LSD

InlineSkate and FC GIFU and Run

父親たちの星条旗

2006年11月11日 | 映画

今日はぐずついた天気だったので、ここのところの慌ただしさをやわらげるため                       「父親たちの星条旗」を見てきました。

太平洋戦争中、唯一、米軍の死傷者が日本を上回った激戦地「硫黄島」を舞台にした日米2部作の第一作目である。 リアリティある戦闘シーンは、闘いの恐ろしさを表現してあまりあるものであるが、見終わって感じたのは、日本を敵対視する視線で映画は作られておらず、映画の主体は、硫黄島終了後の3人の英雄の苦悩と葛藤でした。彼らを英雄として祭り上げ、国の政治に利用しようとした政府、英雄でありながら人種差別を受ける一人の兵士・・残された家族の悲しさ・・戦争は誰のためのものでもないということをテーマにした作品はこれまでいくつかありましたが、この作品はそれらとは趣を異にしていると思います。              12月公開の、日本から見た「硫黄島からの手紙」は、もちろん見る予定だ。


男たちの大和

2006年01月15日 | 映画
男たちの大和をようやく見てきました。 戦艦大和が沖縄特攻で轟沈するだけを映像化した映画なら、単に大和を祭り上げるだけの映画になってしまうところでしたが、家族を守る男たちの苦悩と、ひたすら待つ家族・・その家族すら死んでしまう戦争の愚かさをよく描いています。 家内は戦争映画は見たくないと言ってましたが、見終わった後は「見て良かった」と言ってました。 実物大のセットでの戦闘シーンは、やはりCGだけのものとは異なって、さらにリアリティがあったと思います。 ただ、実際の艦船での戦闘は、もっとむごい物だと思います。・・・ 一昨年亡くなった叔父が戦争中、重巡洋艦「青葉」に乗っていたこともあって、泣けました。・・・