休中に行われた緊急仲裁であったという点を割り引いたとしても、被申立人(連盟)の一連の行動が、そのような倫理意識に合致するものであると言うことはできない。

そして最終的に・・(抜粋)
すなわち、仲裁条項に代わる競技団体規則が存在しなかったことを根拠に、本件仲裁申立てを却下するという結論に至らざるを得ない。

と締めくくっている。
いずれにしても、こういった問題が今後起きないことを願います。







なぜか人が少なかった

2005年05月08日 | インラインスケート
 今日7日(正確には昨日)、午後2時に尚子ロードへ練習に行きました。
 GW中なので、駐車場は満車・・・かと思えば、ガラガラ。何でだ~。ま、いつもリンクに鎮座するボード軍団もいないし、思いっきり練習してやろうと思っていたところ・・見慣れたキャンピングカーもどきのタウンエースが既にいた!
S水君いました。というかどうもGW中は尚子ロードに住んでいるらしい?
 で、S水君とその後現れたS賀ファミリーとフォームチェック&基礎トレです。いやがるS水君には無理矢理やらせます。(笑)
 その後、クロケンさんも加わり1周回5分20秒~6分で10往復程度交替しながらパック練習しました。
 今日は、いつもの100ミリから久しぶりに84(バイパー88に装着)にフレームを変えてみたのですが、1輪増えるだけで路面をとらえる感覚を取り戻すことができました。僕にとっては、100は悪路やロングにはいいのですが、まだ乗りこなせてないようです。(泣)
尚子ロードでは僕のピッチが短く性能を引き出せていない感がありましたので、29日の大会に向けては良い実験となりました。
ま、その日の体調、気分、天候、ウィール、諸々が影響してますので、明日になったらまた100に戻してたりしてね。そんなもんです。 



もっと練習したい

2005年05月05日 | インラインスケート
少々愚痴になるのだが、インラインの練習をもっとしたいと常々思っている。
でも、家族からクレームが出ることが多く、なかなかうまくいかない。
こういう場合「家族をインラインに巻き込んだらいい」という、ありがたいアドバイスをいただくわけだが、自分として競技を続けている限り、自分もやり、しかも子供の面倒を見るということが私にはできない。ましてや、家内にやらせるということはもっとできない。強制されてやるスポーツほどイヤなものはない。一応、家族全員ブーツがありたまにはやるのだが、必ず出るのが「なぜ、家族をほかって自分だけ滑っているの」というクレームである。
ここ5年ほど、日々協会の業務として帰宅後はほとんどの時間をパソコンに向かい、大会前の土曜日は準備のため家を空け、当日は丸一日いなくなる・・そういう生活が続いている。家族にすれば「自分だけ好き勝手にインラインをやっている」である。高校生の娘に限っては「お父さん頑張っとるね」だが、これもインラインに興味を示しているわけではない。
このGWもワークショップで2日間空けたことから、明日の蘇南の大会には行きたくても行けるような状況ではない。
家内に言わせれば「何でよその大会にまで、行かなきゃいけないの」・・ごもっとも。
インラインをはじめるまでやっていたバドミントンやマラソン(今もやっているが)は、平日の夜間でも十分練習時間を取ることができたのだが、インラインはなかなか平日に練習時間が取れない。
競技を止めれば、家族の面倒も見ながらスケートができるのであろうが、おそらく競技を止めることは当分なさそう。
そんなわけで、明日の大会のぞけませんが、エスタディオの皆さんご理解を・・・独身の皆さんは、今のうちに思いっきり練習すべし。



ヴァイパーNIKEモデル

2005年05月03日 | インラインスケート
bouts1
スピードワークショップの時にやってきましたヴァイパー。
5年以上ぶり(正確には覚えていない)のニューブーツです。
2005モデルを選んだ理由は、やはりSMT(スーパーモールディングテクノロジー)にあります。今まで使っていたフィロもカスタムで作り、もちろんヒートモールディングでしたが、どうしても「マメ」はできてしまいます。日々のトレーニングの過程で足が変わってくるのでしょう。ですから、何とか容易にブーツを矯正できたらと思ってました。そこに現れたのが2005モデルです。買ってしまいました・・・。
私はかなりの幅広の足のため、ストックブーツでは幅が不足しました。それでカスタムブーツにしましたが、幅さえ合うスケーターでしたらストックブーツでも「くるぶし」の部分の調整を行うことにより、カスタムブーツに変身します。
普通のドライヤーで矯正が可能ですから、夢のブーツと言っても良いでしょう。信じられませんが本当です。
ただ、炎天下でどうなるか・・・まだこのブーツは夏を経験してませんから(南半球では経験済)不明ですが、夏は路面にはほかっておけないかとは思います。もともと、僕は夏になると車の中ではクーラーBOXにブーツを収納してますから、それで大丈夫と思います。
そして、私が選んだカラーは写真のとおり、赤とシルバーのツートン。多分日本ではこの1足のみ、NIKEモデルです。(笑)
 カザックスHPでの赤は、派手目の感がありますが、現物はエンジっぽくて、どちらかと言えば落ち着いた「攻撃的」色彩です。・・私にピッタリ・・ではないかも。(笑)
でも、見る角度によって色が変わるブーツは、なかなかのものです。
ま、格好はさておき・・(でも、オヤジは格好から攻めます)
2日間履いてみた感想です。
まず第一に「軽い」「軽すぎ」!ということです。
僕はモゲマの100を付けてますが、ヴァイパーに付け替えたとたん、何かジョギングシューズでスケートをしているような、そんな感覚になりました。2005モデルを買った他のスケーターも、その軽さに驚きを隠せません。
次に「剛性が高い」ということです。くるぶしの部分は、どのブーツも固いですが、足の先端方向については、それほどではありません。でも、このヴァイパーは全てが硬いのです。これは、スケートブーツとして、絶対必要なことです。柔らかいと力が逃げてしまいます。その点、このヴァイパーは「足の力がダイレクトに路面をとらえる」という感じです。レース後半の勝負どころでのこの軽さと剛性は、間違いなく武器になります。もちろん操作性もかなりいい感じです。
まだ、2日目でしかもタイムアタックによる比較をしていないのですが・・・「軽い」・・これは間違いないです。
それから、カスタムは当たり前ですが、履いたその日に、すぐにでも実戦体制です。
今回、スナイパー88も用意しましたので、これとの組み合わせが大変楽しみです。
良いことだらけのヴァイパーですが、難点は「価格」でしょうか。・・でも、6年履くと仮定すれば、1年2万円。けっして高くありません。
 このブーツのデビューは5月29日の「高橋尚子ロード大会」になる予定です。








純粋に速くなりたい

2005年05月01日 | インラインスケート
shop1
毎回書いてますが、インラインスケート競技力が向上しない理由の一つに、指導者不足があげられます。
世界では間もなくオリンピック種目になろうかというのに、日本で本当の意味でスピード競技を指導できる人は、果たして何人いるでしょうか。
組織的な指導者育成が実施されていないことと、学校スポーツとして取り上げられない競技であることから、さらに指導者不足に拍車がかかります。
この東海地区も例外ではなく、指導者として活動している人は片手でも余ってしまうほどです。チームとして競技に取り組んでいる愛知のエスタディオ(旧蘇南クラブ)ですら、指導方法に常に頭を悩ませながら活動しているというのが実態です。
このような環境の中でも、幸いなことに東海地区ではスピード競技に取り組んでいるスケーターが年々増加してきています。「どうやったら速くなれるのか」・・・悶々
それが昨年からの、風巻さんワークショップ開催の運びとなり、それがまたこの地区のスピード熱を高めこのワークショップにつながりました。
さて、今回の内容ですが、1日目はほとんどスケートを履かない基礎練習です。
いつものとおり鼻・膝・つまさきに神経をとがらせます。もちろんこのフォームチェックが初めてというスケーターが多くいます。フォームチェックだけなのに汗が滝のように流れてきます。アウトエッジにいかに乗り、それをインエッジへとパワーロスしないでいかにつなげるか・・そのフォームチェック。あっという間に1日目が終了。
夜は風巻さんが参戦した全日本大会のビデオ鑑賞です。全日本のレースを見たことがないスケーターはおそらく半数以上だったかと思います。300トライアルの迫力にビックリしたスケーターも多かったのではないかと思います。もちろん最後には就寝前のフォームチェック。・・フォームチェックだけで1日くらい過ごせそうです。
2日目は、最初からブーツを履いての講習です。まずはプッシュ練習です。地面を蹴るのではなく「押す」感覚の習得です。左回りの場合左足はアウトエッジに乗せ、右足で長くジワーっと押します。全体的に言えるのが、腰高と、アウトエッジに乗れないこと。・・・これができないと、次のクロスにつながりません。
そのクロスです。プッシュ練習時のアウトエッジの左足を今度はジワーっと右側にプッシュしていきます・・このときにしっかり左足に乗れないとプッシュが不足するばかりか、不安定さをカバーしようと、右足をバタバタっとクロスさせることになってしまいます。午後は、ロードのドラフティング練習から始まりました。(写真)
クラスごとに分けて、最初は前の人の腰に手を当て、電車ごっこです。そんなことでも足が合わない・・。徐々にスピードも上げ、前の人のバックハンドにあごが付く意識で、足の動きを合わせていきます。ココまで意識してパック練習したのは、ほとんどのスケーターが初めてだったのではないでしょうか。今までのドラフティングは何たったの?そんな感じです。
最後に、スタート練習です。1000分の1を競うタイムトライアルでは、スタートが全てとなります。ウイールを回さないで歩きからダッシュにつなげる練習を続けます。
これで、あっという間に2日間のワークショップが終了です。
さて、この2日間でスケーターに何が起こったか・・
 信じてもらえないかもしれませんが、歴然と滑りが変わったスケーターが数多くいました。特に、子供達です。顕著に現れたのが、クロスでの技術向上です。左足でのプッシュがしっかり決まるようになった子供達が美しいフォームで滑っていきます。もちろん大人のスケーターも、プッシュに意識した結果からクロスの技術が格段に向上したように思えました。今まで、進行方向内側に向かってスケーティングしていたスケーターがこの講習会でそれを矯正することができたようです。・・講習会が終わってからも、ずっと長い間クロス練習を続けているスケーター達がいました。
 
 いつものことながら風巻兄弟の指導は、各レベルこどに応じてわかりやすく、的確です。
風巻さんは子供達~日本のトップまで育てているわけですから当然なんですが、たった2日間という短い時間でも、今まで指導らしい指導を受けたことがないスケーターにとっては、衝撃であり、驚きであり、うれしさであり、インラインの奥深さを知ることができたのです。また、その血を受け継いだKazax和也君の指導もスケーターから「絶賛」です。講習会が終わってからも和也君にコメントを求める多くのスケーターがいました。

でも、ちょっと待ってください。風巻さん、まだ20代の選手としてこれから油が乗ってくるころです。ましてや和也君は十代。そんな日本の大事なスケーターにお願いしなければ、こういったワークショップが開催できない。
 日本のインラインの現状がここに凝縮されています。(泣)
 
 帰り際、風巻さんと和也君から「岐阜に来ると我々が勉強になる」という言葉をいただきました。それは「速くなりたいというインラインスケーターの熱い気持ちが、痛いほどわかる。」ということだそうです。確かにそうです。今回参加したスケーターは経験が数ヶ月~10年超、フィットネスからスピードブーツまで幅広かったのですが、気持ちはただ一つ「純粋に速くなりたい」そして「スケートが大好き」ということなのです。
 この二日間、大げさですが、東海・西日本に新たなスピード競技の革命を起こしたと言ってもいいと思います。
 ワークショップ今後も続けていきます。
 参加された皆さんありがとうございました。
 Kazaxの皆さんありがとうございました。