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今年の長良川カップ

2006年01月14日 | インラインスケート

「1年に一度、インラインのお祭り」長良川カップ。平成17年の大会は「第11回」ということになっていますが、途中に「全国スポーツ&レクリエーション祭」として1回開催されていますので、実際は「12回」大会を開催してきたことになります。この大会は、実行委員会が主催となっています。実行委員会といいましても、実質的運営は「岐阜市市民体育室」の皆さんが行っていまして、GIAは運営委員として、競技規則などについて担当しているところです。そして、この大会の財布のほとんども「岐阜市」からの拠出金であり、1千万円以上の税金を投入していただいております。金額面もさることながら、大会の規模から言いましても、岐阜市のイベントの5本の指には必ず入ってくるのがこの「長良川カップ」なのです。

金額の話が出ましたので・・・・2004年大会の時にGIAがアンケート調査ではじき出した「参加者、応援者が岐阜市で使ってくれた金額」は、約1500万円と算出されまして、投下金額を上回っています。そんな長良川カップなのですが、このように自治体の予算が母体となっていますので、毎年「継続されるかどうか・・」がとても心配となってきます。私自身自治体の職員であり、行政における財政状況はよくわかっているので、なおさら心配になります。自治体の財政状況が厳しくなってきますと、まず削られるのが「文化事業」や「スポーツ事業」というのが常道であり、以前勤務していたサラマンカホールでは、予算獲得にずいぶん苦労した記憶があります。

それで、今年の長良川カップですが、正式に開催が決定するのは6月頃の実行委員会になるわけですが、今年も「予算要求」としては、もちろん「していただいている」ということです。3月の岐阜市議会で予算が正式決定するまではわかりませんし、今年は特に、今月岐阜市長選挙が控えています。

毎年、当たり前のように開催されている長良川カップですが、自治体としては厳しい財政事情の中で継続されているということを、我々スケーターは常に考えていなければなりません。インラインスケートに理解をしていただいている岐阜市に感謝することはもちろんです・・他のスポーツ競技のように、理解され、恵まれた環境の中であればこんなことは考えなくてもよいかもしれませんが、インラインスケートが置かれている環境を思うと、単なる自治体の大会ということではな「インラインスケート界」として、無くしてはならない大会であるということもです。

いずれにしましても、11月は長良川カップを予定しましょう。例年でいけば、11月5日になりそうです。


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