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InlineSkate and FC GIFU and Run

尚子ロード大会終了その2

2005年06月01日 | インラインスケート
オープン男子です。
このオープンクラスは、もともとは初心者の方が気軽に参加できるようカテゴリーを5輪と区分したのがきっかけであったが、長良の場合、回数を踏むにつれて完全に「4輪クラス」スピード競技として確立した。カーレースであれば、5輪が改造無制限で、4輪は高性能市販車クラスである。
インライン界で4輪カテゴリーがこここまで競技性をもって開催されるのは長良だけである。

さて、レースであるが、事前の予想は上田選手の勝利と見ていたが、結果はやはり圧勝であった。上田選手だから・・・とも言えるが、レースは何が起きるかわからないし、体調が悪ければ上田選手でも楽に勝てるレースではないと思う。
それでも貫禄勝ちしてしまう上田選手は「スゴイ」。まさにKINGーT!
終始トップを引っぱって圧勝だから、なおさらである。
今回、驚いたのは福岡から参加の次郎丸選手である。最終回に入る時点では2位をキープしていて最終的には本田選手に抜かれたものの3位に入賞した。何が驚いたかというと、な、なんと経験が1年もない・・半年だとか。フォーム的にはポジションが高くて、お世辞にも速く見えない(次郎丸さんゴメンなさい)。それなのに、長良に参戦する強豪相手に初レース3位という結果は、これはもう次郎丸選手のポテンシャルの高さが普通ではないということ。今年のオープンエキスパートクラスへの参戦が今から楽しみである。
2位に入賞した地元長良レーシングの本田選手は、ウインターシーズン明けからあまり練習ができていなかった。一番不安だったのが体力であった。だが、2位入賞である。しかも最終周回に入る時点では次郎丸選手とかなりの差があり、しかも体力的に辛そうな表情。・・・それが2番で戻ってきた。昨年のオープンエキスパート3位がまぐれではなかったことを証明したレースであった。
入賞を予想していた大石選手であるが、伏兵の次郎丸選手の出現により4位という結果であった。見ていて何となく元気が無かった。・・・練習では5輪組と同じ内容をこなしているだけに、次は上位に入ってくる。5位伊藤選手は超練習不足の中、ここまで持ってきたことはさすがである。体格的に恵まれた選手であり、この先練習を継続すればオープンクラスで常に上位を狙える選手である。7位の草野選手は事前予想では入賞と見ていたがこの結果となった。バイク練習での体力向上はあっても、やはりスケートに乗る時間が不足していたようである。8位の渡辺選手は、福井在住なのにいつも長良まで遠征しているスケーターである。今回の結果は本人にとって不本意かもしれないが、まだレース経験が不足しているので、この点をクリアすればもっと上位になるだろう。10位長良レーシングの国井選手は予想外の結果であった。いつもの力が出せれば一桁は楽勝であったと思う。
12位長良レーシング舩橋選手は10キロレース初経験であったが、無事完走。5輪スピードブーツも購入し、益々スピードにはまっているようだ。
秋の長良川大会では、カテゴリー中最も激戦となるのがこの男子オープンである。
この秋までに誰が一番練習して表彰台の中央に立つのか・・・・











コメント (4)
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