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位山から川上岳縦走

2021年10月24日 | 登山
今日は位山モンデウススキー場~川上岳のピストン縦走に行ってきました。
ここは、私の故郷、大切な山です。
 
毎年この時期に行ってて、今年で3年連続です。
今年はヤマップ仲間のトレイルランナーY君と一緒に。
年齢は一回り以上若いタフな方なので、足手まといにならないようにということでしたが、
実は彼は足首や足のケガで様子見。私も先月のぎっくり腰が完全には治っていなくて、前週同様コルセットをしてのボロボロコンビのスタートでした。
なので、トレイルランナーとトレイルランナーモドキのペアでしたが、最後までランは一切入らないという早歩き登山となりました
^ ^
朝6時過ぎに出発。高山市内通過中は「これ雲がやや高いから雲海にはならんかもね~」と話していたのですが・・・
モンデウスの朝は気温0度。予想よりは下がってなかったですが、風がないのが幸い。
6時過ぎに出発してスキー場の終点に到着するころには朝日が差し込み、下を見ると雲海が・・・もうすごい雲海です。
北アルプスまでつながっています。
薬師から御嶽まで一望です。毎年見ている景色ですが、ハイテンションで騒いでいる私を見てY君が「毎回見てるのにここまで感動するウルトラスケートさんに感動」というお言葉をいただきました😅
写真ではなかなか伝わらないのですが、本当に北アルプスまでが海に見えました。
写真撮りまくりで時間をロスしたので、気合入れなおしで登山再開です。
ここから位山山頂までは、眺望がほとんどない樹林帯を緩やかに登っていきますが、今年はいつもよりも登山道がぬかるみだらけ。
これまで何回も登っていますが、ここまでひどかったのは初めてでした。
元々山頂付近は湿地帯にはなっていますが、一昨日の雨の影響だけにしてはちょっとひどい状態でした。
巨石群を眺めつつ、まずは天の岩戸の水無神社の奥の宮に、今日の安全登山や諸々をお願いしました。
山頂展望台は予想はしてましたが白山をど~んと見ることができました。神の山から見る霊峰白山。これほどありがたいことはありません。
わずかな休憩時間の後、これからが今日のメイン。位山の山頂だけ経由して、天空の遊歩道に入りました。
名前がすごいので、ずいぶん期待されて来られる方も多いのですが、はっきり言いまして、そこまでの眺望やコース感はありません。
途中途中に素晴らしい景色はありますが、基本、アップダウンを繰り返す修行の7キロになります。
でも、川上岳の360度の眺望を眺めるための助走路として考えれば最高の縦走路ということになるでしょう。
とにかく、細かいピークの連続なのは記録を見ていただけばわかりますが、体力がない方にはかなり厳しいコースに感じますし、位山までと同様今年はぬかるみが多かったです。
気を付けていないとハマります・・
そして、山頂は360度の眺望です。北アルプス最北から、御嶽まで。白山もくっきりと見えます。
山頂には10人くらいの登山者がみえましたが、一様に感嘆の声でした。
ひとしきり写真撮影した後小休止。Y君は行動食の延長、私はカップヌードルを一瞬で食べて30分も滞在せず帰路に入りました。
帰りは記録だけ見ていると往路よりもそこまでの短縮になっていないのが?なんですが、休憩は位山の神水のところくらいで、ほとんど歩き通しで下山しました。
私は後半やはり腰が重くなってしまい、下りスピードに乗れなかったのですがY君はほとんど疲労もない感じでクリアとなりました。
でも、足やそのほかの身体へのダメージは私もさほどなくて、この3年間では一番楽な縦走となりました。
帰りは、麓の水無神社へお礼のお参りをして、臥龍温泉で汗を流して、足腰は冷水と温水を繰り返しやって疲れの軽減を図りました。
仕上げは田中陽希さんも川上、位山の後に立ち寄った「高砂」で中華そばを食し二人で「旨いよな~。たまらんな~」を繰り返し、締めとなりました。
今日は、終始風もなく、快晴で最高の一日だったと思います。
位山、タイミング合いましたらガイドいたしますよ



























































木曽駒ヶ岳から将棊頭山まで

2021年10月15日 | 登山
明日予定していた山行きを天候不順で泣く泣くキャンセル
山仲間が、ならば!今日行こう!

という事で、休んで無かった夏休みをようやくいただき、今日は木曽駒から将棊頭山までの縦走に行ってきました。
バスの並び40分、ロープウェイ30分で10時から行動開始。シーズン終盤とはいえ、平日は空いてる。
先ずは、木曽駒ヶ岳へ。
宝剣岳は帰りに時間があれば寄ることとしました。
今日は、とにかく一日中ピーカン!
雲は御嶽山に少しかかってたくらいで、北アルプス、南アルプス、富士山、もう全てが終日見えてました。こんな日は、そうそう無いと思います。
木曽駒ヶ岳から将棊頭山までは、コースタイム約2時間
往復4時間と見ると帰りのロープウェイ最終17時には間に合うか〜という所ですが、ハイテンションで、行くぜ〜 という感じでした。
二週連続のバスやロープウェイ使ってのインチキ登山のスタート。

しかし、まぁ、時々ありますが、目標地点とコースタイム見ると、どう考えても無理やろ!
というのが、今日の感じでした。
もちろん、無謀な行動はしませんが、16時までには戻る計算をしました。
途中、大正2年(1913)8月、伊那の中箕輪小学校の校長と生徒ら11人が学校登山で遭難死した事故「聖職の碑(いしぶみ)」の文字が刻まれ、新田次郎の同名の小説の舞台として知られる慰霊碑を通過。
以前、小説も読み映画も見てましたので、お参りさせていただきました。晴れてれば、今日のようになんてことない登山だったのが、天候の急変からの事故だったのです。

稜線はアップダウン繰り返しつつも、左手には常に御嶽山、乗鞍からの北アルプスがずっと見え、右手には南アルプスや富士山がずっと見えて最高の稜線でした。
将棊頭山からの戻りは、池を周るルートを選択しましたが、すれ違った人は1人!
時間との戦いと、月曜日に軽くギックリ腰やった腰の痛みと戦いながら、16時のロープウェイに乗車したのでした。
普通なら午後の遅い時間まで歩く事はしませんが、今日の天候ならばと歩きましたが、ずっととにかく快晴でした。
下山後は、温泉とローストビーフじゃなく、ローストホース重!
腰の痛みも疲れも無くなりました。
今日のような快晴の稜線ならば、どこまでも歩いていけそうな、とても充実した山行でした。



































立山

2021年10月09日 | 登山
今日、立山行ってきました。
今回、何よりも大変だったのは、ケーブルカーのチケット争奪戦
激混みシーズンに、さらにコロナ明けが重なり超大変
メンバーの1人が、何とか始発をゲットしてくれた事で滞在時間に余裕を持たせてくれました。

それで本当は別山も経由し、もう一回り外周を周る予定でしたが、途中からメンバーに疲労が見えた事と、帰りのバス時間を考慮して、今回の周回コースに変更しました。

午前中は、写真のように秋らしい最高のコンディション。
槍や笠も見えて、とても気持ち良かったです。
12時を回るとガスガスになってきましたが、完全に覆われることもなく、逆に暑さをしのげる感じで良かったかもです。
コース自体は岩場もありましたが、危険な場所もなくて、特にストレスもなかったですが、雄山だけは大渋滞にはまってしまい、イライラだったかもです。
私自身は、歩き方を常に気をつけた事もあり、心拍数も120を超える事なく、元気を残しての行程となりました。
今回、初の立山でしたが、その大きさと雄大さに感激しましたし、奥大日や剱岳など、室堂ベースに登れる山も見れましたし、とにかく充実した一日となりました。